完結)夢見の伯爵令息は初恋の義姉を悪役令嬢にはさせない所存である~その令嬢は家族から愛されている

ぼく、ヒビキは夢見の一族の血を引く男爵家の次男です。(夢見というのは 予知夢を見る事です。)
4歳の時に、王子にいじめられている女の子、エリザベス・ネイビーの夢を見ました。
エリザベスは本家のネイビー伯爵家のお嬢様だと思います。

ぼくは 彼女の瞳を思い出すと胸がギューっとなります。なぜでしょうか?

本物のエリザベスに会うのが ぼくの”夢”になりました。
もちろん 身分が違いますから難しいのは4歳の僕でも分かっています。

でも 人生って分かりませんね、
5歳のぼくは ネイビー家の養子になることになり エリザベスは、ぼくの姉上になりました。

ぼくは 全力でエリザベスを守ります。たとえ王子でも姉上をいじめさせたりはしません。

こんな少年が姉上を守ろうと、家族に愛されながら成長していくお話です。
たまーに涙が出ちゃう回もあります

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