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出会い

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在学中3年間ずっと言われ続けたこと。

死ねよ

恥さらし

役立たず



何回もそんなことを言われたが俺の中に存在する感情という感情はそんな簡単な言葉ではピクリとも動かない。



確かにこの腕輪による制限をされていれば普通の生活しか送れず一般的な魔法使い程度しか魔法を行使できない。




これはエリートが行くこの学校の異分子と言って間違いはない。



殴られる痛みも、心に刺さるトゲも
とうに痛みは感じない。


適当にいつもと同じように怯えたふりをして縮こまっていればいい。そう思っていた。

この日までは。



「あっ……あなたたち恥ずかしくないの!!」


真っ白なそれでいて優しそうな雰囲気を漂わせる長い髪。学生にしては小さい、それでいて華奢な体。


これがルテシアとの出会い。



そう彼女は震えながら俺の前に立ち庇ったのだった。
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