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白雪朱音3

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「えーっと1ターン目は上3回・右・下・左・上・左・下・右・下・左 でOKだよ!」
「あ、あのさぁ緑ハートって何なの?」
 今、僕は、個人空間で指導を受けている。
「緑ハートは四角の真ん中から動けないけれど盾が出てきて魔法の槍を防げるようになるのよ。」
で1ターン目のコツを1通り聞いたけどダメだった。
「あんたもしかしてARモードでやってる?」
「うん」
「絶対に平面のほうがプレイしやすいから!」
「は、はい!」
はぁ~めっちゃ注意されてしまった。お?でも平面って意外とプレイしやすいかもしれない。


次は2ターン目
 「これは飛んでくる速度は速いけれど動きは単純だから比較的簡単かな。」
「これは左・右・左2回・右2回・左・右2回・左・右・左・右・左で行けるよ!!!」
これは1発で行けた。
3ターン目
「ぐへっ!」「こ、これはマジでヤバい!」
案の定『Character Dead』の文字が正面に出た。
「あ、あの~アドバイスくれない?」
「・・・」
「あのさぁいやホントに食堂の代金は払うからさぁアドバイス頂戴って」
「・・・」
「いや!!ほんとにお願い!!!!」
「・・
「だ~か~
「あのちょっと待って!!!」
「は!はいぃ・・・」
「このターンは飛んでくる矢がランダムになってるから。」
「へ?」
「………………………………はぁ…………はぁ⁉!!!!????」
「だ~か~らアドバイスは無し!!!!!!!!!!!」
「嘘だそんなことー!!!!!」
「なんの為にこんな茶番やってたんだよ!!読者を呼
「結構尺とってんの!あと、それ以上言ったら本当に読者がブラウザバックするわよ!!」
「う~ん、でもアドバイスかは分からないけど次に来る矢は赤くなってるわ。」
「………………………………はぁ…………はぁ!!!!????」
「いや、それもんのすごいアドバイスだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!最初っからそれを言ってよ~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 こんな茶番を約15分 ※多分50人をこえる読者がブラウザバックしたであろう。


 気を取り直して3ターン目
「うわっ!」「ギャー!」「ほい!」「ほい!」「うわぁぁぁぁ!」残りHPは・・・ 「CMの後!」
「いやいやいやいやいや!!ちょっと待った!白雪さん!!!!!!!!!」
「本当に読者がブラウザバックしちゃうから!」
「でも、元はと言えばタメたあんたが悪いでしょ!!」

こんな茶番を約20分 ※多分70人をこえる読者がブラウザバックしたであろう。


今は午後の7時
明日に備えて寝よう。
「白雪さん。もう遅いから帰るね。あ!そうだ明日また来れる?」
「いいよ」
「じゃあバイバ~イ」
「あ!!!残り時間何時間?」
「うわぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

お し ま い ※まだまだ続くよ!
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