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~ギルド~ 新しい世界でも働かなきゃ!
謎解きは穴埋めの後で
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…ふぅ。俺やりとげたよ。
きっと俺、今かなりいい顔してるよね。
相棒を収納にしまって、野次馬の方を見ながら俺は言った。
「さて、受付嬢さんのお眼鏡にはかないましたかね。」
すると野次馬の陰から女性陣が現れた。やっぱりいたか。
「そうね。取り敢えず最低限の戦闘能力は持っていることはわかりましたよ。
ちなみにどのあたりから気がついていたんですか?。」
メガネさんはそう問いかけてきた。
「気がついたのは絡まれた瞬間。
おかしいと思い始めたのは、あなたが食事のテーブルに戻ってきた時かなぁ。
あなたが戻ってきたと同時に、後ろの席にあのトゲが座った。
注文しに行った時に段取りでも組んだ?、説明終わったら何か合図出すとか。」
俺がそう言うと、メガネさんは何かを考え込む。
「警戒能力が高いんですね。新人にしては優秀です。
では、これでギルド登録の試験を終了いたします。」
はい?これ、試験だったの?
「本来であれば新人同士の対決で実力を見させてもらうんですけど、今回はあなた方2人だけでしたので特別な方法でやらせてもらいました。
もちろん、あやめさんの方も別の場所でケティとやってもらいましたよ。」
「あー、だから野次馬の中に何人か変な感じで見てる人がいたのか。生死がかかりそうな時止める役目?。」
「そこまで気がついてましたか。正解です。他に何か気がついたことあります?。」
俺はそう問われて少し考え込む。
「あのトゲ、メイスがいつも使ってる武器ではない。」
そう答えた。
メガネさんは驚いた顔で、
「それにまで気がついてたんですか。警戒力だけでなくて観察力も相当ですね。
お2人ならギルドに貢献してくれそうです。今回はいい人材を得ました。」
そう、締めくくった。
俺は武器マニアに聞いてみた。
「あやめさんってどうだったの?。」
「良かったよ~。初めて薙刀と戦ったけど中距離で1対1なら厳しいかも。光の魔法で目眩ましってのも良かったなぁ。」
へぇ~、やっぱ強いんだ。俺がそう思っているとメガネさんは俺に聞いた。
「そう言えばあなたは魔法を使わなかったんですか?。」
「いや、一応使ってみた。」
そう言ってトゲハゲを指差した。
勘のいい人ならもう気がついてますよね。
「なんだこりゃあ?、全然動けねぇ!。」
埋め戻すとき石くらいの固さに固めてみました。
きっと俺、今かなりいい顔してるよね。
相棒を収納にしまって、野次馬の方を見ながら俺は言った。
「さて、受付嬢さんのお眼鏡にはかないましたかね。」
すると野次馬の陰から女性陣が現れた。やっぱりいたか。
「そうね。取り敢えず最低限の戦闘能力は持っていることはわかりましたよ。
ちなみにどのあたりから気がついていたんですか?。」
メガネさんはそう問いかけてきた。
「気がついたのは絡まれた瞬間。
おかしいと思い始めたのは、あなたが食事のテーブルに戻ってきた時かなぁ。
あなたが戻ってきたと同時に、後ろの席にあのトゲが座った。
注文しに行った時に段取りでも組んだ?、説明終わったら何か合図出すとか。」
俺がそう言うと、メガネさんは何かを考え込む。
「警戒能力が高いんですね。新人にしては優秀です。
では、これでギルド登録の試験を終了いたします。」
はい?これ、試験だったの?
「本来であれば新人同士の対決で実力を見させてもらうんですけど、今回はあなた方2人だけでしたので特別な方法でやらせてもらいました。
もちろん、あやめさんの方も別の場所でケティとやってもらいましたよ。」
「あー、だから野次馬の中に何人か変な感じで見てる人がいたのか。生死がかかりそうな時止める役目?。」
「そこまで気がついてましたか。正解です。他に何か気がついたことあります?。」
俺はそう問われて少し考え込む。
「あのトゲ、メイスがいつも使ってる武器ではない。」
そう答えた。
メガネさんは驚いた顔で、
「それにまで気がついてたんですか。警戒力だけでなくて観察力も相当ですね。
お2人ならギルドに貢献してくれそうです。今回はいい人材を得ました。」
そう、締めくくった。
俺は武器マニアに聞いてみた。
「あやめさんってどうだったの?。」
「良かったよ~。初めて薙刀と戦ったけど中距離で1対1なら厳しいかも。光の魔法で目眩ましってのも良かったなぁ。」
へぇ~、やっぱ強いんだ。俺がそう思っているとメガネさんは俺に聞いた。
「そう言えばあなたは魔法を使わなかったんですか?。」
「いや、一応使ってみた。」
そう言ってトゲハゲを指差した。
勘のいい人ならもう気がついてますよね。
「なんだこりゃあ?、全然動けねぇ!。」
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