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30 *まさに現実逃避 3
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*お待たせ致しました。今度こそガッツリR18。背後注意です。本日も真っ昼間からすみません*
それからどれくらい経ったのか、僕のお尻はナハトによって開発され、何度かも分からないほどイかされてすでに精液は出なくなった。
それでもしつこく前立腺を弄られ,すっかりナカイキを覚えさせられてしまった。
「───まだ挿入すらされてないのに・・・・・・っ! バカアホ! どっどうしてくれるんだ。こ、こんな・・・・・・身体にして───っ!」
今まで自慰だって月イチとかなくらい薄かったのに、こんなの覚えちゃったら、もう満足出来ないじゃん!
「せっ責任っ・・・・・・取れよ!?」
「───っふは、もちろんそのつもりだ。一生涯、離さないからな」
───このあと、イヤというほど気持ちよくさせてやる。
そんなことを耳元で囁かれて、ゾクッとした。まだ一度も開通したことのない胎の奥がきゅうっと疼いた。
・・・・・・ああ、僕はもう、身体を堕とされてしまったんだ。
ナハトの言うとおり、身体から好きになるっていうのもあるんだな。
なんて妙な感心をしていたとき、指で散々拓かれた後孔に熱くて硬くて太いモノがあてがわれた。
「───ユラ、初めてを貰うよ。俺も初めてを捧げるから」
「・・・・・・ん、きて───っ!」
そう言ったら、ググッと押し入ってきた質量に声が出なくなった。
ちょっと待て。めちゃくちゃ苦しい! 熱い! 裂けるっ!!
ハクハクとしながらナハトを見ると、彼も苦しそうだった。
そりゃそうか。この体格差だもんな。
必死に堪えながら少しずつ進んでいくナハトに思わず心がほわんとなった。
苦しいけど嬉しい。
今まで、僕がどんなに苦しくても辛くても、誰もがそれが当たり前のように見向きもしなかった。
僕は誰かに心配されたり優しくして貰った記憶がない。
でもここで、ナハトに心配されて優しくされて隠そうともしない好意を向けられて・・・・・・。
絆されない方がおかしいじゃん。
さっき身体から堕とされたって思ったけど、たぶん最初から心も堕ちてたんだ。
だって、最初から嫌悪感もなくてパーソナルスペースもほぼゼロ距離なんだよ?
それに安心するって、そういうことだよな。
ナハトの真っ直ぐな言葉が、行動が、例えちょっと変態っぽくてもいいと、そう思える。
だから僕もこの世界で前向きになってみよう。
「───ナハト、ひと思いに・・・・・・っ」
「───だが・・・・・・っ」
「だい、じょぶっ。じんわり、の方が、辛い」
これは本当なのでそう言った。だって、太いから、どこもごりごりあたって気持ちよすぎるから。
「───っ分かった」
「ぅ、ああああ───っ!」
苦しげにそう言ったあと、一気に穿たれて目の前がチカチカした。
イッたと気付いたのはほんの少しあと。
身体がガクガクして言うことを効かない。こんなの、本当に初めてだ。
───セックスって、凄い。好きな相手だからなのかもしれないけど・・・・・・。
「・・・・・・ユラ、何を考えているのか知らんが、まだまだこれからだぞ?」
「・・・・・・はへ?」
「俺は、まだ挿れただけだ。イッてないからな。魔力も回復出来てないだろう?」
「・・・・・・・・・・・・」
───ぇ、挿れただけでこんなにヤバいのに?
確かにナハトはまだイッてないけど。
僕は一瞬、スンッとなったが、続けて腰を動かし出したナハトにあっという間に追い詰められてまたすぐにイッた。
なのにナハトはまだ一度も出してない。
「───っ遅漏かっ!?」
「・・・・・・ユーラー?」
「・・・・・・あっ・・・・・・」
自分が失言したことを悟ったときにはすでに遅し。
「あっ! 奥ばっか・・・・・・ダメダメ、もう、入んないっ」
「大丈夫だ。少しずつ慣らそうな。奥まで入れば全部入るから」
「・・・・・・はぁっ!? まっ、え? ウッソだろ!?」
思わず見ると、接合部からはナハトのアレがまだ入りきらずに数センチ出てるー!?
「全部入るまで毎日ヤろうな」
「───っ死ぬ! そんなんで串刺しになったら死ぬ!」
「入るようになったら、ちゃんと番おうな」
「いやいや、言ってる意味が分からん! 絶対無理だってー! 突き破るってー!」
雰囲気も情緒もなく半ベソでいやいやする僕をキスをしながら宥めてグイグイツッコんでくるナハトに、僕は早まったかもしれないと心の片隅で後悔するのだった。
・・・・・・まぁ、このあとすぐに快楽地獄に堕とされてあっという間に忘れちゃうんだけどな。
「ぁ・・・・・・もう、無理だってば・・・・・・」
「まぁ、だいぶ魔力も回復したっぽいし、じゃあこれで最後ね」
「───っは、やっ・・・・・・さすがに、アレは辛いぃ」
「大丈夫、ユラなら大丈夫だ」
何言ってんだよ! その根拠は何!?
いくら鍛えてても、身体の使うところが違うからだろう。
腰は感覚がないし、腕にも足にも力が入らないし、シーツは二人の体液でぐしょぐしょだし。
・・・・・・何より───。
「・・・・・・っ、イクッ」
「んぁあああー!」
ナハトの熱い精液の刺激でまたイッた。
どうやら魔力を吸収するときに相性がいいと快感を感じるらしく、普通でも感じすぎて辛いのに、僕はナハトに中出しされるたびにイキ善がった。
しかも何度目か分からないほど出してるくせに、すぐに硬く勃ち上がって穿ってくる。
コレが世に言う絶倫か。
ナハトは善がり狂う僕を嬉しそうに見ていたっぽいが、コッチは堪ったもんじゃない。
ねえお互いさっきまで童貞処女だったよね!?
何でこんなに経験値違うの!?
僕はもう、トドメとばかりに中出しされて精も根も尽き果て、最後は気絶した。
あとはもうナハトに任せたからな!
責任は取れよ!
※ユラもなんとなく自覚しました。
コレから甘々に突入するか!?
次、ユラの母親視点で閑話が二話入ります。
ユラの出自とかのモヤモヤがスッキリするはずです。(本人達はモヤモヤ解決しないまま、勘違いのままいい具合?に続きますけど)
それからどれくらい経ったのか、僕のお尻はナハトによって開発され、何度かも分からないほどイかされてすでに精液は出なくなった。
それでもしつこく前立腺を弄られ,すっかりナカイキを覚えさせられてしまった。
「───まだ挿入すらされてないのに・・・・・・っ! バカアホ! どっどうしてくれるんだ。こ、こんな・・・・・・身体にして───っ!」
今まで自慰だって月イチとかなくらい薄かったのに、こんなの覚えちゃったら、もう満足出来ないじゃん!
「せっ責任っ・・・・・・取れよ!?」
「───っふは、もちろんそのつもりだ。一生涯、離さないからな」
───このあと、イヤというほど気持ちよくさせてやる。
そんなことを耳元で囁かれて、ゾクッとした。まだ一度も開通したことのない胎の奥がきゅうっと疼いた。
・・・・・・ああ、僕はもう、身体を堕とされてしまったんだ。
ナハトの言うとおり、身体から好きになるっていうのもあるんだな。
なんて妙な感心をしていたとき、指で散々拓かれた後孔に熱くて硬くて太いモノがあてがわれた。
「───ユラ、初めてを貰うよ。俺も初めてを捧げるから」
「・・・・・・ん、きて───っ!」
そう言ったら、ググッと押し入ってきた質量に声が出なくなった。
ちょっと待て。めちゃくちゃ苦しい! 熱い! 裂けるっ!!
ハクハクとしながらナハトを見ると、彼も苦しそうだった。
そりゃそうか。この体格差だもんな。
必死に堪えながら少しずつ進んでいくナハトに思わず心がほわんとなった。
苦しいけど嬉しい。
今まで、僕がどんなに苦しくても辛くても、誰もがそれが当たり前のように見向きもしなかった。
僕は誰かに心配されたり優しくして貰った記憶がない。
でもここで、ナハトに心配されて優しくされて隠そうともしない好意を向けられて・・・・・・。
絆されない方がおかしいじゃん。
さっき身体から堕とされたって思ったけど、たぶん最初から心も堕ちてたんだ。
だって、最初から嫌悪感もなくてパーソナルスペースもほぼゼロ距離なんだよ?
それに安心するって、そういうことだよな。
ナハトの真っ直ぐな言葉が、行動が、例えちょっと変態っぽくてもいいと、そう思える。
だから僕もこの世界で前向きになってみよう。
「───ナハト、ひと思いに・・・・・・っ」
「───だが・・・・・・っ」
「だい、じょぶっ。じんわり、の方が、辛い」
これは本当なのでそう言った。だって、太いから、どこもごりごりあたって気持ちよすぎるから。
「───っ分かった」
「ぅ、ああああ───っ!」
苦しげにそう言ったあと、一気に穿たれて目の前がチカチカした。
イッたと気付いたのはほんの少しあと。
身体がガクガクして言うことを効かない。こんなの、本当に初めてだ。
───セックスって、凄い。好きな相手だからなのかもしれないけど・・・・・・。
「・・・・・・ユラ、何を考えているのか知らんが、まだまだこれからだぞ?」
「・・・・・・はへ?」
「俺は、まだ挿れただけだ。イッてないからな。魔力も回復出来てないだろう?」
「・・・・・・・・・・・・」
───ぇ、挿れただけでこんなにヤバいのに?
確かにナハトはまだイッてないけど。
僕は一瞬、スンッとなったが、続けて腰を動かし出したナハトにあっという間に追い詰められてまたすぐにイッた。
なのにナハトはまだ一度も出してない。
「───っ遅漏かっ!?」
「・・・・・・ユーラー?」
「・・・・・・あっ・・・・・・」
自分が失言したことを悟ったときにはすでに遅し。
「あっ! 奥ばっか・・・・・・ダメダメ、もう、入んないっ」
「大丈夫だ。少しずつ慣らそうな。奥まで入れば全部入るから」
「・・・・・・はぁっ!? まっ、え? ウッソだろ!?」
思わず見ると、接合部からはナハトのアレがまだ入りきらずに数センチ出てるー!?
「全部入るまで毎日ヤろうな」
「───っ死ぬ! そんなんで串刺しになったら死ぬ!」
「入るようになったら、ちゃんと番おうな」
「いやいや、言ってる意味が分からん! 絶対無理だってー! 突き破るってー!」
雰囲気も情緒もなく半ベソでいやいやする僕をキスをしながら宥めてグイグイツッコんでくるナハトに、僕は早まったかもしれないと心の片隅で後悔するのだった。
・・・・・・まぁ、このあとすぐに快楽地獄に堕とされてあっという間に忘れちゃうんだけどな。
「ぁ・・・・・・もう、無理だってば・・・・・・」
「まぁ、だいぶ魔力も回復したっぽいし、じゃあこれで最後ね」
「───っは、やっ・・・・・・さすがに、アレは辛いぃ」
「大丈夫、ユラなら大丈夫だ」
何言ってんだよ! その根拠は何!?
いくら鍛えてても、身体の使うところが違うからだろう。
腰は感覚がないし、腕にも足にも力が入らないし、シーツは二人の体液でぐしょぐしょだし。
・・・・・・何より───。
「・・・・・・っ、イクッ」
「んぁあああー!」
ナハトの熱い精液の刺激でまたイッた。
どうやら魔力を吸収するときに相性がいいと快感を感じるらしく、普通でも感じすぎて辛いのに、僕はナハトに中出しされるたびにイキ善がった。
しかも何度目か分からないほど出してるくせに、すぐに硬く勃ち上がって穿ってくる。
コレが世に言う絶倫か。
ナハトは善がり狂う僕を嬉しそうに見ていたっぽいが、コッチは堪ったもんじゃない。
ねえお互いさっきまで童貞処女だったよね!?
何でこんなに経験値違うの!?
僕はもう、トドメとばかりに中出しされて精も根も尽き果て、最後は気絶した。
あとはもうナハトに任せたからな!
責任は取れよ!
※ユラもなんとなく自覚しました。
コレから甘々に突入するか!?
次、ユラの母親視点で閑話が二話入ります。
ユラの出自とかのモヤモヤがスッキリするはずです。(本人達はモヤモヤ解決しないまま、勘違いのままいい具合?に続きますけど)
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