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2章 愛される嫁

27、リクの罪滅ぼし※※

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⚠️リクがSMプレイという酷い目に遭います。苦手な人は飛ばして下さい⚠️



ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・許してなんて言えない。それだけの事を僕はしてしまったのだから。
だから、僕を壊して・・・・・・。

僕は、いまサキュバスのお姉さんが参加する乱交ぱーてに来ている。中には過激なプレイをする人もいるらしく、リクちゃんにピッタリじゃないと言われ、参加を決めた。地下にいる会場にいくと、お姉さんが受付を済ませてくれた。
早く、僕に罰を・・・。そんな僕に、

「ちょっと、リクちゃん。そんなに折檻を受けたいの?どんな理由があるか知らないけど、そんなに気に病むことはないのじゃないかしら?
サキュバスなんだから、もっと享楽的に生きましょう♡」

きょうらくてき?・・・ああ、思いのまま楽しむことっていう意味だよね。無理だよ、そんなの。
大切な人を傷つけた僕には・・・。なんで、あんなことをしてしまったのかな。大好きなママなのに、パパ以外を求めさせて。

そんな僕に、愛想を尽かしたのか、お姉さんはどこかにいった。周りを見渡すと、既に乱交パーティは始まっているみたいだ。あちらこちらから、嬌声が聞こえる。人間や獣人、それに獣?もいる。
男女関係なく、ペアのひともいれば、複数人でセックスをしていたりと、様々だ。
僕をお仕置してくれる人、誰がいいだろう。ノロノロと周りを見渡すと、1人の男性と目が合った。背が高くて、にっこりとわらう。顔半分を仮面で隠した男。仮面から覗く瞳が、とても昏くて、今の僕には、ピッタリな感情を感じた。

近づくと、また口角をあげてわらうけど、目の奥は笑ってもいない。男は隠しているけど、そのパーツから綺麗な顔立ちをしていた。
独特のオーラをもつ男の周りには色んなタイプの男女が侍っているけど、相手にしていない。必死に、彼の関心を得ようとしている様は、滑稽でもある。

近づいた僕を回りの人達が睨んできたけど、全然平気だ。鬱々とした視線に、心地良さすら感じてしまう。

僕は、罰を望んでいるのだから。

そして、口を開いた。
「悪い僕を、お仕置してほしい。」
そういう僕に、彼はいいよと答えて、手を握ると、すぐそばあるベッドに連れていかれ、押し倒された。それぞれベッドや特定の場所には、コンセプトがあるらしく、必要な道具が揃っている。

このベッドは、SMプレイ。天井から吊り下げられた鎖や手錠。周りには、鞭や蝋燭、バカでかいディルドとか色々ある。
「名前は?」
「・・・・・・。」
答えなかったら、顎を取られ、口の中に手を入れられた。歯列をなぞられ、粘膜を触られながら、
「名前は?」
「・・・リク。」
僕の答えに満足した男は、嬉々として手錠に僕を繋いでいく。早く、僕を痛めつけて欲しい。そう切に願う。

天井の鎖に繋がれ、膝立ちになった僕の服を、鋭利なナイフで引っ掛けると、反応をみてくる。でも、反応が乏しい僕に、笑うと、一気に切り裂いた。皮膚に一切当たることも無く、上半身の服がぱらりと切断され、白い肌が見える。周りからはその技術を称える声や僕の滑らかな肌をみて、口笛が聞こえた。

ナイフの背で僕の乳首に当てると、
「本当にいいの?」
と囁いててき、頷いた。早く、僕にお仕置をしてほしい。
「そう。じゃあ、まずは鞭からかな。」
背中をむき出しにされると、ひんやりとした空気が触れた。やっと、罰を受けることが出来る。

背中に触られると、その冷たい指先にビクッと身体が震えた。そして、熱さを背中に感じて、悲鳴が出る。
「ひゃああああーーーー!」
ジンジンとした痛みが、背中から生じる。羽と尻尾は、しまっているけど、肩甲骨から反対の腰骨近くまで走る痛み。グッと奥歯を噛み締めると、次の衝撃が走った。
「んぐぅうううーーー!」
そこからは、何度も何度も鞭を振るわれ続け、僕は気絶しそうなぐらいの痛みを受け続けた。

ママが受けたのは、こんなものじゃない。

ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・。

涙を流しながら、痛みを享受する。そんな僕の頬を、乱暴に持ち上げられ、瞳を開いた。男が手を止めて、
「立ち上がれ」
そう命じる。

震える足で、なんとか立ち上がると、今度は胸に向かって鞭が振るわれた。白い肌に、赤い線がついていき、乳首すらもそのターゲットにされる。その度に、周囲から歓声がわいた。

男が、女に命じて僕のショートパンツを脱がせると、周囲から可愛いペニスだ。ピンク色だとか、あれはクリトリスだとか色々聞こえる。鞭で打たれているというのに、僕のソコは、興奮からか勃起していた。

そして、振るわれる鞭。

「ん゙あ゙ぁぁぁんっ!」
ペニスに走る痛み。だが、それは長く続かなくて、ベッドに寝かされた。シーツが背中に触れると、痛みが走る。

「これ、何か分かるか?」
男が手にしたのは赤い蝋燭。
「・・・・・・。」
見せつけるように火をつけた蝋燭は、炎が揺らめき、蝋が溶けていく。

ある程度溶けたのを確認して蝋燭を傾けると、蝋を僕に垂らした。

じゅっ

その音とともに、
「きゃああああっ!」
甲高い悲鳴が出た。アツイアツイアツイ!
傷ついた乳首にピンポイントで垂らされた蝋に、悶絶してしまう。

同じ場所に続けて蝋を垂らされ、そして、固まる。

散々、乳首をいたぶられたあとは、足首に枷がついて、あられもない姿にさせられた。周囲の男たちに膝を顔横につかされ、拘束される。僕のペニスが、プルンプルンと震え、周囲の人間たちに僕のアナルが晒された。

「綺麗なものだな」
僕のピンク色のアナルをみて、感嘆しているようだった。慎ましいソコは、まだ濡れていない。男がニヤリもわらうと、足に蝋を垂らした。

熱さで身体が跳ねるけど我慢する。

赤い蝋が固まり、白い肌とのコントラストがすごい。その場所が徐々に中央に向かっていき、そして、ポトボトッと落ちた。
「んあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」
フロアに僕の悲鳴が響いた。ここにしかSMの道具はいため、こんな悲痛そうな声を出す人間も限られる。周囲には、観客が集まり僕らのプレイに興味津々なようだ。

可憐な美少年である僕が、仮面をつけた怪しげな男・・・しかも美形に嬲られているその様は、もっと見たいという熱狂的な空気に包まれていく。

そう、それでいい。僕は、罰を求めているのだから。
赦しはいらない・・・。

ピンク色だったアナルは、赤い蝋ででこぼこに彩られた。

周囲にいた1人の男が手を伸ばして、蝋を乱暴に剥がすと、赤く腫れ上がったアナルが見える。痛みに気絶しそうになるが、まだまだ・・・。キッと男を睨みつけると、
「へぇ、まだそんな目が出来るのか・・・。ふふっ、面白い。」
そう言うと、僕のアナルに蝋を差し込まれた。

火がついた蝋燭を入れられ、恐怖が襲ってくる。蝋だけで、あれだけ痛かったのに、あれが胎内に入ってくると思うと、ガクガクと身体が震えた。

思わず、懇願するように、男を見てしまい、その顔を見た途端はっとする。これは、罰なのだと・・・。

で、でも、胎内を焼かれる痛みを想像して、涙が出てくる。ガクガクと震えるが、必死に耐えた。無様な姿だけは、晒したくない。短くなる蝋燭。流れる蝋・・・

「ん~~~~~~~!!」
ふちに広がる熱い蝋。SM用だから、そこまで熱くないようにされているらしいが、熱いものは熱い。しかも、敏感な場所だから、尚更だ。火が近くなる恐怖。垂れ続ける蝋。

だが、ギリギリな所で、火は消された。気がつけば、僕は涙を流しており、悲鳴を上げていたようだ。許して、許して、許してと。男によって蝋燭が取り除かれたソコは、太い蝋燭によって中の粘膜が見えている。その鮮やかな赤に、足を拘束している男の喉がなった。

仮面の男が、しゃがみこむと、僕の足を抱える。そして、男の下衣から出したペニスの先端がアナルに触れた。潤いが足りないアナルに・・・。僕に構うことなく、一気に挿入された。

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」

サキュバスとはいえ、愛液が十分に出ていない挿入に、引き攣れるような痛みを感じる。それなのに、嬉しそうにぎゅうぎゅうと締め付ける腸壁に、否が応でも僕はサキュバスなのだと・・・。
精気を糧に生きる種族。それをまざまざと思い知る。

美味しいと感じてしまう自分が嫌だ。罰を受けたいのに、久方ぶりのご飯に、歓喜にわくこの躰。

いたかったはずなのに、今は、快感を拾ってしまい甘い悲鳴を上げている。
「あ、あ、あん、あん、い、痛いのに・・・んんあっ♡き、気持ちいぃ♡、 ・・・、だ、だめっ、僕は罰をっ、ひぐぅううう!!」
激しく腰をうちつけられ、律動が開始される。拡張が十分でない中を、無理やり押し拡げられているのに!

ガチャガチャと鎖の音が響く中、胎内に熱い飛沫を感じ、悦ぶこの躰に絶望した。



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