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~王位継承権~
指先の追求*
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サイラス殿下の手が腹部へと下がっていく。そのまま下着の中へと進んだ瞬間、咄嗟に脚を閉じた。
「で、殿下…っ、き、汚いですから…」
「貴女の此処が汚いわけないだろう」
「だ、だめ…っ」
殿下が背後から私を壁に押し付ける。ドレスの裾を捲り上げられると、殿下が背後から身体を割り込ませて強引に私の脚を開いた。
「ひぁ…!?」
秘部に指先が触れた瞬間、身体がビクッと跳ねた。恥ずかしい場所を前後に数回撫でられた後、昨夜、殿下の舌で弄ばれた箇所に指先が触れる。
「さ、昨夜のようなことは…!」
「しないさ。貴女がクラウスのことを素直に話せば、な」
そう答えたサイラス殿下の指の腹が、スリっと其処を一撫でした。
◇
「んん…っ、ですから…っ、お二人の、兄弟の話を…っ、あ…ん…っ」
「兄弟の話を、クラウスが貴女に…?」
指先での愛撫を受けながら、必死にコクコクと頷く。クラウス王子から聞かされたのはほとんどが殿下への愚痴だったけど、嘘じゃない。
「他には…?」
「あ、あとは…、私への…、んん…っ、助言を、少し…っ」
…ここは正しくは、"嫌味" だけれど。まぁ、良い言い方に変えておく。
「貴女が笑っていたように見えたのは?」
「そ、それ…は…」
それは、クラウス王子の中にあるサイラス殿下を慕う気持ちに気付いた瞬間のことだろう。だけど、これは私の口からは言えない。
それに、私が笑っていたとしても、それはほんの一瞬だったはず。照れ隠しの嫌味を言うクラウス王子に合わせて、私の表情もすぐに繕った。
「気のせいですわ…、ひぁ…ッ!?」
その瞬間、殿下の指先に力が入り、敏感な其処をグリっと引っ掻かれた。
「朝から貴女に避けられていた僕が、クラウスと笑う貴女を見て、どう思ったかわかるか?」
「ああ…ッ! ん、やぁ…ッ、そ、それ…っ、ダメです…っ、殿下…!」
「そんなに腰を揺らして。昨夜、貴女の此処は舌で隅々まで知った。ほら、一番好きなのはこの裏側だろう?」
そう言いながら、殿下の指が其処を下から擦り上げる。昨夜の舌よりも性急で強い刺激が、的確に私を追い詰める。
「あぁ"…ッ♡ だ、だめ…ッ、んん…っ、あぁあ…ん…っ♡ 殿下…ッ!」
すでに一度昇り方を知った身体は、自分から望んでその道筋を探るようだった。ビクビクと震える身体を背後から殿下に抱き締められながら、私は絶頂を迎えた。
「で、殿下…っ、き、汚いですから…」
「貴女の此処が汚いわけないだろう」
「だ、だめ…っ」
殿下が背後から私を壁に押し付ける。ドレスの裾を捲り上げられると、殿下が背後から身体を割り込ませて強引に私の脚を開いた。
「ひぁ…!?」
秘部に指先が触れた瞬間、身体がビクッと跳ねた。恥ずかしい場所を前後に数回撫でられた後、昨夜、殿下の舌で弄ばれた箇所に指先が触れる。
「さ、昨夜のようなことは…!」
「しないさ。貴女がクラウスのことを素直に話せば、な」
そう答えたサイラス殿下の指の腹が、スリっと其処を一撫でした。
◇
「んん…っ、ですから…っ、お二人の、兄弟の話を…っ、あ…ん…っ」
「兄弟の話を、クラウスが貴女に…?」
指先での愛撫を受けながら、必死にコクコクと頷く。クラウス王子から聞かされたのはほとんどが殿下への愚痴だったけど、嘘じゃない。
「他には…?」
「あ、あとは…、私への…、んん…っ、助言を、少し…っ」
…ここは正しくは、"嫌味" だけれど。まぁ、良い言い方に変えておく。
「貴女が笑っていたように見えたのは?」
「そ、それ…は…」
それは、クラウス王子の中にあるサイラス殿下を慕う気持ちに気付いた瞬間のことだろう。だけど、これは私の口からは言えない。
それに、私が笑っていたとしても、それはほんの一瞬だったはず。照れ隠しの嫌味を言うクラウス王子に合わせて、私の表情もすぐに繕った。
「気のせいですわ…、ひぁ…ッ!?」
その瞬間、殿下の指先に力が入り、敏感な其処をグリっと引っ掻かれた。
「朝から貴女に避けられていた僕が、クラウスと笑う貴女を見て、どう思ったかわかるか?」
「ああ…ッ! ん、やぁ…ッ、そ、それ…っ、ダメです…っ、殿下…!」
「そんなに腰を揺らして。昨夜、貴女の此処は舌で隅々まで知った。ほら、一番好きなのはこの裏側だろう?」
そう言いながら、殿下の指が其処を下から擦り上げる。昨夜の舌よりも性急で強い刺激が、的確に私を追い詰める。
「あぁ"…ッ♡ だ、だめ…ッ、んん…っ、あぁあ…ん…っ♡ 殿下…ッ!」
すでに一度昇り方を知った身体は、自分から望んでその道筋を探るようだった。ビクビクと震える身体を背後から殿下に抱き締められながら、私は絶頂を迎えた。
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