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第477話王の凱旋、朝廷の陣
しおりを挟むが、王我の周りを見ると朝廷の軍人達は困惑していた。
勇もそれに困惑してしまう。
「え、ここでやるの?ほんとに?今ここで?」
そう言われ王我も周りの朝廷軍を見渡し気づく。
「そうだな、ひとまず陣に来い。敵は去った、凱旋するぞ!」
これは戦うにふさわしくないと判断すると王我は剣を収め拳を固めて叫んだ。
『おおーー!!』
朝廷の軍人は困惑をなくし大声と共に拳を固める。
勇達は案内された陣にて王我から将軍に紹介された。
「まさか勇者が増えるとは、まったく頼もしいですな」
将軍は他の軍人と異なり甲の意匠も凝ったものでいかにもその立場の貫禄を備えている。
「で、作戦はあるの?今回は偶然俺たちが伏兵なったけど………」
勇は王我に問う。
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