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魔大陸編の章
第一話 魔界の大地?
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俺は鋼の球状から出て大地に降り立った。
まるで血の様に赤い真っ赤な大地に、日ざしが分厚い雲に覆われているので薄暗い。
日が全くないという訳ではないが、雲の隙間から差す程度なので全体を照らしている訳ではない。
これが噂に聞く魔界の大地なのだろうな?
木や草がほとんど見当たらなかった。
魔界という位だから…魔族や魔物や魔獣が数多く徘徊しているかと思ったが、そういう訳でも無かった。
単純な話、遠目で見れば魔物はいなくはないが…魔物の出遭う確率があるとすれば、サンダーデリクとそんなに変わらなかった。
ただし…強さは別格だったが!
レベルが800あるので苦戦する事は無かったが、それでもサンダーデリクと同じ様な感覚でいたので少し手古摺った。
「しかし…此処に転移陣は何処にあるのだろうか?」
今でもルファリアの魔法の効果が続いているのであれば、転移陣は使えないだろう。
だとすると、自力で脱出するしか無い訳なのだが…?
「参ったなぁ…近くに街があれば良いが、魔界で街があっても人間が入り込んだと分かれば無事では済みまい。」
遠方に薄らだが…割と高い建物が見える。
魔界の大地を統治する王でもいるのだろうか?
…っていうか、魔界を統治する王なら魔王か?
まずは情報を集めないとだが…魔界の住人は果たして素直に話してくれるのだろうか?
…ラックは、此処を本当に魔界の大地だと思っているみたいだった。
ラックが魔界の大地ではなく、魔大陸と気付くのはいつになるのだろうか?
そして…ラッキやルファリアとの再会は⁉︎
どんな展開が待っているのか…波瀾の魔大陸編の章が開始されます!
まるで血の様に赤い真っ赤な大地に、日ざしが分厚い雲に覆われているので薄暗い。
日が全くないという訳ではないが、雲の隙間から差す程度なので全体を照らしている訳ではない。
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木や草がほとんど見当たらなかった。
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ただし…強さは別格だったが!
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「しかし…此処に転移陣は何処にあるのだろうか?」
今でもルファリアの魔法の効果が続いているのであれば、転移陣は使えないだろう。
だとすると、自力で脱出するしか無い訳なのだが…?
「参ったなぁ…近くに街があれば良いが、魔界で街があっても人間が入り込んだと分かれば無事では済みまい。」
遠方に薄らだが…割と高い建物が見える。
魔界の大地を統治する王でもいるのだろうか?
…っていうか、魔界を統治する王なら魔王か?
まずは情報を集めないとだが…魔界の住人は果たして素直に話してくれるのだろうか?
…ラックは、此処を本当に魔界の大地だと思っているみたいだった。
ラックが魔界の大地ではなく、魔大陸と気付くのはいつになるのだろうか?
そして…ラッキやルファリアとの再会は⁉︎
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