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20、休眠状態の孕み腹
しおりを挟む(手に入れるためには、頑張る陽斗くん。いけ、いくんだぁーーっ!司はにぶちんなので、一切気がついてません。)
それから毎日、司が寝たあと、陽斗くんは俺の部屋にやってくる。進捗状況を報告しながら、俺の乳首を舐めて、1回イかせられると、今度はパジャマのズボンと下着を脱がされ、足を開脚し、自分で膝裏を持たせられ、性器を舐められる。
とても恥ずかしくて死ねる体勢。それを言われるがまま受け入れ、そして維持している。陽斗くんは、俺の足の間に入り込み、熱心に性器を舐め、そして咥えると、俺を絶頂に導くのだ。
そして、精液を喉を鳴らして飲み込んでいく。最初はむせていたのに、2回目からは涙目で飲み干し、今では、美味しそうに飲むまでになった。辞めてほしいのに、とても美味しいですって、言ってくる陽斗くんが信じられない。
そんなある日のこと、遂に見られてしまう。俺のアナルを。ソファで脚を大きく広げられたあの時、必死で目を背けていた陽斗くんは、
「今日は、飛鳥さんの大切なところを見させてください。ちゃんと暴走しないように頑張りますので!」
鼻息荒く、そうお願いしてくる。つか、今まで散々性器を舐めておきながら、アソコを見ていなかったのか、そっちのほうが、驚きだわ。
だけど、ストレートに見せてくれと言われて、いいよとは言えない。俺は、アイツの嫁で、司の母親なんだぞ?司の親友とはいえ、俺に恋する男にそんなところを見せるなんて、そんなの・・・。
俺の戸惑いを、感じ取った陽斗くんは、
「あと1週間ちょっとですね。」
俺の耳にそう囁いてくる。ギロッと睨みつけると、お願いします!と頼み込まれた。陽斗くんが、司の勉強を見てくれるようになって、確かに学力は上がったようだ。小テストは、8割正解してきているし司自身も基礎が分かると応用編が解け始めたと嬉しそうに報告してくれるし。
時々ご褒美に、司の好きなご飯を作ったりして、応援すると、喜んでくれるのが嬉しい。それに小テストで満点を取ると頭撫でてくれとか、膝枕してくれとか甘えてくるのも可愛かった。アイツに似た顔で甘えられるのは、時々ドキッとしてしまう。大きくなるにつれて、容姿だけでなくてクセとか似てきてやっぱり親子なんだなと思った。
そして、夜が来て、今日初めて俺のアナルを見られるのだ。
尻の下に枕を入れられ、陽斗くんに向かって、大きく脚を開脚している。顔が熱い。恥ずかしい・・・、陽斗くんの熱い視線をアナルに感じる。ギュッと目をつぶって、時が過ぎるのを待つ。
もういいですよって言われるのを・・・。それなのに、なかなか何も言われなくて。ただ陽斗くんの荒い息遣いが聞こえるだけ。その呼吸を聞いていると、腹の奥がキュンキュンしてしまう。自然とアナルのふちが、勝手に開くんじゃないかと思うぐらい収縮を繰り返している。
「ひゃあああーーーーーーッツツ!」
ちゅう♡
突然、敏感なアナルに何かが触れられ悲鳴が出る。目を開けると、その卑猥な光景に息を飲む。
陽斗くんが、アナルにキスしていた。目を伏せて瑞々しい唇が触れている。そんなとこ舐めるなっ!と暴れたいのに、なにか思いを込めるように恭しくキスをする姿に、体が動かなかった。
陽斗くんの赤い鮮やかな唇が、俺のアナルに触れている・・・。
かぁあああと顔が火照ってしまう。思わず、ギュッと力を入れてしまうとアナルも連動して締まった。その収縮がわかった陽斗くんが、舌で舐めてくる。その刺激にやっと、
「お、お、お前っ!なんてとこ舐めるんだよっ!汚いだろうがっ!早く口ゆすいでこい!」
足を下ろしすと、やっと口が離れた。でも、今度は指でアナルを触りながら、
「飛鳥さん・・・。すごく綺麗です。ふっくらと丘が盛り上がって、その中心は桜色。人妻だったから、やっぱりここは縦に割れてますけど、それがとてもエロすぎて、鼻血が出そうなぐらいです。
はぁ♡本当に、可愛くて可憐で、それなのにエロいってもう、どれだけ僕を夢中にさせるの?」
しみじみと、そう言う陽斗くんに赤面する。アナルを見られるだけでも恥ずかしいのに、そこをマジマジと見られ、舐められそして感想を言ってくるとは思わなかった。
「し、知るかっ!」
「・・・そうですか。何事にも興味がなく、つまらないものだと思っていた日常が、司と出会って変化して、更に飛鳥さんと出会って薔薇色に色付いた。
愛しています。可愛くてかっこよくて、そして意地っ張りなあなたを。」
その真剣な眼差しにドキッと鼓動が跳ねた。俺の目を一切逸らさず、熱が孕んだ瞳で見られると、どうしていいのかわからなくなる。でも視界に俺の性器がぶら下がっているのがみえてハッと意識が戻った。自分が今どんな格好をしているのか・・・
「ーーーーーーっ!早く、俺を解放しろぉ!!」
それからというもの、毎夜、アナルも舐められるようになってしまった。乳首を舐められ、性器を舐められ、最後にアナルを舐められる。そして試験まであと4日という日に、遂に陽斗くんの舌が、中に入ってこようとしていた。
俺の体は、休眠状態に入っている。孕み腹は、性行為を長い間しなかった場合、生理も排卵も全て無くなってしまう。新鮮な卵子を作り出すため、休眠するのだ。俺は、アイツが交通事故で亡くなったショックから、すぐに止まってしまっていた。多分、これだけ陽斗くんに触られていたら、既に体が目覚めてもおかしくは無いと思う。けれどその兆候は現れない。でも、それでいい・・・。だって、今こうして俺に執着しているのは、一時的なものだろう。
ただ初めて自分を見てくれた大人である自分を、愛していると錯覚しているだけだ。そうに決まっている。だって、こんなにも若くて綺麗な男の子が、俺のようなオッサンを好きになるはずなんておかしい。
性格は、見た目に反して褒められたものじゃないけど。
もう少し大人になれば、夢はきっと覚める。だから、今の体の休眠状態は都合がいい。一生、目覚めなければいい。
そして、今日もいつもと同じ体勢で、アナルを舐められていたのだが、舌先がグッとアナルを押してくる。何度も何度もグッグッと。そこまで強くないが、確実に中に入れようとしている?!
「ちょっ、お前何しているんだよ!」
喚くけど、陽斗くんは、一切構わずに舌を押し付けてくる。今度は力強く押し込まれ、
にゅるん
そんな感じで、舌が胎内に入ってきた。
「んあああぁ♡」
ヌルヌルした舌が、遂にアナルの中に入ってきた。
驚いたアナルのふちがギュッギュッと締め付けて、異物を拒んでいるというのに、顔を股間に押し付け、更に奥へ入ってくる。確かめるように腸壁を舐められ、ふちの裏を舌先でなぞられ、ガクガクと体が震えてしまう。アイツに触れられなくなって、久方ぶりのその刺激に、悲鳴が我慢できない。
「あああん、んあっ、・・・や、やめぇ、ひゃあ~~ッンンンッ、あん!そ、そこぉ、舐めるな、んぁああ~~~っ!」
ヌポヌポと舌を出し入れされ、甘い声が出てしまった。唾液を注ぎ込まれるように中を舐められると、拒んでいたふちは、徐々に綻び始め舌を受け入れていく。舌を根元まで入れられ、腸壁をひとつひとつ舐めしゃぶられてしまう。ダメなのに、こんなこと辞めさせないといけないのに、体が悦んでいる。既に膝裏を持っていた手は外れ、力なくベッドに投げ出されて俺は、与えられる快感に喘ぐだけ。
散々舐アナルや腸壁まで舐められ、何が何だか分からなくなった頃、ようやく舌が抜かれた。抜かれたばかりのソコは、ジンジンと熱を孕みヒクヒクと収縮を繰り返している。
体が熱い・・・、腹の奥が疼く・・・、切ない・・・
俺の中を満たして欲しい・・・。
そうして期末テストに突入した。
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