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2章 愛される嫁
34、アイノカタチ?
しおりを挟むお腹を膨らませているルークをみると、やっぱり寝取らせが刺激される。お重たそうにお腹を触りながら日常生活を送る姿は、たまらん♡♡♡
もちろん、ルークの負担を考えて全てのお世話は俺の仕事だ。着替えもお風呂も、排泄も♡♡♡ルークのお世話は、俺にとってかけがえのなく幸せを感じる時間だ。
恥ずかしそうに陰部を拭かれるルーク、お風呂で隅から隅まで洗われるルーク、俺がチョイスしたハレンチな下着を付けるルーク♡♡♡
萌えええぇぇぇ!!
そんな蜜月のような11ヶ月の妊娠期間長いようで短かった。最初の3ヶ月はお腹が膨らまなかったから、雄子宮に結界を張って代わる代わるルークを可愛がったし、お腹が膨らんできたら、手こきや口淫、素股とか挿入以外の手段で愛し合ったしね!
妊娠期間は、ルークも性欲が溜まりやすいから、ハッスルしちゃったぁ♡♡♡
そんなこんなで、時間は過ぎ、今日の朝陣痛きて、さっき破水した。安産スキルがあるから大丈夫だけど、やっぱり緊張するよね。しかも今回は立った状態での出産。
しっかり赤ちゃんが怪我をしないように藁を用意したし、準備OK!!
大きく脚を開いたルークのアナルは、さっきから開閉を繰り返して、中の腸壁が見えている。まだ赤ちゃんは見えないけど、断面図で確認しているから、もうそろそそろだと・・・。
ルークの周りをルシフェルやコニーが忙しなく、移動して見守っている。人の手がない彼らには、今やることは無い。
「ひぐぅううう~~~っ、んんんん~~っ、んぐぅーーーーっ!」
今回はペガサスだから、結構大きい。ルークの身体を考えたら、結構無茶な妊娠だよね?!ごめんね。
「ルーク、もう少しだから、はい、踏ん張って!」
俺の言葉に、グッと脚を踏ん張ると、力いっぱい息を吐くを繰り返す。何回かの深呼吸を繰り返した時、
ジュブンッ!
赤ちゃんの脚が出てきた。すかさず、グッと持つと、グイッと引っ張る。力加減を間違えないように、少しずつ引き抜くと、ズルズルとその姿を現し、藁の上に産まれ落ちた。
「ルーク、無事に産まれたよっ!」
ルシフェルが、羊膜をペロペロと破くと、産まれてすぐと言うのに、立ち上がろうとしている。細く長い足を震わせながら、立とうとして倒れて、でもすぐ立とうとして倒れて、それを繰り返し、ついに自分の力で立ち上がった。
立ち上がった赤ちゃんに、ルークが雄っぱいをあげている。
白く美しい毛並みをしたペガサス。羊水で濡れているけど、生命力豊かに元気に母乳を飲んでいる。ルシフェルが、男泣きして、コニーが良かったねと祝福している姿に、ちょっと胸が熱くなった。
俺の寝取らせは、時に苦しい感情を与えてくるけど、こうやって産まれる命があると思うと、全てを否定することは出来ないなと思う。
ルークの状態が万全に戻るまで、しばらく安静にしてから、今度はコニーの赤ちゃんを孕むことになった。前と同じように椅子を使って交尾したのち、淫魔法を唱え、無事に受精♡♡♡
ルシフェルは、複雑な心境みたいだけど、幼馴染であるコニーが、喜ぶ姿をみて少し笑っていた。
同じように11ヶ月後、ルークはコニーの赤ちゃんを産んだ。小さな角が生えた一角獣。
◻️それから数日後
俺はいま美術館に来ている。ここには、俺が描いたルークの絵やキラが撮ってきたルークのあられもない写真が飾られている。そこに今回新しい写真が加わった。
産まれた瞬間の生命
ルシフェルの背中に預けて、コニーに貫かれる
雄っぱいを赤ちゃんにあげている
それらの最高の写真を今回キラが撮っており、美術館にデカデカと展示したのだ。
ルークに見られたら、燃やされそうだから、内緒にして尚且つ結界を張って隠している。
はぁ、本当に美しい♡♡瑞々しい肉体を淫らに見せつけるその姿は、見るもの全てを欲情させるだろう。これらもいつか公開したいものだね♡♡
これまでのルークとの軌跡が、この美術館には詰まっている♡♡♡今度は、今まで収集したコレクションを展示するところも作りたいなぁ♡
ほら、今回手に入れた愛液たっぷりのパンティとか。
そうしてコニーの子どもを出産して数ヶ月後、既にルークのお乳を必要としないため、妖精界に帰ってもらった。ほら元々は、ルークのお乳を1回上げるだけで良かったからね。寂しがる子どもたちに思うところがない訳ではなかったけど、ルークとの時間を大切にしたいんだよねぇ。今度は、俺の番ってわけ♡♡♡
名残惜しそうにしているルシフェルやコニーに、タンクごと母乳を渡して、手を振って見送った。これで、ルークの時間は俺だけのもの♪
「ふはっ、リオン、顔やばいぞ?野獣みたいだ。」
俺の顔を覗き込んできたルークに、笑われる。ルーク自身は、お腹を痛めて産んだ子だが、スキルの影響で赤ちゃんたちに対する愛情は、もふもふを愛する気持ちとそう変わらない。そのため、自分の子どもという認識は薄いんだ。
だから、離れ離れになるのにそこまでの抵抗はない。
ルシフェルとコニーにとっては、ルークとの愛のカタチだけど、ルークにとっては、新しいもふもふが増えたぐらいの認識なのだろう。
その事実が、ルークの夫としての俺の自尊心というか、なんというか、満たしてくれている。
ギュッとルークを抱きしめると、抱き締め返してくれた。
「ははっ、まったく、しょうがないな。お前は・・・」
俺の性癖をその一言で受け入れてくれるルークに、感謝しかない。
その日は、ルークと一日中離れることはなかった。
《ふふっ、本当に楽しくてしょうがないわ♡愛する2人、神様から祝福されたというのに、私たちに目をつけられたせいで、泥沼になるのだから♡♡♡》
常闇に、サキュバスの声が響き渡る。淫魔として長い時を生きてきた彼女にとって、真実の愛というのは理解し難い感情だ。
しかし、もう一方の淫魔であるインキュバスは、
《まぁ、私たちが目をつけたせいなのかしれないが、意外と楽しんでいるみたいだぞ?
リオンも、あの嫁さんもな。じゃなきゃ、あそこまでスキルの熟練度上がらないだろ?》
今までお互いに不干渉であったが、今回はお互いの思惑もあって協力体制をしいている。同じ淫魔同士、狩場が重なることはあっても、餌が重なることは無かった。
今回初めての出来事だ。
《でも、次は今回みたいに上手くいかないわ♡あはははっ、私はね、絶望を見たいの♡♡あのふたりの真実の愛が崩壊する様をね!!
あはっ、あははははは!!そのときが、愉しみだわ♪》
《・・・・・・ふぅ。まぁ、次のアレは、アイツらにとって最大の試練だろうな。でも、それで最後だ。
全ての淫気は溜まり、そして俺たちにとって始まるのだから。乗り越えろよ、リオン、ルーク。》
着実に種は大きくなっており、発芽するのは、あともう少し。
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