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コレクターガール
猫屋敷 茜
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結局その日、猫屋敷先輩に、事の全容を話した。
そして先輩の占い部屋と、宇宙船メティアローズとの道も取り付けた。
トレモロは一つだけ、私にはしなかった処置をする様に先輩に言った。
ジョナサンさんとアランさんにもしていた事だ。
メティは先輩に小さく光る紅い石を手渡し、それを額に当てる様に促す。
先輩は、渡されたその小さな紅い石をそっと額に着けた。
するとあっという間に額に溶け込み猫屋敷先輩の身体と一体化した。
私はコア融合しているので、トレモロ自身で危険だと判断し回避 する事が出来るが
宇宙警察からその実態を知らない人間を守るのは容易ではない。
使い捨て簡易式バリアー機動装置だとメティが言った。
何か命に関わる様な危険な事があると勝手に起動するのだそうだ。
3回まで使用できるらしい。
「念のためちょっと、茜も鍛えておいた方が良い。」とトレモロが言うものだから
先輩は時間の許す限りジムでトレーニングする事になった。
必然的に一緒にいる時間が増え
先輩との仲間意識も出来てきた。
私を遥香ちゃんと呼びメティの事をメティちゃんと呼ぶ様になっていた。
先輩の凄いところは、今 遥香の身体を支配しているのがトレモロなのか遥香なのか
その違いがわかる事だ。
会話も、混乱する事がなかった。
気がつけば、もう、8月も半ば…。
てんやわんやしている その間にも、1日1回のハイペースで
怪盗コレクターはトレモロの身体の回収作業を行っていった。
そして先輩の占い部屋と、宇宙船メティアローズとの道も取り付けた。
トレモロは一つだけ、私にはしなかった処置をする様に先輩に言った。
ジョナサンさんとアランさんにもしていた事だ。
メティは先輩に小さく光る紅い石を手渡し、それを額に当てる様に促す。
先輩は、渡されたその小さな紅い石をそっと額に着けた。
するとあっという間に額に溶け込み猫屋敷先輩の身体と一体化した。
私はコア融合しているので、トレモロ自身で危険だと判断し回避 する事が出来るが
宇宙警察からその実態を知らない人間を守るのは容易ではない。
使い捨て簡易式バリアー機動装置だとメティが言った。
何か命に関わる様な危険な事があると勝手に起動するのだそうだ。
3回まで使用できるらしい。
「念のためちょっと、茜も鍛えておいた方が良い。」とトレモロが言うものだから
先輩は時間の許す限りジムでトレーニングする事になった。
必然的に一緒にいる時間が増え
先輩との仲間意識も出来てきた。
私を遥香ちゃんと呼びメティの事をメティちゃんと呼ぶ様になっていた。
先輩の凄いところは、今 遥香の身体を支配しているのがトレモロなのか遥香なのか
その違いがわかる事だ。
会話も、混乱する事がなかった。
気がつけば、もう、8月も半ば…。
てんやわんやしている その間にも、1日1回のハイペースで
怪盗コレクターはトレモロの身体の回収作業を行っていった。
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