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第676話アママはどこでしょう(風呂)

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「さあ、どこでしょう。みんなとお風呂に入るのが苦手じゃないかしら」

    エルハはさもすっとぼけるように別の理由を述べた。

「なるほど………。そういう考えも、ありですわね…………」

    春愛はふふと意味ありげに笑う。

「ありてなんです?」

    疾風はチンプンカンプンに首を傾げた。

「いえ、なんでもありませんわ…………」

     春愛はやや妖艶に口元に手を当てる。

     疾風は時折春愛が分からなかった。

★★★★★★★

    一方の浴場にいる勇は、慌てて立ち上がるとすぐに腰の一部を見て頭に置いたタオルを腰に巻いて隠した。

「なに慌ててるの?裸なんていつも女の子に見せてるてんじゃないの?」

    アママは首を傾げる。
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