357 / 499
第12部
第一章 スクランブル・サミット③
しおりを挟む
「うおおおおおお!」
少年が叫ぶ。
拳が空を切る。しかし、それは全く届かない。
次々と繰り出すが、敵は右手一本で払い続ける。
「……ぐっ!」
腰には白布。
黒い騎士服を着た巨漢の少年――ジェイク=オルバンは焦りを抱く。と、
「ジェイク! 横に跳べ!」
言って、飛び蹴りを放ったのはエドワードだ。
ブラウンの髪に小柄な体格を持つ、アティス王国騎士学校の騎士候補生だ。
少年――ジェイクは横に跳んだ。
ギリギリの瞬間まで蹴りの軌道を隠す動きだ。
だが、エドワードの奇襲もあっさりと受け止められる。
右腕で足首を掴まれた。
「う、うおおお!?」
しかも、棍棒でも振るうかのように大きく振りかぶられた。小柄といっても少年。人一人分の重量である。とんでもない膂力だった。
「身構えろよ。二人とも」
敵である青年が言う。
そして、エドワードをジェイクに叩きつける!
「ぐお!」「ぐげ!」
悲鳴を上げる少年達。
そのままエドワードの足首も離したので、二人は揃って吹き飛んだ。
「エド! ジェイク!」
その様子を見て、三人目の少年が叫ぶ。
ジェイクにも負けない体格の少年。ロック=ハルトだ。
――が、次の瞬間、彼はギョッとした。
「うおっ!」
「お前らしいが、仲間に気を取られすぎだぞ。ロック」
青年が、一瞬でロックの前に移動してきたのだ。
直後、まるで鉄槌のような拳が、ロックの腹筋にめり込んだ。
「ぐおおおおおおっ!?」
ロックもまた、大きく吹き飛んだ。そして数セージル先でバウンドし、先にのびていたジェイク達に被さるように止まった。
倒れ伏す三人が、立ち上がるような様子はない。
「さて」
青年が、パンパンと手を鳴らした。
そしてニカっと笑って告げる。
「模擬戦はここまでだ。少し休んだら工房の方に来な。茶でも出してやるよ」
◆
「……お義兄さん。本当に凄いね」
「はは、まあ、これでも《七星》の一人だしな」
白い髪と黒い瞳。白いつなぎを着た青年は、隣を歩く幼女にそう告げる。
アッシュ=クライン。この工房の主人である青年だ。
そして先程、ジェイク達を右腕一本で一蹴した青年でもあった。
「……けど、本当に凄いよ。ジェイクはコウタでも簡単な相手じゃないのに」
アッシュの顔を見上げてそう返すのは、アイリ=ラストンという幼女だった。
年齢は九歳ほどか。薄緑色の長い髪の上に、銀色の小さな冠を乗せたカチェーシャ。さらにはメイド服を着た幼女だ。
格好もなかなか印象的だが、それ以上に綺麗な顔立ちが目立つ子だった。
――が、それもそのはず。
弟の話によると、彼女は《星神》の少女らしい。
《星神》は美男美女ばかり。ユーリィや、アッシュの幼馴染と同じということだ。
彼女は、今日はジェイクと一緒にクライン工房にまで遊びに来ていた。
そして先程の模擬戦を観戦していたのだ。
ちなみに現在、アイリの隣には弟の幼馴染が造ったという自律型鎧機兵――ゴーレムの姿が一機だけある。彼女の護衛らしい。
紫色の玩具の鎧を着こんだような幼児サイズの鎧機兵。小さな尾を揺らしている。アイリと並んで歩く姿は姉第のようだ。
アッシュは、くしゃりとアイリの頭を撫でた。
この子を見ていると、幼かった頃のユーリィを思い出す。
「確かにジェイクは、なかなかのモンだったな。タイマンなら、多分ロックやエロ僧よりも強いだろうな」
「……お義兄さんは、対人戦でもコウタより強いの?」
「ん? まあ、今のコウタとはまだ仕合ってはいねえが、一応兄貴だしな。そう簡単に弟には負けられねえよ」
言って、アッシュは朗らかに笑った。
すると、アイリは何故か溜息をついた。
「……やっぱりコウタよりも強いのかぁ。ジェイクの勝ち目は薄すぎるよ」
と、そんなことを呟く。
「ん? そりゃあ、どういう意味だ?」
「……何でもないよ。それよりお義兄さん」
アイリは、アッシュの手を掴んだ。
「……家事を手伝うよ。私はメイドさんだし」
「おう。ありがとな。けど、アイリ嬢ちゃんはお客様だからな。気持ちだけでいいよ」
「……ううん。気遣いは無用だよ。お義兄さん。私は、ここで義妹ポイントを稼いでおきたいところだし」
「へ? ギマイって?」
アッシュが不思議そうな顔をする。
発音的には『義妹』としか受け取りようがないのだが、流石にこの幼女が弟相手に将来を見越すほどの思慕を抱いているとまでは考えない。
対し、アイリは、今はまだ草原な胸を大きく反らした。
「……私は、他のメンバーより歳が離れすぎているから不利なんだよ。だから、こうやってコツコツ頑張っておかないと……」
と、アイリが未来の義兄に説明しようとした時だった。
ふと、アイリの視線が前を向いて止まる。
そこには一人の少女が立っていた。
容姿的には十二、三歳ほどか。実年齢は十五歳間近だと聞いている。
肩まで伸ばした空色の髪に、翡翠色の瞳。鼻梁においては、人形じみたぐらいに整った美しい少女だ。華奢な肢体には白いつなぎを纏っているが、それでもなお美しい。
――ユーリィ=エマリア。
アッシュの養女である。
「……ユーリィ先輩」
アイリは、自分と境遇のよく似た彼女の名を呼んだ。
だが、彼女は何も答えず、アッシュの傍にゆっくりと歩いてくる。
そして、アッシュの前で両手を広げて。
「……アッシュ。抱っこして」
「いや、ユーリィ?」
アッシュは困惑した表情を見せた。アイリは神妙な顔をする。
(う~ん、どうしたんだ、ユーリィの奴)
アッシュは内心で唸った。
三日ほど前からユーリィはこんな感じだ。
顔を合わせると、何故か抱っこをねだってくる。
今までも甘えてくることはあったし、今回もそうだといえばそれまでだが、ここまで毎回ねだられるのは初めてのことだった。
(……けどよ)
ただ、ユーリィの精神状態があまり芳しくないのは一目瞭然だ。
ここで拒絶する訳にはいかない。
アッシュはユーリィの両足に手を回すと、そのまま彼女を抱き上げた。
それから、アイリに目をやり、
「悪りい。アイリ嬢ちゃん。あいつらの分のお茶の準備、やっぱ頼めるか?」
「……うん。お安い御用だよ」
アイリは、ポンと自分の胸を打った。隣のゴーレムも「……オレモ、テツダウ」と同じように胸を打った。
アッシュは「ありがとな」と告げると、
「ユーリィ。とりあえず俺の部屋に行こうな。そこで話をしよう」
「…………うん」
ユーリィは、アッシュの首にしがみついたまま頷いた。
そうしてアッシュは、ユーリィを抱えて工房の二階へと上がっていった。
アイリは、その姿をじいっと見つめていたが、おもむろに嘆息して。
「……ユーリィ先輩。かなり重症だよ」
ただ、そう呟いた。
一方、その頃。
クライン工房横の広場では。
「おい。あれは反則じゃねえか? コウタ以上の化けもんだぞ、あの兄ちゃん」
ジェイクがゆっくり地面に腰を下ろして呻く。
「なっ、えげつねえェだろ? けど、あれが師匠だ」
と、エドワードが、地面に横顔をつけたまま返す。
「あの人は、存在そのものが、もう反則的だからなぁ……」
ロックも地面で胡坐をかいて告げた。
「けどよォ……」
ジェイクが「ぬぬぬ」と呻く。
「あれが、オレっち達全員の恋敵なんだよなぁ」
「……う」「そ、それを言うな……」
エドワード、ロックも呻いた。
そして三人は、
「「「……………はァ」」」
と、心の底からの溜息をつくのであった。
悩める少年達。彼らもある意味、重症な心境なのである。
少年が叫ぶ。
拳が空を切る。しかし、それは全く届かない。
次々と繰り出すが、敵は右手一本で払い続ける。
「……ぐっ!」
腰には白布。
黒い騎士服を着た巨漢の少年――ジェイク=オルバンは焦りを抱く。と、
「ジェイク! 横に跳べ!」
言って、飛び蹴りを放ったのはエドワードだ。
ブラウンの髪に小柄な体格を持つ、アティス王国騎士学校の騎士候補生だ。
少年――ジェイクは横に跳んだ。
ギリギリの瞬間まで蹴りの軌道を隠す動きだ。
だが、エドワードの奇襲もあっさりと受け止められる。
右腕で足首を掴まれた。
「う、うおおお!?」
しかも、棍棒でも振るうかのように大きく振りかぶられた。小柄といっても少年。人一人分の重量である。とんでもない膂力だった。
「身構えろよ。二人とも」
敵である青年が言う。
そして、エドワードをジェイクに叩きつける!
「ぐお!」「ぐげ!」
悲鳴を上げる少年達。
そのままエドワードの足首も離したので、二人は揃って吹き飛んだ。
「エド! ジェイク!」
その様子を見て、三人目の少年が叫ぶ。
ジェイクにも負けない体格の少年。ロック=ハルトだ。
――が、次の瞬間、彼はギョッとした。
「うおっ!」
「お前らしいが、仲間に気を取られすぎだぞ。ロック」
青年が、一瞬でロックの前に移動してきたのだ。
直後、まるで鉄槌のような拳が、ロックの腹筋にめり込んだ。
「ぐおおおおおおっ!?」
ロックもまた、大きく吹き飛んだ。そして数セージル先でバウンドし、先にのびていたジェイク達に被さるように止まった。
倒れ伏す三人が、立ち上がるような様子はない。
「さて」
青年が、パンパンと手を鳴らした。
そしてニカっと笑って告げる。
「模擬戦はここまでだ。少し休んだら工房の方に来な。茶でも出してやるよ」
◆
「……お義兄さん。本当に凄いね」
「はは、まあ、これでも《七星》の一人だしな」
白い髪と黒い瞳。白いつなぎを着た青年は、隣を歩く幼女にそう告げる。
アッシュ=クライン。この工房の主人である青年だ。
そして先程、ジェイク達を右腕一本で一蹴した青年でもあった。
「……けど、本当に凄いよ。ジェイクはコウタでも簡単な相手じゃないのに」
アッシュの顔を見上げてそう返すのは、アイリ=ラストンという幼女だった。
年齢は九歳ほどか。薄緑色の長い髪の上に、銀色の小さな冠を乗せたカチェーシャ。さらにはメイド服を着た幼女だ。
格好もなかなか印象的だが、それ以上に綺麗な顔立ちが目立つ子だった。
――が、それもそのはず。
弟の話によると、彼女は《星神》の少女らしい。
《星神》は美男美女ばかり。ユーリィや、アッシュの幼馴染と同じということだ。
彼女は、今日はジェイクと一緒にクライン工房にまで遊びに来ていた。
そして先程の模擬戦を観戦していたのだ。
ちなみに現在、アイリの隣には弟の幼馴染が造ったという自律型鎧機兵――ゴーレムの姿が一機だけある。彼女の護衛らしい。
紫色の玩具の鎧を着こんだような幼児サイズの鎧機兵。小さな尾を揺らしている。アイリと並んで歩く姿は姉第のようだ。
アッシュは、くしゃりとアイリの頭を撫でた。
この子を見ていると、幼かった頃のユーリィを思い出す。
「確かにジェイクは、なかなかのモンだったな。タイマンなら、多分ロックやエロ僧よりも強いだろうな」
「……お義兄さんは、対人戦でもコウタより強いの?」
「ん? まあ、今のコウタとはまだ仕合ってはいねえが、一応兄貴だしな。そう簡単に弟には負けられねえよ」
言って、アッシュは朗らかに笑った。
すると、アイリは何故か溜息をついた。
「……やっぱりコウタよりも強いのかぁ。ジェイクの勝ち目は薄すぎるよ」
と、そんなことを呟く。
「ん? そりゃあ、どういう意味だ?」
「……何でもないよ。それよりお義兄さん」
アイリは、アッシュの手を掴んだ。
「……家事を手伝うよ。私はメイドさんだし」
「おう。ありがとな。けど、アイリ嬢ちゃんはお客様だからな。気持ちだけでいいよ」
「……ううん。気遣いは無用だよ。お義兄さん。私は、ここで義妹ポイントを稼いでおきたいところだし」
「へ? ギマイって?」
アッシュが不思議そうな顔をする。
発音的には『義妹』としか受け取りようがないのだが、流石にこの幼女が弟相手に将来を見越すほどの思慕を抱いているとまでは考えない。
対し、アイリは、今はまだ草原な胸を大きく反らした。
「……私は、他のメンバーより歳が離れすぎているから不利なんだよ。だから、こうやってコツコツ頑張っておかないと……」
と、アイリが未来の義兄に説明しようとした時だった。
ふと、アイリの視線が前を向いて止まる。
そこには一人の少女が立っていた。
容姿的には十二、三歳ほどか。実年齢は十五歳間近だと聞いている。
肩まで伸ばした空色の髪に、翡翠色の瞳。鼻梁においては、人形じみたぐらいに整った美しい少女だ。華奢な肢体には白いつなぎを纏っているが、それでもなお美しい。
――ユーリィ=エマリア。
アッシュの養女である。
「……ユーリィ先輩」
アイリは、自分と境遇のよく似た彼女の名を呼んだ。
だが、彼女は何も答えず、アッシュの傍にゆっくりと歩いてくる。
そして、アッシュの前で両手を広げて。
「……アッシュ。抱っこして」
「いや、ユーリィ?」
アッシュは困惑した表情を見せた。アイリは神妙な顔をする。
(う~ん、どうしたんだ、ユーリィの奴)
アッシュは内心で唸った。
三日ほど前からユーリィはこんな感じだ。
顔を合わせると、何故か抱っこをねだってくる。
今までも甘えてくることはあったし、今回もそうだといえばそれまでだが、ここまで毎回ねだられるのは初めてのことだった。
(……けどよ)
ただ、ユーリィの精神状態があまり芳しくないのは一目瞭然だ。
ここで拒絶する訳にはいかない。
アッシュはユーリィの両足に手を回すと、そのまま彼女を抱き上げた。
それから、アイリに目をやり、
「悪りい。アイリ嬢ちゃん。あいつらの分のお茶の準備、やっぱ頼めるか?」
「……うん。お安い御用だよ」
アイリは、ポンと自分の胸を打った。隣のゴーレムも「……オレモ、テツダウ」と同じように胸を打った。
アッシュは「ありがとな」と告げると、
「ユーリィ。とりあえず俺の部屋に行こうな。そこで話をしよう」
「…………うん」
ユーリィは、アッシュの首にしがみついたまま頷いた。
そうしてアッシュは、ユーリィを抱えて工房の二階へと上がっていった。
アイリは、その姿をじいっと見つめていたが、おもむろに嘆息して。
「……ユーリィ先輩。かなり重症だよ」
ただ、そう呟いた。
一方、その頃。
クライン工房横の広場では。
「おい。あれは反則じゃねえか? コウタ以上の化けもんだぞ、あの兄ちゃん」
ジェイクがゆっくり地面に腰を下ろして呻く。
「なっ、えげつねえェだろ? けど、あれが師匠だ」
と、エドワードが、地面に横顔をつけたまま返す。
「あの人は、存在そのものが、もう反則的だからなぁ……」
ロックも地面で胡坐をかいて告げた。
「けどよォ……」
ジェイクが「ぬぬぬ」と呻く。
「あれが、オレっち達全員の恋敵なんだよなぁ」
「……う」「そ、それを言うな……」
エドワード、ロックも呻いた。
そして三人は、
「「「……………はァ」」」
と、心の底からの溜息をつくのであった。
悩める少年達。彼らもある意味、重症な心境なのである。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ゲームコインをザクザク現金化。還暦オジ、田舎で世界を攻略中
あ、まん。
ファンタジー
仕事一筋40年。
結婚もせずに会社に尽くしてきた二瓶豆丸。
定年を迎え、静かな余生を求めて山奥へ移住する。
だが、突如世界が“数値化”され、現実がゲームのように変貌。
唯一の趣味だった15年続けた積みゲー「モリモリ」が、 なぜか現実世界とリンクし始める。
化け物が徘徊する世界で出会ったひとりの少女、滝川歩茶。
彼女を守るため、豆丸は“積みゲー”スキルを駆使して立ち上がる。
現金化されるコイン、召喚されるゲームキャラたち、 そして迫りくる謎の敵――。
これは、還暦オジが挑む、〝人生最後の積みゲー〟であり〝世界最後の攻略戦〟である。
召喚学園で始める最強英雄譚~仲間と共に少年は最強へ至る~
さとう
ファンタジー
生まれながらにして身に宿る『召喚獣』を使役する『召喚師』
誰もが持つ召喚獣は、様々な能力を持ったよきパートナーであり、位の高い召喚獣ほど持つ者は強く、憧れの存在である。
辺境貴族リグヴェータ家の末っ子アルフェンの召喚獣は最低も最低、手のひらに乗る小さな『モグラ』だった。アルフェンは、兄や姉からは蔑まれ、両親からは冷遇される生活を送っていた。
だが十五歳になり、高位な召喚獣を宿す幼馴染のフェニアと共に召喚学園の『アースガルズ召喚学園』に通うことになる。
学園でも蔑まれるアルフェン。秀な兄や姉、強くなっていく幼馴染、そしてアルフェンと同じ最底辺の仲間たち。同じレベルの仲間と共に絆を深め、一時の平穏を手に入れる
これは、全てを失う少年が最強の力を手に入れ、学園生活を送る物語。
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。
勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。
辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。
だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる