偽物の僕。

れん

文字の大きさ
上 下
11 / 33

11お祭り初デート2

しおりを挟む
「すげぇ、、思ったより広そう」

「本当だどこまであんるだろう?」

「めっちゃ奥まであるんじゃね!?」

「いこうぜ!」

「うん」

「あ、奏多、手、、」

「ん?あー良いんじゃね?別に、今時変じゃねーよ」
「それに俺、優希と手、繋いでたいし」
「優希はやだ?」

「ううん奏多がいいなら」
「僕も奏多と手、繋いでたいです、、」

「///」「///」


「な、なぁわたあめ食べようぜ!」






「あった綿飴屋!」
「一個500円だって!」

「すみません~2個下さい」
「はーい、2個で1000円です」

「ありがとうございましたー」



「あっちで食べよう」



「大丈夫か?」
「人多いけど」

「うん、、」

「まぁとりあえず綿飴食べようぜ」
「うん」

「うわぁ」
「ふわふわ」

「ここの綿飴すげぇでかい!」

「“いただきまーす”」

ふわっ

「ん、甘い」
「おいしい」

正直最近あんまり固形物を食べていなく食べ切れるか不安だったけどこれなら大丈夫そう

「優希綿飴好き?」

「うん!美味しい」

「良かった~」



「ごちそうさまでした!」

「どうする?花火大会までもう少し時間あるけど、人混み大丈夫そうか?」

「うん」
「大丈夫」

それから花火大会の時間になるまで少し歩いた。





「優希、俺ちょっとトイレ行きたいんだけど優希どうする?」

「行ってきていいよ!」
「僕トイレの前で待ってるね!」


「わかったじゃあ待っててな」

「はーい!いってらっしゃい」




「ふぅーお祭りってこんな人多いんだな」



〈優希じゃん

「優希ー」

「ん?誰だ?」

「優希何してるのこんなところで」

あ、クラスメイトたちだ
実を言うとあまり得意ではない

理由はいつもからかってくるから、、


「あ、もしかして一人~?」
「夏祭り一人で来るとか勇気あるねー笑」
「今日は奏多くんと来なかったのー?」
「いっつも一緒にいてさ何?ホモな訳?」
「きもー」


「いや、、」

「図星かなー?笑」

たすけて、、かなた

「話聞いてる?」
「無視してんじゃねーよ!」

「、、、、」

ぽたっ
泣いてしまった、、、

「あーー泣いちゃった?」

〈あー泣かしたぁーもうやめなってぇー笑笑


〈何してんの?

〈あ?

「あ、奏多じゃん!来てたんだぁ~」
「やっほー」

「、、お前らか、優希泣かせたのは?」

「違う違うってー」
「あ、もしかして二人できてた感じー?」
「じゃあ邪魔しても悪いしどっか行くわー」

「あ?待てお前ら!」


「くそっ」

「優希!大丈夫か?!」
「ごめん!一人にして、、」

「か なた?」
「ん?」
「ごめん、僕のせいで、、」
「僕と一緒にいるから奏多まで馬鹿にされた」

「優希のせいじゃないし、そんなこと気にしてないよ」

「俺の方こそごめんな、」

「ううん奏多は悪くないよ、」

「大丈夫か?」

「うん」

「ごめんねせっかくお祭り来たのに、、」
「大丈夫!優希と来れただけで嬉しいよ」
「、、ありがとう奏多」

それから少し休みながら長い屋台を見て回った。

「お、もうこんな時間だ、19時から花火始まるからもういこう!」

「うん!」

「奏多そっちじゃないよ?」

「んー?とっておきなとこがあるんだー!」

「人少ないし、めっちゃ花火見える!」


そこは少しお祭り会場から離れた所にある裏山のような所だった

「すごい、お祭り会場全体が見える、、」
「だろー綺麗だよな!」

「うん、綺麗」

「もうそろ始まるんじゃね?」


ヒューーードン!

「おーーー!すげぇー!」
「本当だ」
「すごく綺麗、、」

「ん?優希どした?」
「あんまり顔色良くなさそうだけど」

「!だ、大丈夫!それより綺麗だね!」
正直少し怖かったけどせっかくいい雰囲気なのにそんなこと言えない

チュッ

「!!」
急なことにびっくりして一歩引いてしまった。

「ど、どしたの急に」
「いや、別に、なんか可愛くてつい、」
「嫌だったか?」

「ううん嬉しかった、、、」
「、、、、」


それから花火大会のが終わるまで気恥ずかしい気持ちを隠して話した。



















しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

保育士だっておしっこするもん!

こじらせた処女
BL
 男性保育士さんが漏らしている話。ただただ頭悪い小説です。 保育士の道に進み、とある保育園に勤めている尾北和樹は、新人で戸惑いながらも、やりがいを感じながら仕事をこなしていた。  しかし、男性保育士というものはまだまだ珍しく浸透していない。それでも和樹が通う園にはもう一人、男性保育士がいた。名前は多田木遼、2つ年上。  園児と一緒に用を足すな。ある日の朝礼で受けた注意は、尾北和樹に向けられたものだった。他の女性職員の前で言われて顔を真っ赤にする和樹に、気にしないように、と多田木はいうが、保護者からのクレームだ。信用問題に関わり、同性職員の多田木にも迷惑をかけてしまう、そう思い、その日から3階の隅にある職員トイレを使うようになった。  しかし、尾北は一日中トイレに行かなくても平気な多田木とは違い、3時間に一回行かないと限界を迎えてしまう体質。加えて激務だ。園児と一緒に済ませるから、今までなんとかやってこれたのだ。それからというものの、限界ギリギリで間に合う、なんて危ない状況が何度か見受けられた。    ある日の紅葉が色づく頃、事件は起こる。その日は何かとタイミングが掴めなくて、いつもよりさらに忙しかった。やっとトイレにいける、そう思ったところで、前を押さえた幼児に捕まってしまい…?

頻尿が恥ずかしい成人男性

こじらせた処女
BL
 チカサ(23)はおしっこが人より近いことがコンプレックスである。そのため栄養ドリンクなんてもってのほか、カフェインでさえも絶対に飲まないという徹底ぶりでトイレの回数を控えていた。そんな中、同じ部署のニシキ先輩と一緒に外回りに行くこととなる。緊張も相まってチカサはいつもよりトイレが近くなってしまい、何度もトイレと言うのが恥ずかしくなってしまい…?

風邪をひいてフラフラの大学生がトイレ行きたくなる話

こじらせた処女
BL
 風邪でフラフラの大学生がトイレに行きたくなるけど、体が思い通りに動かない話

膀胱を虐められる男の子の話

煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ 男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話 膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)

ドSな義兄ちゃんは、ドMな僕を調教する

天災
BL
 ドSな義兄ちゃんは僕を調教する。

おしっこ8分目を守りましょう

こじらせた処女
BL
 海里(24)がルームシェアをしている新(24)のおしっこ我慢癖を矯正させるためにとあるルールを設ける話。

笑って誤魔化してるうちに溜め込んでしまう人

こじらせた処女
BL
颯(はやて)(27)×榊(さかき)(24) おねしょが治らない榊の余裕が無くなっていく話。

処理中です...