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~スタート~ セカイノハザマから異世界へ
出てこい!俺の武器。
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あっさりと朝食終えて、俺らはエームさんに連れられて廊下を歩く。どうも1階はお偉いさんがあまり居るところではないようで働き手の人の姿が殆どだった。
「昨日、眠れました?。」
と、あやめさんからの突然の質問。
「なんもする事無かったし、さっさと寝てましたよ。」
俺は答えた。もう少し話を膨らませるような返答の方が良かっただろうか?話はそこで途切れ無言で廊下を歩く。
大きな入り口をくぐると、地面が石製(?)の物から土へと変わった。そこは広い空間でグラウンドの様な場所だった。
すでに学生たちはそこに集まっていて、俺らもすぐその後ろに立つ。エームさんはそのまま集団の先頭まで歩きこちらを振り向くとこう言った。
「それではこれから簡単に訓練の説明をさせていただきます。
あ、その前に、事前にイインチョウ様から聞いたのですが、皆様ここに来る際に武器を1つ持たされたとの事ですよね。
まずはそれを出して頂きましょう。それから班分けをして、武器の扱い方の説明をして素振りをしてもらいます。」
学生たちは各人周りとの間隔をとりおもむろに武器を取り出し始めた。剣や槍、斧に弓矢…、あれは刀か。大槌の様な物から杖、様々だな。
んじゃ、俺も出してみますか。収納を検索『武器』と…。
あれ?物置はからいただいた壊れた武器しかひっかからないな。俺だけ武器無いの?
そう思いながらあやめさんを見る。彼女が持つのは薙刀。
なんだよ、巻き込まれ組も武器あるんじゃん。もしかして素手?この両手両足が武器とか言っちゃうやつですか?
ふと閃いた。検索『神様から貰ったもの』と…。
前の集団が武器ごとにグループを作っていく。あやめさんは、もう1人の薙刀娘と組むようだ。エームさんは最後に俺の所へきた。
「あなたの武器は…、それなんですか?」
俺はそれを地面に突き立て、取っ手部分に寄りかかっていた。
そう、俺の武器(?)は剣先スコップだった。
「昨日、眠れました?。」
と、あやめさんからの突然の質問。
「なんもする事無かったし、さっさと寝てましたよ。」
俺は答えた。もう少し話を膨らませるような返答の方が良かっただろうか?話はそこで途切れ無言で廊下を歩く。
大きな入り口をくぐると、地面が石製(?)の物から土へと変わった。そこは広い空間でグラウンドの様な場所だった。
すでに学生たちはそこに集まっていて、俺らもすぐその後ろに立つ。エームさんはそのまま集団の先頭まで歩きこちらを振り向くとこう言った。
「それではこれから簡単に訓練の説明をさせていただきます。
あ、その前に、事前にイインチョウ様から聞いたのですが、皆様ここに来る際に武器を1つ持たされたとの事ですよね。
まずはそれを出して頂きましょう。それから班分けをして、武器の扱い方の説明をして素振りをしてもらいます。」
学生たちは各人周りとの間隔をとりおもむろに武器を取り出し始めた。剣や槍、斧に弓矢…、あれは刀か。大槌の様な物から杖、様々だな。
んじゃ、俺も出してみますか。収納を検索『武器』と…。
あれ?物置はからいただいた壊れた武器しかひっかからないな。俺だけ武器無いの?
そう思いながらあやめさんを見る。彼女が持つのは薙刀。
なんだよ、巻き込まれ組も武器あるんじゃん。もしかして素手?この両手両足が武器とか言っちゃうやつですか?
ふと閃いた。検索『神様から貰ったもの』と…。
前の集団が武器ごとにグループを作っていく。あやめさんは、もう1人の薙刀娘と組むようだ。エームさんは最後に俺の所へきた。
「あなたの武器は…、それなんですか?」
俺はそれを地面に突き立て、取っ手部分に寄りかかっていた。
そう、俺の武器(?)は剣先スコップだった。
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