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466 薬師カガシの協力(sideカガシ 下心アリ) 1
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*若干お触りアリ。ホントに大したこと無いのでサブタイトルに印無いですがすこーし睡眠姦?ぽい。苦手な方はご注意*
さて、引き続き古の森の外れ。
俺のテントの中には、まだ意識の戻らないチャリオンが横になって眠っていた。
解毒薬を飲んで三〇分は経っただろうか。
森に入ったのは朝日が昇ってきた頃で、移動や採取にかかった時間を考えると今は一〇時過ぎくらいだろう。
今のうちに食いモンを少し腹に入れるかと軽食を食べていると、チャリオンが呻き声をあげた。
どうやら熱が出て来たようだ。
「───毒は消せても、傷付いた内部は解毒薬では治らないからな」
それじゃあ治癒魔法をかけるか、とはいかないもので。
そもそも治癒魔法を使える人が少ないし、神官に頼むにもかなり金がかかる。
だから平民は特に薬師の調薬した薬を買って飲むのだ。
薬も過剰摂取すると自己治癒能力が落ちて回復しにくくなるため、こちらも処方箋通りにインターバルを置いて使うしかないのだが。
「薬師のポーションを飲ませて傷付いた内蔵を癒してから解熱薬も飲ませるか。あとは熱が引くのを待つようだな」
───それなら意識が無いから、また俺が口移しで飲ませて良いよな?
少し前の、チャリオンの甘い唇を思い出して妖艶に微笑む。
「大丈夫。言い訳は立つ」
かくして、この後チャリオンは意識が無い状態で何度も口移しで薬や水分を俺に補給され、その度に口腔内を嬲られた。
そしてその合間にチャリオンの汗を拭き取り、自分のシャツを着せる。
「───もちもち・・・・・・キメの揃った綺麗な肌」
思わずサワサワと撫でていると、無意識にピクピク反応するものだからカガシも愉しくなってきてチャリオンの可愛らしい胸や臍をちろりと舐める。
それに反応があると、ニヤリと笑った。
「目が覚めるまで、身体から堕とすのも良いかもね」
そう呟いて、これ幸いとあちらこちら反応がイイトコロを探していくのだった。
おかげでチャリオンの熱が下がってきた頃には無意識に反応し、舌を絡めて『んっ、んっ』と鼻から抜けるチャリオンの艶っぽい吐息に俺の方が堪えられなくなってしまい、何度か一人でこっそり抜く羽目になったのだった。
暫くして俺は思い出したように呟いた。
「・・・・・・そうだ、薬師ギルドと冒険者ギルドにも連絡を入れておかないと」
さすがにこの後意識が戻ったからといってすぐに動かすわけにはいかない。
すでに昼を過ぎて日が傾きつつある。
様子をみるためにもここで一泊した方が良いだろう。
「───俺は自分が思うより浮かれまくってたんだな」
こんな状況だというのに、解毒後、真っ先にやるべき連絡も忘れて熱を出して意識の無いチャリオンを貪るように舐め回して欲情して───。
「・・・・・・俺は変態か・・・・・・」
そんな癖は無いはずだが・・・・・・と若干落ち込むカガシは、気を取り直して通信魔導具を取り出すとまずは冒険者ギルドに連絡を入れることにした。
馬鹿正直なチャリオンの事だ。
おそらく誰か同僚に今日の外出を伝えているだろう。
その人からギルマスに話を通して貰うか。
「・・・・・・どう伝えようかな? うーん、確証の無い事は言えないから無難に『良く知らない草を口にしてしまって具合が悪くなった』で良いか」
俺は一つ頷くと、冒険者ギルドに通信を入れる。
『---はい、こちら王都冒険者ギルドです。どういったご用件でしょうか?』
この声は聞いたことがある。
チャリオンと仲の良い同僚かな。
「お忙しいところすみません。俺は薬師のカガシと言います。そちらの職員で本日休日のチャリオン君と外出した者なんですが」
『───っはい、カガシさんですね。窺っております。私はチャリオンの同僚のアガットと申します。・・・・・・あの、チャリオンが何かやらかしましたか?』
「───っぶ!」
通信窓口の職員が、さもチャリオンがやらかした前提で話すので、俺は思わず噴き出してしまった。
そしてやはり仲良しの同僚だったようだ。
『・・・・・・あの?』
「ああ、はい。すみません。そうですね、やらかしたと言って良いと思います。実は目を離した隙に初めて見る草をうっかり口にしてしまって、体調を崩しまして」
『───えっ!? アイツ、何時もそそっかしくてアホだか・・・・・・失礼。それで、あの』
「ああ、すぐに胃を洗浄して薬も飲ませて落ち着きましたが、少々無理をしたので熱が出てまして。今、古の森の外れにテントを張って休ませていますが、移動は難しいのでここで一泊するつもりなんです」
『ええっ、そんなに!? 分かりました。ギルマスに伝えておきます。念のため、明日も休暇申請をしておきますので、何かあればこちらに連絡を頂けますか?』
通信先で驚いた様子のアガットに苦笑する。
詳しくは言えないが毒を体内に取り込んじゃったからね、と心の中で思う。
「ええ、ありがとうございます。今使っているのは俺の個人用の通信魔導具なので、そちらの連絡先を教えておきますから、何かあればそちらでお願いします。では失礼します」
『こちらこそありがとうございます。ご迷惑をおかけします』
そう言って通信を切った。
「さて、チャリオンの方はこれでヨシ」
俺は通信を切った後もまだ眠っているチャリオンを確認してから、次は薬師ギルドだと、もう一度通信魔導具を使った。
※長くなっちゃいましたので、キリ良いところで次話。
うーんエロいところ出したかったが、もう少し後になるかも。
さて、引き続き古の森の外れ。
俺のテントの中には、まだ意識の戻らないチャリオンが横になって眠っていた。
解毒薬を飲んで三〇分は経っただろうか。
森に入ったのは朝日が昇ってきた頃で、移動や採取にかかった時間を考えると今は一〇時過ぎくらいだろう。
今のうちに食いモンを少し腹に入れるかと軽食を食べていると、チャリオンが呻き声をあげた。
どうやら熱が出て来たようだ。
「───毒は消せても、傷付いた内部は解毒薬では治らないからな」
それじゃあ治癒魔法をかけるか、とはいかないもので。
そもそも治癒魔法を使える人が少ないし、神官に頼むにもかなり金がかかる。
だから平民は特に薬師の調薬した薬を買って飲むのだ。
薬も過剰摂取すると自己治癒能力が落ちて回復しにくくなるため、こちらも処方箋通りにインターバルを置いて使うしかないのだが。
「薬師のポーションを飲ませて傷付いた内蔵を癒してから解熱薬も飲ませるか。あとは熱が引くのを待つようだな」
───それなら意識が無いから、また俺が口移しで飲ませて良いよな?
少し前の、チャリオンの甘い唇を思い出して妖艶に微笑む。
「大丈夫。言い訳は立つ」
かくして、この後チャリオンは意識が無い状態で何度も口移しで薬や水分を俺に補給され、その度に口腔内を嬲られた。
そしてその合間にチャリオンの汗を拭き取り、自分のシャツを着せる。
「───もちもち・・・・・・キメの揃った綺麗な肌」
思わずサワサワと撫でていると、無意識にピクピク反応するものだからカガシも愉しくなってきてチャリオンの可愛らしい胸や臍をちろりと舐める。
それに反応があると、ニヤリと笑った。
「目が覚めるまで、身体から堕とすのも良いかもね」
そう呟いて、これ幸いとあちらこちら反応がイイトコロを探していくのだった。
おかげでチャリオンの熱が下がってきた頃には無意識に反応し、舌を絡めて『んっ、んっ』と鼻から抜けるチャリオンの艶っぽい吐息に俺の方が堪えられなくなってしまい、何度か一人でこっそり抜く羽目になったのだった。
暫くして俺は思い出したように呟いた。
「・・・・・・そうだ、薬師ギルドと冒険者ギルドにも連絡を入れておかないと」
さすがにこの後意識が戻ったからといってすぐに動かすわけにはいかない。
すでに昼を過ぎて日が傾きつつある。
様子をみるためにもここで一泊した方が良いだろう。
「───俺は自分が思うより浮かれまくってたんだな」
こんな状況だというのに、解毒後、真っ先にやるべき連絡も忘れて熱を出して意識の無いチャリオンを貪るように舐め回して欲情して───。
「・・・・・・俺は変態か・・・・・・」
そんな癖は無いはずだが・・・・・・と若干落ち込むカガシは、気を取り直して通信魔導具を取り出すとまずは冒険者ギルドに連絡を入れることにした。
馬鹿正直なチャリオンの事だ。
おそらく誰か同僚に今日の外出を伝えているだろう。
その人からギルマスに話を通して貰うか。
「・・・・・・どう伝えようかな? うーん、確証の無い事は言えないから無難に『良く知らない草を口にしてしまって具合が悪くなった』で良いか」
俺は一つ頷くと、冒険者ギルドに通信を入れる。
『---はい、こちら王都冒険者ギルドです。どういったご用件でしょうか?』
この声は聞いたことがある。
チャリオンと仲の良い同僚かな。
「お忙しいところすみません。俺は薬師のカガシと言います。そちらの職員で本日休日のチャリオン君と外出した者なんですが」
『───っはい、カガシさんですね。窺っております。私はチャリオンの同僚のアガットと申します。・・・・・・あの、チャリオンが何かやらかしましたか?』
「───っぶ!」
通信窓口の職員が、さもチャリオンがやらかした前提で話すので、俺は思わず噴き出してしまった。
そしてやはり仲良しの同僚だったようだ。
『・・・・・・あの?』
「ああ、はい。すみません。そうですね、やらかしたと言って良いと思います。実は目を離した隙に初めて見る草をうっかり口にしてしまって、体調を崩しまして」
『───えっ!? アイツ、何時もそそっかしくてアホだか・・・・・・失礼。それで、あの』
「ああ、すぐに胃を洗浄して薬も飲ませて落ち着きましたが、少々無理をしたので熱が出てまして。今、古の森の外れにテントを張って休ませていますが、移動は難しいのでここで一泊するつもりなんです」
『ええっ、そんなに!? 分かりました。ギルマスに伝えておきます。念のため、明日も休暇申請をしておきますので、何かあればこちらに連絡を頂けますか?』
通信先で驚いた様子のアガットに苦笑する。
詳しくは言えないが毒を体内に取り込んじゃったからね、と心の中で思う。
「ええ、ありがとうございます。今使っているのは俺の個人用の通信魔導具なので、そちらの連絡先を教えておきますから、何かあればそちらでお願いします。では失礼します」
『こちらこそありがとうございます。ご迷惑をおかけします』
そう言って通信を切った。
「さて、チャリオンの方はこれでヨシ」
俺は通信を切った後もまだ眠っているチャリオンを確認してから、次は薬師ギルドだと、もう一度通信魔導具を使った。
※長くなっちゃいましたので、キリ良いところで次話。
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