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近所を散策(シーサーを探そう)
シーサーを発見
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とりあえずは、近所のシーサーでも見て歩こうということになった。
自転車を押しながらわたしと真理子は歩く。汗もようやく乾き、Tシャツに少し残った汗がひんやりと冷たい。
「見てみて、こんなところにもシーサーだよ」
真理子が指差す方向に視線を向けると、そこにはマンションが建っていた。マンションの前にもシーサーが置いてあった。
シーサーは、人々を悪霊や災いから守り、幸運を運んでくるのかな。
「本当だね!」
このあとも、シーサーを見つけては感想を真理子と言い合った。
シーサーを発見する度に、ああ、わたしは今沖縄に居るんだなと実感した。
ほら、こっちにもあっちにも、シーサーシーサーである。民家の門柱にも、玄関にも、屋根瓦の上にも気にして探すとシーサーだらけだ。
それから、シーサーの顔の表情も様々だ。
口を開けたシーサー、口を閉じているシーサー、笑っているシーサー面白いねと真理子と話していると一軒のお店が目に入った。
お店の入り口には大きなシーサーがでーんと置いてあり、お店の前の看板には手書きで、『シーサーありま~す専門店』と書かれていた。
「真理子どうする? 入ってみる?」
「うん。入りたい!」
「じゃあ、真理子お先に」
「いえいえ、みどりちゃんに譲ります」
「はいはい、どうせわたしに入らせるんでしょ」
「当たり!」
何が当たりなんだか……。
重たい木製の扉をわたしは押した。すると、ギーギーッと音がなり扉は開いた。
そして、扉が開いた瞬間に目に飛びこんできたのは、シーサーシーサーもう数え切れないほどのシーサーが店内を埋めつくしていた。
「わぁ~凄いよ~」
「なにこれ、可愛い~」
わたし達が歓声をあげていると、お店の奥から店員さんの「いらっしゃいませ~」という声が聞こえてきた。
それはそれは色々なシーサー達がいた。
色鮮やかなシーサー、一色のシーサー。
笑っているシーサー、ピースサインをしているシーサー。もう眺めているだけで楽しい。
自転車を押しながらわたしと真理子は歩く。汗もようやく乾き、Tシャツに少し残った汗がひんやりと冷たい。
「見てみて、こんなところにもシーサーだよ」
真理子が指差す方向に視線を向けると、そこにはマンションが建っていた。マンションの前にもシーサーが置いてあった。
シーサーは、人々を悪霊や災いから守り、幸運を運んでくるのかな。
「本当だね!」
このあとも、シーサーを見つけては感想を真理子と言い合った。
シーサーを発見する度に、ああ、わたしは今沖縄に居るんだなと実感した。
ほら、こっちにもあっちにも、シーサーシーサーである。民家の門柱にも、玄関にも、屋根瓦の上にも気にして探すとシーサーだらけだ。
それから、シーサーの顔の表情も様々だ。
口を開けたシーサー、口を閉じているシーサー、笑っているシーサー面白いねと真理子と話していると一軒のお店が目に入った。
お店の入り口には大きなシーサーがでーんと置いてあり、お店の前の看板には手書きで、『シーサーありま~す専門店』と書かれていた。
「真理子どうする? 入ってみる?」
「うん。入りたい!」
「じゃあ、真理子お先に」
「いえいえ、みどりちゃんに譲ります」
「はいはい、どうせわたしに入らせるんでしょ」
「当たり!」
何が当たりなんだか……。
重たい木製の扉をわたしは押した。すると、ギーギーッと音がなり扉は開いた。
そして、扉が開いた瞬間に目に飛びこんできたのは、シーサーシーサーもう数え切れないほどのシーサーが店内を埋めつくしていた。
「わぁ~凄いよ~」
「なにこれ、可愛い~」
わたし達が歓声をあげていると、お店の奥から店員さんの「いらっしゃいませ~」という声が聞こえてきた。
それはそれは色々なシーサー達がいた。
色鮮やかなシーサー、一色のシーサー。
笑っているシーサー、ピースサインをしているシーサー。もう眺めているだけで楽しい。
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