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第三章 モテ期到来?の章
第二話 続・う~ん?
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初日は、ハーフウッド・ホビット・ドワーフの背の低い者達3人…
2日目は、奥さんが多いエロフ…もとい、エルフ…
3日目は、数時間かけて依頼の薬草を見付けた薬草を踏み躙って告って来た人間…
それで、4日目はというと…?
「お嬢さん…お怪我はありませんでしたか?」
「・・・・・・・・・」
Gランクでも倒せる程に弱く、真上から頭に落ちて来たのなら脅威も感じるけど、地面にいてタックルを仕掛けるが大してダメージは無いスライムを、私から庇ってドヤ顔を決めている男だった。
…っていうか、怪我なんかある訳ないでしょう!
私は溜息を吐くと、その男は振り返って私の通り道にいるスライムを剣で斬っていき…
全てを倒すと、またドヤ顔を決めながら…
「わたくしは、貴女を救いました! 良ければ私の生涯の…」
「はぁ…」
私は男の背後を指さした。
するとそこには、グリズリーが立っていた。
すると男は剣を構えてから、グリズリーに向かって叫んだ。
「邪魔をするな! このお嬢さんはわたくしの強さにもうメロメロなのだ!」
「たかがスライムを倒しただけで誰が惚れるというのよ!」
私は呆れながら言うと、男は「なら今度はコイツから貴女を守ります!」と言ってグリズリーに斬り掛かって行った…が、グリズリーの一撃により吹っ飛ばされてから木にぶつかって動けずにいた。
「よっわ!」
「お嬢さん、わたくしが引き付けている間にお逃げ下さい!」
男は決め顔でそう言って来た。
だけど、FかEランクでも倒せるグリズリーにやられるって…この男はランクいくつ何だろう?
私は剣を抜いてから、グリズリーを一太刀で斬り伏せた。
そして男に手を差し出して言った。
「大丈夫、坊や? 女の前で格好付けたいみたいだけど、そういうのは…自分の実力がもっと身に付いてからにしようね!」
私はそう言うと、男はグリズリーから受けたダメージなんて無いかの如く、その場を走り去って行った。
倒したグリズリーを解体してから収納魔法に入れると、街に帰った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翌日の5日目、カフェのテーブルでティータイムをしていると、向かいの席に座った者がいた。
「お前の事は俺が守ってやるから、俺のパーティーに入らないか?」
「いえ、遠慮します。」
声を掛けて来た男は、ドラゴノイド…リザードマンの男だった。
私は別に獣人に偏見がある訳ではない…けど、できれば人に近い姿の方が良い。
身体が鱗に覆われていても、人間の顔をしている…例えばドラゴニュートの様な感じならOKだが、顔までドラゴンに近いのは辞めて欲しい。
それに俺のパーティーと言ってはいるけど、仲間は見当たらないし…どうみてもソロ活動している様にしか見えなかった。
だが、この手の輩は…この程度では引き下がらない。
「俺は水の加護があり、魔法も使える! 俺の魔法を見せてやるから、街の外に付き合え!」
…と言い出した。
獣人や亜種の場合は、確かに自然界の加護がある者も存在する。
ここで断っても…また絡んでくると思うので大人しく着いて行った。
「俺の魔法を見るがいい‼ ウォーターシュート‼」
男の手から、水のレーザーの様な物が飛び出して…木に穴を開けた。
そして男は振り返って私にドヤ顔をしていた。
…というかね、ウォーターシュートを見せられてドヤ顔って…
「それで…? もしかしてそれだけですか?」
「それだけだと⁉ この魔法を見せられてその反応っておかしくは無いか⁉」
「無い様であれば、これで失礼しますね。」
私はその場を去ろうとしたが、男は納得がいってなかったようだ。
「冒険者で魔法が使えるという事は、それだけ貴重な存在なんだぞ! それを…それだけだと⁉」
「はぁ…解りました。」
「やっと俺の凄さが解ったか! 初めから素直に…」
「水・龍・斬・燐…ハイドラシュレッダー‼」
私は巨大な水の龍を7匹出現させた。
その7匹の龍は、リザードマンの男を凝視すると…リザードマンの男はその場でひっくり返って気絶した。
私は魔法を解除すると、その場を去ってカフェに戻ってティータイムを再開させた。
これで実力差が解ったから、あのリザードマンは二度と声を掛けて来る事は無いでしょう。
別に高望みをしている訳ではないけど、ロクな男にしか声を掛けられなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翌日の6日目…
私は冒険者ギルドに顔を出すと、複数から殺意を込められた視線を感じた。
どうやら男性冒険者の誘いを悉く断る事により、女性冒険者から僻み?を買ったみたいだった。
別に仲良しこよしがしたい訳ではないけど、冒険者の仲間も欲しいとは思っていたけど…
こうも殺意を込められた視線を刺されると、それも難しいのかと思った。
そしてこんな感じの空気をモロともしない、空気の読めない男が私の元に来た。
「Aランクのノワールさんだよね? 僕のパーティーに入りませんか?」
声を掛けて来た男の特徴を見ると、金髪に蒼眼で背も高い…けど、パーティーメンバーが全員女性だった。
男の背後の女性は5人いて、その女性達からは明らかに殺意があった。
イケメンで背が高いという特徴には合格点だけど、数日前に声を掛けて来たエルフと同じ匂いがした。
なので私が取った決断は…
「申し訳ありませんが、御遠慮致します!」
…だった。
これでうっかりOKでもした日には、どうなるかが目に見えている。
すると声を掛けて来た男は、しょんぼりとした様な顔を見せた。
それは小型犬が怒られてしょげている様な姿で、心の中の何かをくすぐられる様な感じがした。
メンバーの女性達が慰めていると、その内の1人の女性が私に指を指して言って来た。
「貴女…お高く留まっているんじゃないわよ‼」
「いえ、そんな気は別にありませんけど?」
「なら何故、ヒーロンの誘いを断る様な真似をしたのよ⁉」
「だって、その子の後ろで貴女達が私の事を睨んでいたでしょ? そんな状態で誘いをOKする人っていないと思うわよ?」
なら、どう答えたら上手く断れるんだろう?
そう思っていたら、ヒーロンという男がまた声を掛けて来た。
今度はメンバーの女性達は目を閉じていた。
「ノワールさん、僕のパーティーに入っては戴けませんか?」
私は彼女達を見ると、殺意や敵意以外に重苦しい圧を感じていた。
断れという圧なのか、入れという圧なのかが理解出来なかったけど、入る気はないので再度お断りをさせて貰った。
するとまた先程の女性が突っ掛かって来たのだった。
駄目だわ…これ、何度断っても同じ目に遭うわね。
この手を使うと、後々面倒な事になりそうだけど…言ってみる事にした。
「実は私は…私より実力が劣る人達と行動を共にしたくはありませんの。 そういう事ですので、パーティーの誘いはこれっきりにして下さい。」
「そう…ですか!」
もうここまで周囲が敵だと、何を言ってもこれ以上何かが起こる事は…?
そう思っていたら、先程の女性がまた突っ掛かって来た。
「まぐれでAランクになったからって調子に乗っているわね⁉ 貴女の実力なんて…私達の足元にも及ばないという事を教えてあげるわ!」
私はそう言われてから、ギルドの奥の訓練場に連れて行かれた。
そこでヒーロンの女性陣が私に向かって武器を構えていた。
ギルドマスターからは、あまり魔法を見せるなと言われたけど…この場合は仕方が無いと思った。
「覚悟しなさいよ! 貴女はこれから…」
「炎・龍・豪・牙…ファイアードレイカー‼」
私の背後から、巨大な7匹の炎の龍が出現した。
それを見ていた女性達は,3人が倒れて2人は座り込んでいた。
「これが…私の言う実力の差です。 御理解いただけましたか?」
「あ…あ…あぁ…… ‼︎」
女性達は,その場で動けずにいた。
それもその筈…こんな経験をした事が生まれてから一度もない筈だからだ。
私は訓練場を後にすると,元のギルドホールに戻ってきた。
すると,ヒーロンが心配そうに詰め寄って来たので、訓練場に行く様に命じた。
ヒーロンは訓練場に走って行ったのだった。
ホールを見ると,周りの女性達からの殺意の視線は無くなっていた。
これでもう…声を掛けてくる者はいないだろう…なんて甘い考えをしていたが、そう甘くは無かった。
そして翌日…第一話の冒頭に戻るのだった。
今度声を掛けて来たのは…?
2日目は、奥さんが多いエロフ…もとい、エルフ…
3日目は、数時間かけて依頼の薬草を見付けた薬草を踏み躙って告って来た人間…
それで、4日目はというと…?
「お嬢さん…お怪我はありませんでしたか?」
「・・・・・・・・・」
Gランクでも倒せる程に弱く、真上から頭に落ちて来たのなら脅威も感じるけど、地面にいてタックルを仕掛けるが大してダメージは無いスライムを、私から庇ってドヤ顔を決めている男だった。
…っていうか、怪我なんかある訳ないでしょう!
私は溜息を吐くと、その男は振り返って私の通り道にいるスライムを剣で斬っていき…
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「はぁ…」
私は男の背後を指さした。
するとそこには、グリズリーが立っていた。
すると男は剣を構えてから、グリズリーに向かって叫んだ。
「邪魔をするな! このお嬢さんはわたくしの強さにもうメロメロなのだ!」
「たかがスライムを倒しただけで誰が惚れるというのよ!」
私は呆れながら言うと、男は「なら今度はコイツから貴女を守ります!」と言ってグリズリーに斬り掛かって行った…が、グリズリーの一撃により吹っ飛ばされてから木にぶつかって動けずにいた。
「よっわ!」
「お嬢さん、わたくしが引き付けている間にお逃げ下さい!」
男は決め顔でそう言って来た。
だけど、FかEランクでも倒せるグリズリーにやられるって…この男はランクいくつ何だろう?
私は剣を抜いてから、グリズリーを一太刀で斬り伏せた。
そして男に手を差し出して言った。
「大丈夫、坊や? 女の前で格好付けたいみたいだけど、そういうのは…自分の実力がもっと身に付いてからにしようね!」
私はそう言うと、男はグリズリーから受けたダメージなんて無いかの如く、その場を走り去って行った。
倒したグリズリーを解体してから収納魔法に入れると、街に帰った。
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翌日の5日目、カフェのテーブルでティータイムをしていると、向かいの席に座った者がいた。
「お前の事は俺が守ってやるから、俺のパーティーに入らないか?」
「いえ、遠慮します。」
声を掛けて来た男は、ドラゴノイド…リザードマンの男だった。
私は別に獣人に偏見がある訳ではない…けど、できれば人に近い姿の方が良い。
身体が鱗に覆われていても、人間の顔をしている…例えばドラゴニュートの様な感じならOKだが、顔までドラゴンに近いのは辞めて欲しい。
それに俺のパーティーと言ってはいるけど、仲間は見当たらないし…どうみてもソロ活動している様にしか見えなかった。
だが、この手の輩は…この程度では引き下がらない。
「俺は水の加護があり、魔法も使える! 俺の魔法を見せてやるから、街の外に付き合え!」
…と言い出した。
獣人や亜種の場合は、確かに自然界の加護がある者も存在する。
ここで断っても…また絡んでくると思うので大人しく着いて行った。
「俺の魔法を見るがいい‼ ウォーターシュート‼」
男の手から、水のレーザーの様な物が飛び出して…木に穴を開けた。
そして男は振り返って私にドヤ顔をしていた。
…というかね、ウォーターシュートを見せられてドヤ顔って…
「それで…? もしかしてそれだけですか?」
「それだけだと⁉ この魔法を見せられてその反応っておかしくは無いか⁉」
「無い様であれば、これで失礼しますね。」
私はその場を去ろうとしたが、男は納得がいってなかったようだ。
「冒険者で魔法が使えるという事は、それだけ貴重な存在なんだぞ! それを…それだけだと⁉」
「はぁ…解りました。」
「やっと俺の凄さが解ったか! 初めから素直に…」
「水・龍・斬・燐…ハイドラシュレッダー‼」
私は巨大な水の龍を7匹出現させた。
その7匹の龍は、リザードマンの男を凝視すると…リザードマンの男はその場でひっくり返って気絶した。
私は魔法を解除すると、その場を去ってカフェに戻ってティータイムを再開させた。
これで実力差が解ったから、あのリザードマンは二度と声を掛けて来る事は無いでしょう。
別に高望みをしている訳ではないけど、ロクな男にしか声を掛けられなかった。
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翌日の6日目…
私は冒険者ギルドに顔を出すと、複数から殺意を込められた視線を感じた。
どうやら男性冒険者の誘いを悉く断る事により、女性冒険者から僻み?を買ったみたいだった。
別に仲良しこよしがしたい訳ではないけど、冒険者の仲間も欲しいとは思っていたけど…
こうも殺意を込められた視線を刺されると、それも難しいのかと思った。
そしてこんな感じの空気をモロともしない、空気の読めない男が私の元に来た。
「Aランクのノワールさんだよね? 僕のパーティーに入りませんか?」
声を掛けて来た男の特徴を見ると、金髪に蒼眼で背も高い…けど、パーティーメンバーが全員女性だった。
男の背後の女性は5人いて、その女性達からは明らかに殺意があった。
イケメンで背が高いという特徴には合格点だけど、数日前に声を掛けて来たエルフと同じ匂いがした。
なので私が取った決断は…
「申し訳ありませんが、御遠慮致します!」
…だった。
これでうっかりOKでもした日には、どうなるかが目に見えている。
すると声を掛けて来た男は、しょんぼりとした様な顔を見せた。
それは小型犬が怒られてしょげている様な姿で、心の中の何かをくすぐられる様な感じがした。
メンバーの女性達が慰めていると、その内の1人の女性が私に指を指して言って来た。
「貴女…お高く留まっているんじゃないわよ‼」
「いえ、そんな気は別にありませんけど?」
「なら何故、ヒーロンの誘いを断る様な真似をしたのよ⁉」
「だって、その子の後ろで貴女達が私の事を睨んでいたでしょ? そんな状態で誘いをOKする人っていないと思うわよ?」
なら、どう答えたら上手く断れるんだろう?
そう思っていたら、ヒーロンという男がまた声を掛けて来た。
今度はメンバーの女性達は目を閉じていた。
「ノワールさん、僕のパーティーに入っては戴けませんか?」
私は彼女達を見ると、殺意や敵意以外に重苦しい圧を感じていた。
断れという圧なのか、入れという圧なのかが理解出来なかったけど、入る気はないので再度お断りをさせて貰った。
するとまた先程の女性が突っ掛かって来たのだった。
駄目だわ…これ、何度断っても同じ目に遭うわね。
この手を使うと、後々面倒な事になりそうだけど…言ってみる事にした。
「実は私は…私より実力が劣る人達と行動を共にしたくはありませんの。 そういう事ですので、パーティーの誘いはこれっきりにして下さい。」
「そう…ですか!」
もうここまで周囲が敵だと、何を言ってもこれ以上何かが起こる事は…?
そう思っていたら、先程の女性がまた突っ掛かって来た。
「まぐれでAランクになったからって調子に乗っているわね⁉ 貴女の実力なんて…私達の足元にも及ばないという事を教えてあげるわ!」
私はそう言われてから、ギルドの奥の訓練場に連れて行かれた。
そこでヒーロンの女性陣が私に向かって武器を構えていた。
ギルドマスターからは、あまり魔法を見せるなと言われたけど…この場合は仕方が無いと思った。
「覚悟しなさいよ! 貴女はこれから…」
「炎・龍・豪・牙…ファイアードレイカー‼」
私の背後から、巨大な7匹の炎の龍が出現した。
それを見ていた女性達は,3人が倒れて2人は座り込んでいた。
「これが…私の言う実力の差です。 御理解いただけましたか?」
「あ…あ…あぁ…… ‼︎」
女性達は,その場で動けずにいた。
それもその筈…こんな経験をした事が生まれてから一度もない筈だからだ。
私は訓練場を後にすると,元のギルドホールに戻ってきた。
すると,ヒーロンが心配そうに詰め寄って来たので、訓練場に行く様に命じた。
ヒーロンは訓練場に走って行ったのだった。
ホールを見ると,周りの女性達からの殺意の視線は無くなっていた。
これでもう…声を掛けてくる者はいないだろう…なんて甘い考えをしていたが、そう甘くは無かった。
そして翌日…第一話の冒頭に戻るのだった。
今度声を掛けて来たのは…?
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