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本編
15 たすけて〇〇えもん〜!
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ヴィーとのお出かけは楽しかった。
………途中までは……。
おれがピザパンなんてものを作り出してしまってからはどうやって乗り切ろうかを考えてたら案の定上の空で、ヴィーに心配をかけてしまった。
いつ帰って来たのかもあやふやで、気が付けば家に到着してヴィーは帰っていた。
………どうしたものか………。
助けてグロえもんーーーー!
ってグロえもんは酷いな。
アンえもん?それも微妙だわ。
リアえもん……なら、まあ?
って現実逃避してても仕方ない。アングロさんにほうれん草…じゃなくて報連相だ!
「という事です……どうしたらいいですか……?」
「ふむ。そうじゃな…」
アングローリアから教えてもらったという設定で、ピザパンという食べ物がどこの料理なのか知りたがってるっぽいヴィジスタへの説明をどうしたらいいのか。
「大丈夫じゃ。まだこの世界には未知の国がある事にしておけばいいじゃろう。吾しか行けない場所だしのう?そこを日本の文化に似ていることにしたらどうじゃ?」
「おおっそれいいですね!」
「ピザパンとやらの作り方は吾が調べておくからのう。むしろ日本について調べておくべきか?」
「おれがやらかした時用の備えあれば憂いなしって言うやつですね……ご面倒をお掛けします……」
ヴィーに伝えた日程は少し先の日付けで、アングロさんとは連絡をとればすぐに会えるようになっている。
弟さんの尻拭い感がすごいけど、かなり優遇してくれるおかげで今回の話しも相談できた。
「じゃがいつまでも黙っている訳にはいかぬぞ?婚約者達のことをもっと信用してあげよ」
「うん……ちゃんと言うよ。まだちょっと時間が欲しいだけで…信用してない訳じゃないんだけど」
こんだけ愛情表現されてて、一気に見放されたらちょっと立ち直れないじゃん…。
いや、別にあいつらがそんな薄情な奴らじゃないことだって分かってるけどさ。ただでさえなんで好かれてるのかよく分からないから…なんて言うか地雷がわからない感じ…?
だって、おれだったらいきなり「おれ前世の記憶があるんだ…」なんて言われたら「どうした?」ってなるし。体験したことがないと信じるのって難しいと思うんだよね。
でもあんまり時間を置いても言い出しにくくなるっていう問題も…?
うんうん悩んでいるおれを見て、アングロさんは嬉しそうに笑う。
「くくくっ、よいよい。しっかり恋愛しておるみたいじゃのう。どんどん悩め悩め」
そうすれば一層愛が深まるからのう。
にまにまとテンを眺めているアングローリアには気付かずに、うんうんと悩み続けていた。
テンはすっかり忘れていたが、次の日はディオーレンとの初めてのお出かけが待っているのであった。
********
波乱万丈のないお話なので悩みもちっさいです。
山なし谷なしオチもなしの三拍子小説ですので~。
エロ入れたいが為に頑張った…めちゃ更新した気がする……( -ω- `)
次のディオーレンとのお出かけでようやくエロが入れられる…!(まだ書いてない)
………途中までは……。
おれがピザパンなんてものを作り出してしまってからはどうやって乗り切ろうかを考えてたら案の定上の空で、ヴィーに心配をかけてしまった。
いつ帰って来たのかもあやふやで、気が付けば家に到着してヴィーは帰っていた。
………どうしたものか………。
助けてグロえもんーーーー!
ってグロえもんは酷いな。
アンえもん?それも微妙だわ。
リアえもん……なら、まあ?
って現実逃避してても仕方ない。アングロさんにほうれん草…じゃなくて報連相だ!
「という事です……どうしたらいいですか……?」
「ふむ。そうじゃな…」
アングローリアから教えてもらったという設定で、ピザパンという食べ物がどこの料理なのか知りたがってるっぽいヴィジスタへの説明をどうしたらいいのか。
「大丈夫じゃ。まだこの世界には未知の国がある事にしておけばいいじゃろう。吾しか行けない場所だしのう?そこを日本の文化に似ていることにしたらどうじゃ?」
「おおっそれいいですね!」
「ピザパンとやらの作り方は吾が調べておくからのう。むしろ日本について調べておくべきか?」
「おれがやらかした時用の備えあれば憂いなしって言うやつですね……ご面倒をお掛けします……」
ヴィーに伝えた日程は少し先の日付けで、アングロさんとは連絡をとればすぐに会えるようになっている。
弟さんの尻拭い感がすごいけど、かなり優遇してくれるおかげで今回の話しも相談できた。
「じゃがいつまでも黙っている訳にはいかぬぞ?婚約者達のことをもっと信用してあげよ」
「うん……ちゃんと言うよ。まだちょっと時間が欲しいだけで…信用してない訳じゃないんだけど」
こんだけ愛情表現されてて、一気に見放されたらちょっと立ち直れないじゃん…。
いや、別にあいつらがそんな薄情な奴らじゃないことだって分かってるけどさ。ただでさえなんで好かれてるのかよく分からないから…なんて言うか地雷がわからない感じ…?
だって、おれだったらいきなり「おれ前世の記憶があるんだ…」なんて言われたら「どうした?」ってなるし。体験したことがないと信じるのって難しいと思うんだよね。
でもあんまり時間を置いても言い出しにくくなるっていう問題も…?
うんうん悩んでいるおれを見て、アングロさんは嬉しそうに笑う。
「くくくっ、よいよい。しっかり恋愛しておるみたいじゃのう。どんどん悩め悩め」
そうすれば一層愛が深まるからのう。
にまにまとテンを眺めているアングローリアには気付かずに、うんうんと悩み続けていた。
テンはすっかり忘れていたが、次の日はディオーレンとの初めてのお出かけが待っているのであった。
********
波乱万丈のないお話なので悩みもちっさいです。
山なし谷なしオチもなしの三拍子小説ですので~。
エロ入れたいが為に頑張った…めちゃ更新した気がする……( -ω- `)
次のディオーレンとのお出かけでようやくエロが入れられる…!(まだ書いてない)
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