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第三百八十四話 デスメタルデーモン天守閣に

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「よお、元気してたか野郎共」



    デスメタルデーモンが天守閣にくる頃には忍者も春愛の弟もいなかった。



    デスメタルデーモンはこの家はこの人数だったかと首を傾げるがまあいいとした。



    そしてギターの音色から発する黒い魔力で襲ってきた兵を飛ばす。



「ひいっ、命だけはお助けを!」



    将軍はさらに怯えて命乞いをする。



「もう、あなた。そんな負け癖でよろしいのですか!」



    そんな様子に奥方は困ってしまう。



    春愛は頭が痛くなるのを感じてきた。



「ああ、命は助けてやる。この城は俺様のもんだ。てめえらに贅沢は許さねえ」



    デスメタルデーモンは低く唸る。



「ありがとうございます!ありがとうございますぅ!」



    将軍はへこへこと頭を下げて平伏した。



    
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