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黄金の精霊樹
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村の中心に、精霊樹という巨木が聳えている。樹齢がどのくらいかは誰も知らない。高さも相当だが、何しろ幹回りがデカい。10人、20人で囲んでも、囲み切れないほどだ。
俺とルカーシュがこの村に棲み着いてから、半年ほどが経った。村は精霊樹を囲むように、ぽつりぽつりと家が建ち、辺りは森に囲まれている。この村は異質だ。皆、耳が尖っていたり、獣の耳を生やしていたり。背中に虫の羽を生やしている者もいれば、額から角や触覚を生やしている者もいる。だがしかし、じきに慣れた。奴らからすれば、何の特徴もない俺の方が異質で、そして異質の寄せ集めの村の中では、皆が異質なため、却って皆が没個性だ。
ルカーシュによれば、ここは混ざり者の村らしい。彼の言う、「王様」のところから来た「粒」たちと愛し子、そしてその子孫が棲んでいる。もちろん粒も愛し子も世界中に居るが、ここに居るのは「あちらの世界」、すなわち俺たちの世界に溶け込めない者たちだ。かといって、「王様」の国には「粒」しか入れない。よって、両方の世界から弾かれた俺たちは、世界の狭間のこの村で、静かに暮らしている。
俺が森の中でルカーシュを拾ったのが5年前。拾ったというのか、救われたというのか。それから田舎町でコンビやってたのが1年間。
それまでは、デカい山さえ当てれば、俺は成り上がって、こんなチンケなその日暮らしなどおさらばだと信じていた。いや、そう信じたかった。毎日同じことの繰り返しで、怪我でもすればあっという間に浮浪者に転落して、寒い朝には街角で冷たくなっている。そんな冒険者崩れを、俺はたくさん見てきた。そしていずれ、自分もそうなるだろうと。
ルカーシュを拾ったのは、ほんの気まぐれだった。本音を言えば、一目惚れだった。顔の輪郭に沿うように切り揃えられた、艶やかな水色の髪。透き通るような白い肌。男とも女ともつかない、まるで人間離れした美貌。澄んだ湖のような水色の瞳は、時折光を反射して、猫のように金色に見える。俺はじきに夢中になった。ほっそりとしたしなかやな肢体は、俺の教え込んだ性技を柔軟に吸収し、常に俺を満足させた。彼には羞恥心の欠片もなかったが、その無知さがまた、たまらなく良かった。
しかし俺は、決して深入りしなかった。そもそも俺があの日、森の中で行き倒れていたのは、仲間だと思っていた相手に裏切られたからで———俺と、コンビを組んでいた男、そして良い仲だった女。背後から切りつけられ、主だった金品を奪われて、打ち捨てられた。仲間だと思っていたのは俺だけで、俺はまんまと踊らされていたわけだ。だからもう、背中を任せる相棒だとか、女と惚れた腫れただとか、そういうのは御免だった。ルカーシュとて、いずれ冒険者として独り立ち出来るようになれば、俺のことなど顧みないだろう。それどころか、男娼紛いの扱いを恨んで、いつか刺されるかも知れないと。
俺は口では彼を突き放しつつ、その実ずぶずぶにハマりながら、どうにもならない焦りと苛立ちに身を灼かれ、それをひたすらルカーシュにぶつけた。その結果が、ベッドに転がっていた親指ほどの精霊石。4年前だ。
その後の俺は、ずっとガタガタでちぐはぐだった。手の中にあるその石っころを売れば、一生遊んで暮らせる。それは十分理解しているはずなのに、なぜかそんな気が起きない。狩に出かけても精彩を欠き、手持ちの金はどんどん無くなる。しかし、あの時の俺には、もう生き続ける意味など持たなかった。酒も喉を通らず、ただ一人宿屋で呆然と佇むだけ。
そんな俺が、おとぎ話に伝わる精霊の国を目指したのは、もうそれ以外にやる事がなかったからだ。故郷に帰ったって、皆飢えを凌ぐのに精一杯で、俺の居場所などない。かといって、このまま冒険者を続けて生きながらえて、何になる。俺はただ、伝説の精霊国のある西の大陸を目指して、時に護衛やクエストをこなして路銀を稼ぎながら、ひたすら船を乗り継ぎ、歩いた。
ようやく大地の果て、精霊国の伝承が伝わる村を発って、約半年。深い深い大森林をあてどもなく歩き、俺は小さな泉を見つけた。本当は分かっていた。精霊国なんて絵空事だ。神隠しやら龍の花嫁やら、そういう伝承は世界中のあちこちにあって、それらは全て口減らしの隠喩に過ぎない。だから俺は、精霊国じゃなくて死に場所を求めていた。終わりのない旅を終わらせるに相応しい終着点。手の中の精霊石、そしてルカーシュの瞳の色と同じ、澄んだ水を湛える美しい泉。もうここでいいじゃないか。俺は木の幹を背に身を投げ出し、ゆっくりと瞼を閉じた。
はずだったのだが。
不意に身体が持ち上がる感覚がして、恐る恐る目を開くと、かつての姿と寸分も変わらないルカーシュ。俺は近くの大きな木のウロに運ばれ、薬草を施され、果物を与えられ、三日ほどして立ち上がれるようになると、肩を担がれて小一時間歩かされ、そしてこの村に連れて来られた。
俺だって伊達に長く冒険者をやっていない。こんな村、近くに無かった。
混ざり者たちが隠れ棲む、狭間の村。違和感があったのは、ほんの最初だけ。俺もルカーシュも、不思議と馴染んだ。まるで生まれた時からずっとここで暮らしていたように。俺たちには空き家が与えられ、二人の生活が始まった。
森で彷徨っている間、脚をやられた。もう満足に走ることもできない。だから俺は、小さな畑を耕し、細々とした細工物を作りながら、家事を請け負った。畑仕事も家事も手慣れたものだ。寒村の子沢山の農家など、子どもだって立派な労働力だ。幼い頃から叩き込まれたことは、身体が覚えている。
ルカーシュは毎日狩に出かけ、時折獲物を村人と交換し、生活に必要なものを調達してきた。彼は人間らしい仕事はとんと苦手で———教えれば難なくこなすんだろうが、俺が焼いたパンやスープを黙々と食べている様を見て、俺は家事を教えないことに決めた。
この家には、ベッドが1つしかなかった。まるで最初から俺たちが暮らすのを見越していたかのようだ。俺たちは、毎晩互いを確かめ合うように温め合い、眠った。あの街では、いつも何かに追い立てられるように、性急にルカーシュを暴いては、支配していたというのに。
ルカーシュを喪い、そして再び巡り合って、分かった。ルカーシュの言う通り、俺たちは魂の片割れで、元は一つだったんだと。もう何も焦ることはない。何も心配することはない。俺たちはずっとここで、お互いが朽ちるまで、このまま暮らすのだろう。
そうして半年。俺たちは今夜、村人と一緒に、精霊樹を見上げている。
今夜は精霊節だそうだ。この樹を起点として、あちらの世界と王様の世界が、一年でもっとも重なる日。普段は誰もが寝静まり、穏やかな闇に包まれる村の中が、精霊樹に降り注ぐ黄金の光に、柔らかく照らされている。
よく見ると、精霊樹には小さな光の粒が雪のように降り注ぎ、降り積もり、その一粒一粒が、花畑の蝶のように楽しげに戯れている。
「———あれがお前の兄弟たちなのか」
「うん」
元はルカーシュも、あの粒のうちの一つだっただしい。兄弟たちの放つ楽しげで優しい光を浴びて、その横顔はいつにも増して俺の心を掴む。
「おめでとう、だって。僕、祝福っていう言葉の意味、初めて知ったよ」
そう呟いたルカーシュが、不意に俺に向き直った。
「君に出会えてよかった、マレク」
それは俺のセリフだ。俺たちは、どちらからともなく、唇を重ねた。
「交尾、するんでしょ?」
精霊樹から自宅に戻った俺たちだったが、玄関をくぐるなりルカーシュの一言。
「交尾ってお前…」
「番って夜に出かけると、帰ってから交尾するものだよ?」
「交尾って言うな」
「人間はいろんな呼び方をするから、僕にはよく分からないよ。メス穴にファックする?」
「だから!」
「マレクが教えてくれたんじゃないか」
一緒に暮らし始めて顕著になった、俺たちの文化的齟齬。ずっと半信半疑だったが、こっちで再会して改めて、ルカーシュが人間ではないことを思い知らされる。外見は相変わらず少年と青年のちょうど間、思春期くらいにしか見えないのだが、その実、長寿で知られる森人よりもずっと年上で、歴史上遥か昔の出来事を直に見てきた観察者でもある。とんでもないジェネレーションギャップだ。ルカーシュに情緒を求めても無駄だということを痛感する。
「とりあえず、抱いて下さいって言え」
「抱いてください?」
「もっと恥ずかしそうに言えよ」
「恥ずかしいって、僕にはよく分からないよ」
「ああもう」
そうして俺らは、そのままベッドに雪崩れ込む。きつくハグをしながら、舌と視線を情熱的に絡め合う。
窓からうっすらと射し込む精霊樹の祝福の光の中、俺たちは半身を寄せ合い、一つに戻った。
俺とルカーシュがこの村に棲み着いてから、半年ほどが経った。村は精霊樹を囲むように、ぽつりぽつりと家が建ち、辺りは森に囲まれている。この村は異質だ。皆、耳が尖っていたり、獣の耳を生やしていたり。背中に虫の羽を生やしている者もいれば、額から角や触覚を生やしている者もいる。だがしかし、じきに慣れた。奴らからすれば、何の特徴もない俺の方が異質で、そして異質の寄せ集めの村の中では、皆が異質なため、却って皆が没個性だ。
ルカーシュによれば、ここは混ざり者の村らしい。彼の言う、「王様」のところから来た「粒」たちと愛し子、そしてその子孫が棲んでいる。もちろん粒も愛し子も世界中に居るが、ここに居るのは「あちらの世界」、すなわち俺たちの世界に溶け込めない者たちだ。かといって、「王様」の国には「粒」しか入れない。よって、両方の世界から弾かれた俺たちは、世界の狭間のこの村で、静かに暮らしている。
俺が森の中でルカーシュを拾ったのが5年前。拾ったというのか、救われたというのか。それから田舎町でコンビやってたのが1年間。
それまでは、デカい山さえ当てれば、俺は成り上がって、こんなチンケなその日暮らしなどおさらばだと信じていた。いや、そう信じたかった。毎日同じことの繰り返しで、怪我でもすればあっという間に浮浪者に転落して、寒い朝には街角で冷たくなっている。そんな冒険者崩れを、俺はたくさん見てきた。そしていずれ、自分もそうなるだろうと。
ルカーシュを拾ったのは、ほんの気まぐれだった。本音を言えば、一目惚れだった。顔の輪郭に沿うように切り揃えられた、艶やかな水色の髪。透き通るような白い肌。男とも女ともつかない、まるで人間離れした美貌。澄んだ湖のような水色の瞳は、時折光を反射して、猫のように金色に見える。俺はじきに夢中になった。ほっそりとしたしなかやな肢体は、俺の教え込んだ性技を柔軟に吸収し、常に俺を満足させた。彼には羞恥心の欠片もなかったが、その無知さがまた、たまらなく良かった。
しかし俺は、決して深入りしなかった。そもそも俺があの日、森の中で行き倒れていたのは、仲間だと思っていた相手に裏切られたからで———俺と、コンビを組んでいた男、そして良い仲だった女。背後から切りつけられ、主だった金品を奪われて、打ち捨てられた。仲間だと思っていたのは俺だけで、俺はまんまと踊らされていたわけだ。だからもう、背中を任せる相棒だとか、女と惚れた腫れただとか、そういうのは御免だった。ルカーシュとて、いずれ冒険者として独り立ち出来るようになれば、俺のことなど顧みないだろう。それどころか、男娼紛いの扱いを恨んで、いつか刺されるかも知れないと。
俺は口では彼を突き放しつつ、その実ずぶずぶにハマりながら、どうにもならない焦りと苛立ちに身を灼かれ、それをひたすらルカーシュにぶつけた。その結果が、ベッドに転がっていた親指ほどの精霊石。4年前だ。
その後の俺は、ずっとガタガタでちぐはぐだった。手の中にあるその石っころを売れば、一生遊んで暮らせる。それは十分理解しているはずなのに、なぜかそんな気が起きない。狩に出かけても精彩を欠き、手持ちの金はどんどん無くなる。しかし、あの時の俺には、もう生き続ける意味など持たなかった。酒も喉を通らず、ただ一人宿屋で呆然と佇むだけ。
そんな俺が、おとぎ話に伝わる精霊の国を目指したのは、もうそれ以外にやる事がなかったからだ。故郷に帰ったって、皆飢えを凌ぐのに精一杯で、俺の居場所などない。かといって、このまま冒険者を続けて生きながらえて、何になる。俺はただ、伝説の精霊国のある西の大陸を目指して、時に護衛やクエストをこなして路銀を稼ぎながら、ひたすら船を乗り継ぎ、歩いた。
ようやく大地の果て、精霊国の伝承が伝わる村を発って、約半年。深い深い大森林をあてどもなく歩き、俺は小さな泉を見つけた。本当は分かっていた。精霊国なんて絵空事だ。神隠しやら龍の花嫁やら、そういう伝承は世界中のあちこちにあって、それらは全て口減らしの隠喩に過ぎない。だから俺は、精霊国じゃなくて死に場所を求めていた。終わりのない旅を終わらせるに相応しい終着点。手の中の精霊石、そしてルカーシュの瞳の色と同じ、澄んだ水を湛える美しい泉。もうここでいいじゃないか。俺は木の幹を背に身を投げ出し、ゆっくりと瞼を閉じた。
はずだったのだが。
不意に身体が持ち上がる感覚がして、恐る恐る目を開くと、かつての姿と寸分も変わらないルカーシュ。俺は近くの大きな木のウロに運ばれ、薬草を施され、果物を与えられ、三日ほどして立ち上がれるようになると、肩を担がれて小一時間歩かされ、そしてこの村に連れて来られた。
俺だって伊達に長く冒険者をやっていない。こんな村、近くに無かった。
混ざり者たちが隠れ棲む、狭間の村。違和感があったのは、ほんの最初だけ。俺もルカーシュも、不思議と馴染んだ。まるで生まれた時からずっとここで暮らしていたように。俺たちには空き家が与えられ、二人の生活が始まった。
森で彷徨っている間、脚をやられた。もう満足に走ることもできない。だから俺は、小さな畑を耕し、細々とした細工物を作りながら、家事を請け負った。畑仕事も家事も手慣れたものだ。寒村の子沢山の農家など、子どもだって立派な労働力だ。幼い頃から叩き込まれたことは、身体が覚えている。
ルカーシュは毎日狩に出かけ、時折獲物を村人と交換し、生活に必要なものを調達してきた。彼は人間らしい仕事はとんと苦手で———教えれば難なくこなすんだろうが、俺が焼いたパンやスープを黙々と食べている様を見て、俺は家事を教えないことに決めた。
この家には、ベッドが1つしかなかった。まるで最初から俺たちが暮らすのを見越していたかのようだ。俺たちは、毎晩互いを確かめ合うように温め合い、眠った。あの街では、いつも何かに追い立てられるように、性急にルカーシュを暴いては、支配していたというのに。
ルカーシュを喪い、そして再び巡り合って、分かった。ルカーシュの言う通り、俺たちは魂の片割れで、元は一つだったんだと。もう何も焦ることはない。何も心配することはない。俺たちはずっとここで、お互いが朽ちるまで、このまま暮らすのだろう。
そうして半年。俺たちは今夜、村人と一緒に、精霊樹を見上げている。
今夜は精霊節だそうだ。この樹を起点として、あちらの世界と王様の世界が、一年でもっとも重なる日。普段は誰もが寝静まり、穏やかな闇に包まれる村の中が、精霊樹に降り注ぐ黄金の光に、柔らかく照らされている。
よく見ると、精霊樹には小さな光の粒が雪のように降り注ぎ、降り積もり、その一粒一粒が、花畑の蝶のように楽しげに戯れている。
「———あれがお前の兄弟たちなのか」
「うん」
元はルカーシュも、あの粒のうちの一つだっただしい。兄弟たちの放つ楽しげで優しい光を浴びて、その横顔はいつにも増して俺の心を掴む。
「おめでとう、だって。僕、祝福っていう言葉の意味、初めて知ったよ」
そう呟いたルカーシュが、不意に俺に向き直った。
「君に出会えてよかった、マレク」
それは俺のセリフだ。俺たちは、どちらからともなく、唇を重ねた。
「交尾、するんでしょ?」
精霊樹から自宅に戻った俺たちだったが、玄関をくぐるなりルカーシュの一言。
「交尾ってお前…」
「番って夜に出かけると、帰ってから交尾するものだよ?」
「交尾って言うな」
「人間はいろんな呼び方をするから、僕にはよく分からないよ。メス穴にファックする?」
「だから!」
「マレクが教えてくれたんじゃないか」
一緒に暮らし始めて顕著になった、俺たちの文化的齟齬。ずっと半信半疑だったが、こっちで再会して改めて、ルカーシュが人間ではないことを思い知らされる。外見は相変わらず少年と青年のちょうど間、思春期くらいにしか見えないのだが、その実、長寿で知られる森人よりもずっと年上で、歴史上遥か昔の出来事を直に見てきた観察者でもある。とんでもないジェネレーションギャップだ。ルカーシュに情緒を求めても無駄だということを痛感する。
「とりあえず、抱いて下さいって言え」
「抱いてください?」
「もっと恥ずかしそうに言えよ」
「恥ずかしいって、僕にはよく分からないよ」
「ああもう」
そうして俺らは、そのままベッドに雪崩れ込む。きつくハグをしながら、舌と視線を情熱的に絡め合う。
窓からうっすらと射し込む精霊樹の祝福の光の中、俺たちは半身を寄せ合い、一つに戻った。
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