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第14話:サバイバル生活13日目をクリアせよ! 「真一空を飛ぶ」

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「どう?似合ってる?」

 ついさっき出来上がった服を着てヴィランは俺の前でくるりと回る。そこら辺の繊維と皮が素材になっているため
緑と茶色の間のような色でとてもいい色とは言えないのだが、そこがえて、彼女のスタイルの良さを際立てていてとても似合っている。
多分そこはスキルが頑張って気を利かせたのであろう。

「う~ん。まぁまぁですな。」

「そこは褒めてー!!」

「じゃあ、めちゃかわいい」

「じゃあって何?」

 俺の受け答えに楽しそうな笑みを浮かべながら俺の作った服を見下ろす。
そしてヴィランは満足そうに頷いた。
 鏡でも用意出来たらよかったなぁとつくづく思う。
でもガラスとか溶鉱炉とかいろいろいるので断念した。
スマホも体育の授業中じゃなければ持ってこれたのに。

「じゃ、行こうか」

「うん!」

「「ギェー!!!」」


 沢山肉とベリーを食べてやる気になったヴィランと女王と下部と狩りに行く。
そして地図を見る。

「あれ?これここら辺の地形?」

「そういや話してなかったな。」

 こうして俺は狩りに出かける前に能力の事をサラッと話した。
「はえー。じゃああのマジックってこの能力なの!!??」

「あれ?食べてる時に話してないっけ?」

「あ。食べるのに夢中だったから・・・」

 相変わらずアホだなー。なんて思いながらヴィランの顔を見る。

でもなんでヴィラン?もうちっといい名前無かったのか?だってヴィランって「悪役」だろ?

まぁいいや。今回は題名にもある通り空を飛べる「プテラノドン」を捕獲しに行こうと思う。

まぁそんな簡単にいる動物ではないのでこれまで以上に苦労はするだろう。ま、やってみなきゃ分かんないけどね。

ヴィランにはサプライズとして置いておこう。

そんなこんなで3時間。。。。。。。


「大ー収穫!!!!!!!」

「「ギェー!!」」

「そ、そ、そうだね・・・」

ヤバいこれはヒジョーにヤバババい。、まぁ表向きには大収穫だ。とりあえず文面でまとめよう。




_______________________

古田真一

Lv.87
HPヒットポイント :300+120                     
STAスタミナ    :200+0  
WAI重量      :170+200
ATK攻撃力     :30+30
TT製作速度    :100+0
SPD移動速度    :130+20
__________________________
女王
Lv.198
HPヒットポイント 1400/1400
STAスタミナ400/400
食料        107/160
WAI重量160/420
ATK攻撃力570     
SPD移動速度250  
____________________________
下部
Lv.206
HPヒットポイント 1500/1500
STAスタミナ400/400
食料:117/160
WAI重量160/420
ATK攻撃力490     
SPD移動速度350
________________________

こうしてみると女王にいいとこどりをさせるために下部の攻撃力が低いのか・・・
そんな物語を考えてしまう割り振りになってる・・・・・

でもその前にプテラノドンだわさ。
まぁこの際っていうかヴィランが水の入った水筒を大量に持っていたからなんとか水不足は回避できたもののベリーが無いな。どうもイイカンジのパラサウロロフスなんていないかと思って家路につくと


「ねぇねぇあれなんだろ」

ヴィランに声を掛けられる。しかしその方向を見ても何も無いようにしか見えない。

そんな俺の気も知らずに、
「ほら、トサカがあるじゃん」
だ~か~ら~見~え~ぇぇぇぇぇえええええええ!!!??
トサカって・・・
「ちょっと地図貸して!」
言われるがままに地図を渡すしかないような口調で話しかけられる。そしてその流れで地図を渡す。
「ほらココ!!!」
俺からすると何も見えない場所にピンが刺される。そこに近付いてもまだ全く分からない
「ほらほら見えてきた!」
ジーっと目を凝らしてピンの周りを探す。
「あ!!!!!!!」
もしや、パラサウロロフス!?」
にしちゃあキラキラしてるな。そのパラサウロロフスにとりあえず目を向ける。

TEKパラサウロロフスLv.30

「捕まえていいのかな」
ととりあえずヴィランに聞いてみる。まぁなんか天然記念物感があるからな。
「いいよいいよ!」
じゃあ遠慮なくボーラをポイ!
「刺さった!!」
じゃああとは麻酔矢を打ち込むだけの簡単なお仕事!
ではまた次回!!続く!!!         
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