婚約者を喪った私が、二度目の恋に落ちるまで。
【完結】若き公爵ジークムントは、結婚直前の婚約者を亡くしてから八年、独身を貫いていた。だが、公爵家存続の為、王命により、結婚する事になる。相手は、侯爵令嬢であるレニ。彼女もまた、婚約者を喪っていた。互いに亡くした婚約者を想いながら、形ばかりの夫婦になればいいと考えていたジークムント。しかし、レニと言葉を交わした事をきっかけに、彼女の過去に疑問を抱くようになり、次第に自分自身の過去と向き合っていく。亡くした恋人を慕い続ける事が、愛なのか?他の人と幸せになるのは、裏切りなのか?孤独な二人が、希望を持つまでの物語。
あなたにおすすめの小説
私が愛する王子様は、幼馴染を側妃に迎えるそうです
こことっと
恋愛
それは奇跡のような告白でした。
まさか王子様が、社交会から逃げ出した私を探しだし妃に選んでくれたのです。
幸せな結婚生活を迎え3年、私は幸せなのに不安から逃れられずにいました。
「子供が欲しいの」
「ごめんね。 もう少しだけ待って。 今は仕事が凄く楽しいんだ」
それから間もなく……彼は、彼の幼馴染を側妃に迎えると告げたのです。
拝啓 私のことが大嫌いな旦那様。あなたがほんとうに愛する私の双子の姉との仲を取り持ちますので、もう私とは離縁してください
ぽんた
恋愛
ミカは、夫を心から愛している。しかし、夫はミカを嫌っている。そして、彼のほんとうに愛する人はミカの双子の姉。彼女は、夫のしあわせを願っている。それゆえ、彼女は誓う。夫に離縁してもらい、夫がほんとうに愛している双子の姉と結婚してしあわせになってもらいたい、と。そして、ついにその機会がやってきた。
※ハッピーエンド確約。タイトル通りです。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
心から愛しているあなたから別れを告げられるのは悲しいですが、それどころではない事情がありまして。
ふまさ
恋愛
「……ごめん。ぼくは、きみではない人を愛してしまったんだ」
幼馴染みであり、婚約者でもあるミッチェルにそう告げられたエノーラは「はい」と返答した。その声色からは、悲しみとか、驚きとか、そういったものは一切感じられなかった。
──どころか。
「ミッチェルが愛する方と結婚できるよう、おじさまとお父様に、わたしからもお願いしてみます」
決意を宿した双眸で、エノーラはそう言った。
この作品は、小説家になろう様でも掲載しています。
愛しの婚約者は王女様に付きっきりですので、私は私で好きにさせてもらいます。
梅雨の人
恋愛
私にはイザックという愛しの婚約者様がいる。
ある日イザックは、隣国の王女が私たちの学園へ通う間のお世話係を任されることになった。
え?イザックの婚約者って私でした。よね…?
二人の仲睦まじい様子を見聞きするたびに、私の心は折れてしまいました。
ええ、バッキバキに。
もういいですよね。あとは好きにさせていただきます。
【完結】君の世界に僕はいない…
春野オカリナ
恋愛
アウトゥーラは、「永遠の楽園」と呼ばれる修道院で、ある薬を飲んだ。
それを飲むと心の苦しみから解き放たれると言われる秘薬──。
薬の名は……。
『忘却の滴』
一週間後、目覚めたアウトゥーラにはある変化が現れた。
それは、自分を苦しめた人物の存在を全て消し去っていたのだ。
父親、継母、異母妹そして婚約者の存在さえも……。
彼女の目には彼らが映らない。声も聞こえない。存在さえもきれいさっぱりと忘れられていた。
愛を求めることはやめましたので、ご安心いただけますと幸いです!
風見ゆうみ
恋愛
わたしの婚約者はレンジロード・ブロフコス侯爵令息。彼に愛されたくて、自分なりに努力してきたつもりだった。でも、彼には昔から好きな人がいた。
結婚式当日、レンジロード様から「君も知っていると思うが、私には愛する女性がいる。君と結婚しても、彼女のことを忘れたくないから忘れない。そして、私と君の結婚式を彼女に見られたくない」と言われ、結婚式を中止にするためにと階段から突き落とされてしまう。
レンジロード様に突き落とされたと訴えても、信じてくれる人は少数だけ。レンジロード様はわたしが階段を踏み外したと言う上に、わたしには話を合わせろと言う。
こんな人のどこが良かったのかしら???
家族に相談し、離婚に向けて動き出すわたしだったが、わたしの変化に気がついたレンジロード様が、なぜかわたしにかまうようになり――
〈完結〉八年間、音沙汰のなかった貴方はどちら様ですか?
詩海猫
恋愛
私の家は子爵家だった。
高位貴族ではなかったけれど、ちゃんと裕福な貴族としての暮らしは約束されていた。
泣き虫だった私に「リーアを守りたいんだ」と婚約してくれた侯爵家の彼は、私に黙って戦争に言ってしまい、いなくなった。
私も泣き虫の子爵令嬢をやめた。
八年後帰国した彼は、もういない私を探してるらしい。
*文字数的に「短編か?」という量になりましたが10万文字以下なので短編です。この後各自のアフターストーリーとか書けたら書きます。そしたら10万文字超えちゃうかもしれないけど短編です。こんなにかかると思わず、「転生王子〜」が大幅に滞ってしまいましたが、次はあちらに集中予定(あくまで予定)です、あちらもよろしくお願いします*
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
完結おめでとうございます。
昼休みの楽しみでした。
endの?に期待してます!
ジークに溺愛されるレニを読みたいです。
完結ありがとうございます❗
すごく引き込まれると話でした。
レニの純粋な思いが伝わってきて
一気に読んでしまいました。
少しずつ幸せになっていく二人が素敵でした。
完結お疲れ様でした🌸
深く考えさせられる作品でした。
ジ-クとレニの心情を読みとくのに読み返して「う-ん」と考えてました。お話に引き込まれてました。
ジ-クの二度目の恋におちるまでの過程が興味深かったです。
一年後のレニの変化がいきいきとしていて嬉しいです!
とても面白かったです!
夢中になれる物語ありがとうございました😊
これはジ-クが一生背負っていく十字架…。
悪人達が見苦しい…
王太子の怒りの鉄槌を思い知りなさい!…でもなおらないよね。
自分があんな女に引っかかったせいで兄が殺された、って最悪ですよね。最初から騙されてたんだ〜ってこともショックですが、兄のことはもっと衝撃だろうに、立ち直りが早くて少し困惑です…
慰め励ましてくれたレニのおかげだし、2人幸せになって欲しいので良いんですけどね… でも、騙されて兄まで殺されてたとなると、イルザを想ってたジークの気持ちは本物です、っていう慰めもなんだかな〜ちょっと違うような💧
とばっちりで殺された悲劇な兄の件が、あっさりとしてたようで少ーしモヤモヤ…
ジ-クが「レニ…ごめんね。」とか言っていて、ちょっと可愛い☆
良かった!お互いが向き合って胸の内を語る事が出来て…!
ジ-クの想いが溢れでてきて、でもちょっと遠慮がち過ぎるよ。もっとおせおせでいってもいいのに(笑)
レニの心の叫び…こんなにはっきり好きなものを言った事はなかったでしょうに。
灰色だったレニの世界が色づいて、ジ-クに出会えて良かったね。
うん、良かった❤️きちんと想いが伝えられて😊
幸せになって🍀おめでとう!
ここからが始まりですよ!
ジ-ク…これ最悪だよ…悪女!
まさかお兄さんの事故が関係してるなんて考えもしなかった!
ロットマン…狂っちゃってますよね…。
ジ-ク……。
女主人の部屋のもの整理しよう!
断捨離しよう!
そして、おもいっきり空気の入れ替えしよう!
思った以上にろくでもない女だった!アバズレだったんだ💧みんなもっと早く教えてやってよ💧
何年も無駄にして、ジークかわいそうすぎる…
周りみんなから反対されるような女性は、やっぱりそれなりな理由があるはず。レニが優しいことを言ってくれたけども、イルザのことは、自分が見ていた部分だけを美化していつまでも想ってるよりも、真実をちゃんと受け止めた方がいいと思う…
続きが待ち遠しいです!
一人ではない、心をあずけられる誰かがいる事が、一度孤独になってから得たものだから余計に大切さがわかる。ジ-クの言葉が、レニの支えになって傷ついた心を癒してくれるといいな☆
それとは別に、イルザの事を早く心の中で整理してほしいと思います。
イルザはジ-クの事が好きだったんじゃなくて、ジ-クの持っているお金が好きだったんじゃないかな。きつい事いうと、ジ-クの一人よがりの真実の愛だったのではないかと。イルザに操をたてるのはいいけれど、相手が自分を愛してなかったとすればそれは裏切りでも何でもないのだから…。
レニと共に過ごして、レニの存在がジ-クにとってかけがえのないものになっているのであれば、過去に目を向けるのではなく、今を、これからを、生きてほしい。
因果応報…バ-デンホスト家の、ギュンタ-の真実がどんどん明るみになって下さい!
王太子、兄、友人からみて、イルザからジ-クへの愛が感じられなかったんでしょうね。
現実をそろそろみないと…脱皮しないと。
懺悔…何度考えてもあの手紙の真意がわかりませんでした。
マルグリットの人生を考えた時なんともいえない気持ちになります。
手紙の中の「ある方」とは王太子の事かな…。ifで、救いで、王太子との恋物語があったらいいなぁと考えてしまいます。(この場合、王太子の婚約者とかなしで)
想像以上にル-ドウィック達がくずでした。
涙が出てくる…
お母様はどういう気持ちでレニにこの手紙を書いたのかな…
娘に対して言っていい言葉じゃない文章がある…壊れちゃうよ!
ジ-ク、レニの心を助けてあげて。
亡くなって何年もの間、当時から気づいていたイルザへの違和感を、ずっと思い出さないように封印してたのかな〜。それとも、まともな女性と関わって初めてイルザの悪い部分がわかってきたとか?
ちょこちょこ出てくるエピソードだけでも、イルザってろくでもない女のような気しかしませんが、、兄も従兄弟も友人達までもが何度も説得してくる程反対するような女性ってよっぽどだと思うけど、なんでそんなに愛してたのか不思議です。
高位の貴族とはいえ次男だし若かったし、思慮が浅かったのかな。イルザ側からしたらチョロかったでしょうね。もしイルザと結婚してたとしても、絶対に上手くいかなかっただろうけど。
とっても面白くて!続きも楽しみにしてます!
ジ-クよくやった!ウルリ-ケの前で!まだまだ全然足りないよね。レニも頑張った☆
ジ-クにとってレニが特別になった瞬間なのかな✨
「人って温かいのですね」…レニにはもっと沢山、人のぬくもりを知ってもらいたいな。
ジ-ク、自分の手でレニを幸せにして下さい。
変化や変わる事があるのは、ジ-クも生きているから。
だとしても、今までイルザへの想いをいやというほど知っているレニからしてみれば、「えっ」と思うとおもうから、死ぬ程努力して下さい。
実は私もイルザは生きているのではないかと思ってるんですが…続き楽しみです🎵
第一関門突破!ラーデンブレク公爵☆ナイスです!いい仕事した👍️
ん?と思ってたのが王太子や兄が爵位を理由にイルザとの婚姻を反対するのは分かるけど、自国の友人が反対するのはなぜだろうと…。ジ-クがみてみぬふりをしてきた、イルザのあざとさが見えていたのではないかなと。
そして、マイヤード公国の友人ラファエルの言葉…何が出てくるんだろう、ちょっとこわいな。
うーん…なんかモヤる。
レニに充分よくしているし、努力もしてるけど、いちいち昔の女と比べて見ている点がなんか嫌です。
設定的に仕方ないかもしれないけど、女は商品じゃないんだぞ、と。
イルザは思い返すとたくさんの難があったと思うけど、それをたたき台にするのはイルザにもレニにも失礼じゃないかな。
確かに立場としてはレニが弱いけど、無意識に出てる自分は選ぶ側って気持ちが嫌。
あとなんかイルザって実は死んでない気がするのは私だけかなぁ。再登場しそう。
私も、王太子はレニを助ける為に王命という形でジ-クと婚姻させたのではないかと。
ジ-クの記憶の改竄…それはイルザの亡くなり方にも関係しているのではないでしょうか。後悔、罪悪感、自分を責めている…。
ずっとその場にとどまっていた様な感じのジ-クですが、レニと過ごして、過去と自分自身と向き合う事で、今まで見えなかったものが見えてくる。
イルザはジ-クの為に努力してくれなかった…。
レニはジ-クの立場に立って物事を考えて、努力してくれる。
ジ-クの時計の針が動いた…!
レニに語るマルグリットの言葉が悲しい…。
ゲスな男に目をつけられてしまったばっかりに…。
ウルリ-ケ、心の醜い女性ですね。
レニが母親の亡くなった当時の事を、まるで昨日の事の様に覚えているのがまた切ない。家庭環境が心の傷になっている。
そのレニにとっての救いが、イルザとジ-クの永遠の愛だなんて…皮肉ですね。
ネグレクト、栄養失調、食べ物もまともに与えられていない。人ともろくに会話する事もなかったんでしょうね…。レニがそんな環境から抜け出せて本当に良かった。
ジ-ク、たとえ、女主人の部屋にすまわせなくても優しくしてあげてね。
侯爵家からやっと脱出出来ましたね!読者的にはお祝いです!
ジ-クは家族としてレニを大切にしていこうとしている。レニにとって侯爵家の3人は家族でもないのではないでしょうか。全然話さないし。評価?下の下。
母親以外で、少なくともここまでレニの事を考えてくれた人はいなかったと思います。
馬車の振動をおさえる為にクッションを詰めたり、並びに座って安定させたり、ちょっとした気遣いや優しさに触れる事もなかったんだろうなと。
例え、今はまだ「お飾り」だったとしても、レニと一緒に暮らして、ジ-クの心の葛藤、自問自答がどんな風に変化していくのか楽しみです。
ジークの瞳の色である紫色(ラベンダー)を身にまとったレニ嬢
……ももクロ!?
レニは無関心で、放置されていた状態。母親が亡くなってからはまともに人と接してきていない。その中での、たとえお飾りになれという「貴方を大切にしていく事を約束します」嬉しかったんじゃないかなと思います。
そしてこの時の笑みに、ジ-クの心が少し動かされ…。
レニの事を色々思いやって、ドレスや装飾品、部屋やインテリアを考えて…いいですね!一歩前進!
それとは別に、ジ-クのレニに対しての、養子の計画に対しての葛藤が見えます。
すいません💦ジ-クハルトじゃなくてジ-クムント💦
バ-デンホスト侯爵家でしたね。
マルグリット、母親が大事にされなかったのに、娘のレニが大切に育てられる訳がない。バ-デン侯爵家の実情を目にして、すぐに噂と違う事やひどい扱いを受けている事が分かりましたね…。「レナ」じゃなくて「レニ」だよ!
お互いが望んだ婚姻であるならば、ジ-クハルトに、過去に生きるのではなく、今を生きなさいよ!と言えたのですが、王命での婚姻で心の中に亡くなった婚約者がいるのならば、今はまだ、向き合うまでに時間がかかると思います。個人的に亡くなった人を無理に消す事も忘れ様とする必要もなく、時の流れに身をまかせて、自然と心に「在る」形になって…色々考えてしまいました。
でも何より、一刻も早くこのバ-デン侯爵家からレニを救い出してほしいです。
「男女としての情は、望まないでください」こんなセリフを言ったジ-クハルトですが、後で後悔しても知らないぞ~と、ハッピーエンドタグと題名を見て思いました。
続き、更新楽しみにしています✨
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。