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第18話:サバイバル生活17日目をクリアせよ! 「別れと出会い」

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「とりあえずボーラだ!!」
へ?効かない?そんなまさか
「走れ~!!!!!!!!」
俺たちは一心不乱にぷてらーめんに向かって走る。まだ女王と下部がこっちに来ないのが心配だが、ユタラプトルが来てないのなら耐えてるんだろう。しかし200レベ超えといっても相手はαのユタラプトルだ。油断はならない。もう戻ってきてくれたら・・・


「キター!」


でも・・・後ろから


「出たー!!」


ですよねー。だがそんな事言ってられない。命の危機なのだから。
ディロフォサウルスと後ろから迫ってくるαユタラプトル。タイミングは一瞬。いつ離陸するかは、ヴィラン次第。まだだ・・・。まだ。・・・・・・・・・・・



「今だー!!!!!!!!」


ぷてらーめんの脚に女王と下部が・・・・掴まっていない!?そして俺は下を見る。
すると無残に食い荒らされた女王の姿があった。

でも下部は掴まれていたか。よかった。でも下を見ると涙が・・・

ここで泣く訳にはいかない!そして拠点まで戻る。

「はー。危なかった~。みんな大丈夫?」
「それが・・・」
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「あ、そうなのね。そっか。仕方ないよね。」
文面はあっさりしてるがヴィランは大泣きしている。
下部もかわいそうだ。ずっと二匹で頑張ってたのに。こんな終わり方をするなんて


そこから1週間


まだ復活してない2人と2体と1匹はボケーっとした一週間を過ごしていた。すると、

「ブォー!!!」
という声に目を覚ました。
「何だ?」
この声はどうやらパラサウロロフスが発したものらしい。その声によって目を覚ました2人は外を見回す。すると・・・

「「グエーー!!!!」」

ユタラプトルを2体見つけた。一応ボーラを持ってきていたので2体に30秒の硬直を与える。そしてついでにテイムしようと考える。レベルは55と34だ。クロスボウだと多分死ぬので弓で攻撃する。そして安全にテイムを終えたがまだ2人と2体と1匹は復活しないので何かあったのかとユタラプトルがディロフォサウルスに話しかけている。

「え!?肉食同士って話せるの!?」

こんなメルヘンな光景をみて元気にならない人はいないだろう。
                                
 その他にもパラサウロロフスがレアな防具などを手に入れてくれたお陰でもう皆元気になった。そして女王の弔いのためにあの場所に行く。

「「ありがとうございました。向こうでも無双してください。」」
「グッゲー。」
「「グァー!!」」


またまた一週間________________________

今日は下部に番人をやらせて狩りに出かけよう。しかし、まだユタラプトルの名前が思いつかない
「ユタラプトル。Utahraptor。Uta。ユータ!!!」
お前の名前(高レベ)がはユータだ!!もう一匹は、そのまんま捕食者でいいや。
今日は、ヴィランとユータと捕食者と狩りに出かける。今日ほしいのは・・・

アンキロサウルスだ!!!!今は全部ブキが遠距離で石も少ないし元ゲーだったらそろそろ銅もゲットしていかなくちゃいけないからな。まぁドエディクルスも欲しいのだが・・・そして荷物持ちのパラサウロロフスも念のため・・
まぁ察しの良い人なら分かると思うのだが・・・

高山に行きます。ここで望遠鏡も作りたい。そして鏡も・・・・・・!!


________________
とりあえず高山につい・・・いたわ!ドエディクルス。でもここにはサーベルタイガーやらなんやら危険生物も沢山いるからな。困った時はユータ達に任せようっていうか先に消しとこう。

よーしこれで安全にテイムできるな。ドエディクルスなんでクロスボウ(普通)でも大丈夫だな。甲羅はダルいが何とかなるな。
3時間後________________
《ドエディクルスに名前を付けましょう!!》
「よっしゃー!!」
「やった!!」
「グァー!」
じゃあここら辺の石を狩っていきますか!ま、今回もサドルも忘れずに作っているのでつけて重量にガン振りして、山の周りの石を狩って・・・
「あれ何?」
ん?何だろ?俺もヴィランの目線を追う。しかし、まぁ何もない。そして聞いてみる。
「目、いいの?」
返事はすぐだった。
「へ、そうなのかな?」
自覚して無いタイプかな。まぁいいや。俺は近づくしかない。近づくにつれてドスドスという足音が大きくなる。

これは・・・・





ティラノだ。
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