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ポンコツ美少女探偵が行く!③
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「呉井さんってさ」
次の日の放課後、俺は呉井さんの後ろをついていった。振り向いた彼女は、いつもどおりの美少女っぷりを発揮している。
「何ですか? 明日川くん」
「いやいやいや、何ですか、じゃなくてね。その格好は、なに?」
呉井さんはきょとんとした目で、自分の姿を見回した。変なところはございません、という顔をするが、校内で許されているのは、制服またはジャージだ。呉井さんは制服を着てはいるものの、上から羽織っているものに問題がある。カーディガンやセーターやベストではない。
「探偵の正装はこうだと、モノの本には書いてありました!」
くるっと一回転して両手を広げてポーズ。いや、ファッションショーか。マイペースな御仁である。
呉井さんが制服の上に纏っているのは、名探偵ホームズといえば、この格好だよねっていうアレ。鹿撃ち帽っていうんだっけ? 揃いのチェック柄の……チェック柄の……この服はなんていうんだ?
「インバネスコート、といいます」
さすが呉井さんは博識である……じゃなくって。
感心するやら呆れるやら、俺の感情などお構いなしに、呉井さんは手にした虫眼鏡を覗いている。うんうん。それも探偵には欠かせないアイテムだね。もういいや。呉井さんは、形から入るタイプということにしておく。
そういえば、ホームズといえばこの格好! というのはあるが、その助手のワトソン博士のイメージは、ホームズに比べてぼける。英国紳士よろしく、トレンチコートに中折れ帽子で俺もキメるべきだったか。当然この思考は、現実逃避である。
美少女探偵・呉井さんのおともの俺は、制服姿もあいまって、どちらかといえば小林少年かな。
服装こそ完璧(?)な呉井さんだったが、捜査はパーフェクトにうまくはいかない。筆箱遺棄事件の目撃情報を集めるべく、聞き込みをしているわけだが、人間の記憶はとても曖昧だ。
「昨日の昼休み開始十五分くらい、音楽室から不審な人物が出てきたのを見てはいませんか?」
聞き方!
不審な人物、なんて学校に頭の沸いた変質者がやってきたみたいじゃないか。職員室にまで尋ねに行こうとした呉井さんを、俺は全力で止めた。学校が臨時休校になり、警察沙汰になってしまう。クレイジー・マッドの名前に拍車がかかるじゃないか。
あと、コスプレ美少女に男子も女子も目が釘付けになってしまい、どうしても真剣さに欠けるのもある。呉井さんもついでに俺も、いたって真面目なのだが。尋ねられた相手は、まず呉井さんの姿にぎょっとした後に、背後の俺に憐みの視線を向ける。いつも突き合わされて、大変だな、と。
四月の時点だったら、「わかってくれるか!」と、その両手を取ってぶんぶんと上下に振っていただろう。いつもいつも呉井さんとその仲間たちに振り回されて……と泣きついていたかもしれない。
ただ、今はもう、俺も彼女の仲間たちに組み込まれてしまっている。仙川や瑞樹先輩のように、呉井さんを鉄壁ガードするには至らないが、彼女が悲しい顔をするのは俺も嫌だし、笑っていてほしいな、と思うのだ。
なので俺は、曖昧に微笑みを浮かべて、「これは俺が好きでやってることだから」という空気を醸し出す。相手に正しく伝わっているかは知らないが、苦笑には見えないはず。嫌々やっているのではないことがわかれば、それでいい。
その後、何人もに聞き込みを繰り返したが、結果は芳しくない。最初は楽しそうに捜査を続けていた呉井さんも、気疲れした様子で、のろのろと廊下を歩いて教室に戻ろうとする。
「呉井さん。たぶん、聞き込みを続けても無駄だと思う」
「奇遇ですわね。わたくしも、ちょうどそう考えていたところですの」
本当かなあ。一つのことに一直線な呉井さんのことだから、俺が何も言わなかったら、このまま何日間も廊下で聞き込みを続けていたような気がする。
「今日はもう帰ろう。家で明日以降の捜査をどうするか、お互いに考えてくるのがいいんじゃないかな」
呉井さんは、唇を尖らせた。わかりやすく不満そうだ。
「でも、早く手がかりをつかまないと、証拠隠滅の恐れが……」
「たぶん犯人、そこまで考えてないと思うよ」
中身を盗んだとなると話は別だが、いくら彼女の大切な物とはいえ、ペンケースをゴミ箱に遺棄した程度では、学校側に訴えても、おそらく停学にすらならない。常習性があってイジメだと判断されれば別だが、そこまで過熱させる気はないはずだ。
彼女を傷つけない言い方に四苦八苦していると、「わかりました。明日川くんがそれほど言うんですもの……今日は帰りましょう」と、呉井さんはコートを翻して、教室へと歩みを進めた。
帰宅部の生徒はとっくに帰ってしまったし、部活動の生徒たちは教室になど用事はない。おそらく俺たちが最後だろう。
「ん?」
廊下を走り去って行ったのは、あれは柏木じゃないか? 俺たちが来たことに気がついていた様子ではないが、慌ててどこかへ行ってしまった。なんだありゃ?
俺は呑気に扉に手をかけて、開けた。
「……嘘だろ」
呟いたきり、絶句してしまった。中央に位置する、俺の隣の呉井さんの席。机の上は、惨状になっている。
「呉井さん……」
彼女は震え、唇を噛みしめている。泣いてはいないが、瞬きせずに睨みつける先には、彼女の持っていた手帳のページが、ビリビリに破られている物だった。
「ひどい……」
財布やスマートフォンなどの貴重品は持ち歩いていたが、彼女の愛用する手帳は少し大きく、探偵ごっこに不向きのため、薄い生徒手帳のメモページを利用していた。晒された手帳を手にして、呉井さんはハッとして、何かを探すようにページをめくり始める。
あまりの勢いに、挟まっていた紙が一片、ひらひらと落ちた。
「呉井さん、何か落ちたよ」
それを拾い上げた拍子に、うっかり見てしまった。
落ちてきたのは写真だった。俺たちと同世代くらいの、美しい少女の写真。薄茶のロングヘアのその少女は、うっすらと微笑んでいる。呉井さんの笑い方に少し似ている。だが、決定的に違うのは、その目だった。
呉井さんの目は、正直者の目。嘘がつけない。面白いと思う物を見つけたときには、キラキラと輝く。唇は気取って小さくしか微笑みを刻まなくても、彼女の目を見れば、おおよその感情の動きはわかる。
写真の美少女の目は、情熱のかけらもない。何が好きも、何が嫌いもない。世界のすべてがつまらないものだというように、彼女の目は見ている。
呉井さんが俺の手から写真を奪い取る。探していたのはその写真だったようで、彼女はほっとした様子で胸に抱いた。俺が写真の少女について尋ねる前に、呉井さんはいそいそと鞄の中にしまった。
ただわかるのは、呉井さんが少女のことを大切に想っているということ。だから俺は、写真のことを突っ込んで聞くことができなかった。
「誰がこんなことを」
言いながら、俺はあいつを疑った。
俺たちに気づかず、逃げるように廊下を走って行った少女。
「明日川くん」
呉井さんが自分の座席付近を指した。示す先に落ちていた物を拾い、俺は疑惑を強める。
「これって」
ピンク頭の男子のぬいぐるみの持ち主に、思い当たるのは柏木しかいなかった。
次の日の放課後、俺は呉井さんの後ろをついていった。振り向いた彼女は、いつもどおりの美少女っぷりを発揮している。
「何ですか? 明日川くん」
「いやいやいや、何ですか、じゃなくてね。その格好は、なに?」
呉井さんはきょとんとした目で、自分の姿を見回した。変なところはございません、という顔をするが、校内で許されているのは、制服またはジャージだ。呉井さんは制服を着てはいるものの、上から羽織っているものに問題がある。カーディガンやセーターやベストではない。
「探偵の正装はこうだと、モノの本には書いてありました!」
くるっと一回転して両手を広げてポーズ。いや、ファッションショーか。マイペースな御仁である。
呉井さんが制服の上に纏っているのは、名探偵ホームズといえば、この格好だよねっていうアレ。鹿撃ち帽っていうんだっけ? 揃いのチェック柄の……チェック柄の……この服はなんていうんだ?
「インバネスコート、といいます」
さすが呉井さんは博識である……じゃなくって。
感心するやら呆れるやら、俺の感情などお構いなしに、呉井さんは手にした虫眼鏡を覗いている。うんうん。それも探偵には欠かせないアイテムだね。もういいや。呉井さんは、形から入るタイプということにしておく。
そういえば、ホームズといえばこの格好! というのはあるが、その助手のワトソン博士のイメージは、ホームズに比べてぼける。英国紳士よろしく、トレンチコートに中折れ帽子で俺もキメるべきだったか。当然この思考は、現実逃避である。
美少女探偵・呉井さんのおともの俺は、制服姿もあいまって、どちらかといえば小林少年かな。
服装こそ完璧(?)な呉井さんだったが、捜査はパーフェクトにうまくはいかない。筆箱遺棄事件の目撃情報を集めるべく、聞き込みをしているわけだが、人間の記憶はとても曖昧だ。
「昨日の昼休み開始十五分くらい、音楽室から不審な人物が出てきたのを見てはいませんか?」
聞き方!
不審な人物、なんて学校に頭の沸いた変質者がやってきたみたいじゃないか。職員室にまで尋ねに行こうとした呉井さんを、俺は全力で止めた。学校が臨時休校になり、警察沙汰になってしまう。クレイジー・マッドの名前に拍車がかかるじゃないか。
あと、コスプレ美少女に男子も女子も目が釘付けになってしまい、どうしても真剣さに欠けるのもある。呉井さんもついでに俺も、いたって真面目なのだが。尋ねられた相手は、まず呉井さんの姿にぎょっとした後に、背後の俺に憐みの視線を向ける。いつも突き合わされて、大変だな、と。
四月の時点だったら、「わかってくれるか!」と、その両手を取ってぶんぶんと上下に振っていただろう。いつもいつも呉井さんとその仲間たちに振り回されて……と泣きついていたかもしれない。
ただ、今はもう、俺も彼女の仲間たちに組み込まれてしまっている。仙川や瑞樹先輩のように、呉井さんを鉄壁ガードするには至らないが、彼女が悲しい顔をするのは俺も嫌だし、笑っていてほしいな、と思うのだ。
なので俺は、曖昧に微笑みを浮かべて、「これは俺が好きでやってることだから」という空気を醸し出す。相手に正しく伝わっているかは知らないが、苦笑には見えないはず。嫌々やっているのではないことがわかれば、それでいい。
その後、何人もに聞き込みを繰り返したが、結果は芳しくない。最初は楽しそうに捜査を続けていた呉井さんも、気疲れした様子で、のろのろと廊下を歩いて教室に戻ろうとする。
「呉井さん。たぶん、聞き込みを続けても無駄だと思う」
「奇遇ですわね。わたくしも、ちょうどそう考えていたところですの」
本当かなあ。一つのことに一直線な呉井さんのことだから、俺が何も言わなかったら、このまま何日間も廊下で聞き込みを続けていたような気がする。
「今日はもう帰ろう。家で明日以降の捜査をどうするか、お互いに考えてくるのがいいんじゃないかな」
呉井さんは、唇を尖らせた。わかりやすく不満そうだ。
「でも、早く手がかりをつかまないと、証拠隠滅の恐れが……」
「たぶん犯人、そこまで考えてないと思うよ」
中身を盗んだとなると話は別だが、いくら彼女の大切な物とはいえ、ペンケースをゴミ箱に遺棄した程度では、学校側に訴えても、おそらく停学にすらならない。常習性があってイジメだと判断されれば別だが、そこまで過熱させる気はないはずだ。
彼女を傷つけない言い方に四苦八苦していると、「わかりました。明日川くんがそれほど言うんですもの……今日は帰りましょう」と、呉井さんはコートを翻して、教室へと歩みを進めた。
帰宅部の生徒はとっくに帰ってしまったし、部活動の生徒たちは教室になど用事はない。おそらく俺たちが最後だろう。
「ん?」
廊下を走り去って行ったのは、あれは柏木じゃないか? 俺たちが来たことに気がついていた様子ではないが、慌ててどこかへ行ってしまった。なんだありゃ?
俺は呑気に扉に手をかけて、開けた。
「……嘘だろ」
呟いたきり、絶句してしまった。中央に位置する、俺の隣の呉井さんの席。机の上は、惨状になっている。
「呉井さん……」
彼女は震え、唇を噛みしめている。泣いてはいないが、瞬きせずに睨みつける先には、彼女の持っていた手帳のページが、ビリビリに破られている物だった。
「ひどい……」
財布やスマートフォンなどの貴重品は持ち歩いていたが、彼女の愛用する手帳は少し大きく、探偵ごっこに不向きのため、薄い生徒手帳のメモページを利用していた。晒された手帳を手にして、呉井さんはハッとして、何かを探すようにページをめくり始める。
あまりの勢いに、挟まっていた紙が一片、ひらひらと落ちた。
「呉井さん、何か落ちたよ」
それを拾い上げた拍子に、うっかり見てしまった。
落ちてきたのは写真だった。俺たちと同世代くらいの、美しい少女の写真。薄茶のロングヘアのその少女は、うっすらと微笑んでいる。呉井さんの笑い方に少し似ている。だが、決定的に違うのは、その目だった。
呉井さんの目は、正直者の目。嘘がつけない。面白いと思う物を見つけたときには、キラキラと輝く。唇は気取って小さくしか微笑みを刻まなくても、彼女の目を見れば、おおよその感情の動きはわかる。
写真の美少女の目は、情熱のかけらもない。何が好きも、何が嫌いもない。世界のすべてがつまらないものだというように、彼女の目は見ている。
呉井さんが俺の手から写真を奪い取る。探していたのはその写真だったようで、彼女はほっとした様子で胸に抱いた。俺が写真の少女について尋ねる前に、呉井さんはいそいそと鞄の中にしまった。
ただわかるのは、呉井さんが少女のことを大切に想っているということ。だから俺は、写真のことを突っ込んで聞くことができなかった。
「誰がこんなことを」
言いながら、俺はあいつを疑った。
俺たちに気づかず、逃げるように廊下を走って行った少女。
「明日川くん」
呉井さんが自分の座席付近を指した。示す先に落ちていた物を拾い、俺は疑惑を強める。
「これって」
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