コレクターガールの憂鬱な日常

回想 姫巫女メティアローズ

エリオット・イェンガーデン

ベルネラートエクスプレス4代目理事長、アレクサンドル・イェンガーデンの長子

エリオット.イェンガーデン

銀河連邦捜査局の最高司令官なった一角の人物。

長身で足が長く程良く筋肉がついた背格好

鼻筋の通った甘いマスク、優しく思慮深く温和な性格と相まって

触れ合う人の全てを魅了してしまう。

その高い地位にまで上り詰めた仕事ぶりは完璧で

与えられた仕事以上にこなす…。

ベルネラートの再来と言われるほど多岐に渡りその才能を開花させていた。

彼の右に出る者は無く、多くの犯罪者達から鬼神と畏れられていた。


そのエリオットが唯一愛した女ひと

その愛する女を目の前で失った喪失感は計り知れない。

愛する女の仇

宇宙海賊トレモロ 

奴を締め上げ彼女を救える道があるなら聞き出す

どんな手を使ってでも…。

彼女を救う事を誓う。






 


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エリオットは救命ポットの中で意識を失っていた。

また、夢を見ていた。

彼女を失った喪失感は計り知れない。

目の前で石化した美しい人

とどめを刺したのは宿敵トレモロ

イェンガーデン家の嫡男として名誉と誇りをかけて

奴を打つ。

意識の無いままだというとに

握りしめた手に爪が食い込み薄っすらと血を流していた。



遠巻きに見ていた銀河連邦軍によってエリオットを乗せた救命ポットは回収された。



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