452 / 533
445 微*ご利用は計画的に 1
しおりを挟む
*かなり後半、微R18。背後注意。今回はお触り程度です*
アレから少しして目が覚めたノアは、アークに軽くちゅっちゅされていた。
「??? ・・・あの、アーク?」
頬から目蓋から鼻先まで無言でちゅっちゅされて、ノアは寝惚けながら一体どうしたんだと考えたが、結局分からないまま、されるがままでいた。
「---チュッ。・・・はあ、取りあえず良いか」
「・・・っ何が?」
気が済んだのか、アークがやっと離れた。
最後にノアのうなじにキスマークをつけて。
ビクッとしてノアが尋ねるが、アークは意味深に笑っているだけだった。
「ノア、寝てる間に悪かったが、例の猫獣人息子、エレンとその侍従のミオを連れて来た。ちゃんと王妃の世話をしてくれるはずだから、この後色々教えてやってくれ。あとギギルルのとこから青と黄を借りてきたから、ソイツらの指示も頼むな」
ソレを聞いたノアは寝ぼけまなこをぱちくりとさせた後、理解したのか頷いた。
「---ああ、ありがとう。・・・って事は、あの子はもう心配ないって事だよね? 暴言吐くとか暴れたりしないんだよね?」
「ああ、もちろん。まあ、万が一そんな素振りがあれば結界の向こうに放り出せば良い。一発であの世行きだから心配すんな」
「王妃の介護に支障が無ければ良いんだ。おざなりにされて手を抜かれても困るし」
「ソコは自分の目で見極めてくれ。俺はもう大丈夫だと思っているがな」
---錬金術師ギルドの怪しげな香水でおかしくなってたって事は、今はノアには伏せておこう。
絶対に怒り狂うし、今はこれ以上負担はかけられない。
その辺り、メーレ王妃の毒殺未遂も関係してそうだし、暫くはウチや陛下達に任せよう。
リュカリオンとアイツの影も動いてるようだし問題ないだろう。
ソレからノアはエレンとミオと顔合わせをして、世話の役割分担を決めた。
基本的に朝の9時から夕方の6時を二人が交代で王妃について、目を覚ましたら声かけをして反応を見ることと流動食を食べられそうな分だけ、気を付けて食べさせること。
「エレンは経験無いだろうから、ミオがまず実践してエレンはよく見てコツを覚える事。一回二回で覚えろって言うんじゃ無いから。とにかく正確に丁寧に。慌てなくて良いからね」
「ーっはい!!」
「いや、俺も鬼じゃ無いから。少しずつで良いんだからね? 出来ないからって森にポイッてしないからね?」
「はい、分かりました!!」
エレンもミオもカチコチに緊張して返事をする。
ノアは苦笑していた。
「・・・大丈夫かな?」
「ブラウを常につけておくから大丈夫だろう。何かあれば手助けしたり止めてくれるよ。ブラウは面倒見が良くて冷静だから」
『はい。ご心配なく、ママ』
真面目な顔でそう言うブラウの横で首をコテンコテンと揺らして楽しそうなイェル。
「・・・・・・イェルは陽気な性質だから場を和ませてくれるだろう」
『あい! パパ!』
イェルは半分はお笑い担当で選んだ。
もちろん能力はブラウと遜色ない。
真面目なブラウと陽気なイェルは結構相性が良いのだ。
「ぐぅかわっ・・・ママ、パパ・・・。そうだな。俺が何時までもいると気にして緊張してそうだし、夜に備えてもう少し休むか。アークは?」
「俺もノアと少し一緒に寝る」
「分かった。ふふふ、久々で嬉しいな」
「俺もだ」
カチコチに緊張していたエレンとミオは、アークとノアのやり取りをポカンと見ていたが、お互いハッと我に返って動き出した。
「エレン様、私がお手本になりますから、よく見て、分からないことは何でも聞いて下さい」
「うん。・・・あのさ、ココじゃあ身分とか意味ないし、僕が教わる方なんだから、呼び捨てで良いよ。・・・・・・昔みたいに、敬語も無しで」
「---じゃあ、うん、エレン。俺のことも昔みたいに幼馴染みって事で、遠慮なく言って」
「---うん、ありがとう」
「じゃあ、頑張ろう」
空気の柔らかくなった2人をブラウとイェルが微笑ましそうに見ていた。
---一方、自分達のテントの寝室に入ったアークとノアだが、入ってそうそうにアークがノアにいたずらを仕掛けた。
「---アークッ、そんな風に触られると・・・」
「触られると? 何だ?」
アークはとぼけてノアのシャツの裾から骨張った大きな手を差し入れてサワサワと素肌を弄る。
ノアが慌てて自分の手でアークの手を押さえるが、不埒な手は動きを止めない。
それどころじゃ無かったせいで忘れていたが、ここの所そういうことは御無沙汰だったため、あっと言う間に官能を引き出されてしまうノア。
「・・・あっ! やっ、摘ままないでぇ」
「ほとんど触ってないのに、もうコリコリしてる。感じてるんだろう? 可愛いな」
そう言って更にくりくり、カリカリ。
もう片方も押し潰したり引っ張ったり捩ったりと違う刺激を与え続ける。
「あっあっ、やあ、アークッ・・・・・・そんなに弄んないでぇ」
ノアは胸だけでかなり感じてしまい、足を無意識に擦り合わせていた。
ソレに気付いたアークはニヤリと笑い、片手を太腿にそうっと這わせた。
「---ッ!!」
ノアはあからさまにビクッと震えた。
「・・・・・・あーく・・・」
「・・・今日は挿入はしない。ノアも疲れてるからね。でも、俺の手で二人で気持ち良くなろう」
「・・・・・・ぅん」
顔を真っ赤にして期待に瞳を潤ませるノアに、俺、保つかなと無表情になるアーク。
ちなみに、今はまだ午後の早い時間である。
夕方までにはスッキリせねばなるまい。
時間は有限とばかりにそそくさと動き出すアークだった。
※本番無しで次もいきますよw
ちなみにサブタイトルは『(えちえちな時間が増えるからクルール達の)ご利用は計画的に』という巫山戯ててよく分からないモノです(笑)。
なんかパッと浮かんじゃったので。
前回のもその前のも・・・いえ、大抵直感で決めてます、スミマセン。
アレから少しして目が覚めたノアは、アークに軽くちゅっちゅされていた。
「??? ・・・あの、アーク?」
頬から目蓋から鼻先まで無言でちゅっちゅされて、ノアは寝惚けながら一体どうしたんだと考えたが、結局分からないまま、されるがままでいた。
「---チュッ。・・・はあ、取りあえず良いか」
「・・・っ何が?」
気が済んだのか、アークがやっと離れた。
最後にノアのうなじにキスマークをつけて。
ビクッとしてノアが尋ねるが、アークは意味深に笑っているだけだった。
「ノア、寝てる間に悪かったが、例の猫獣人息子、エレンとその侍従のミオを連れて来た。ちゃんと王妃の世話をしてくれるはずだから、この後色々教えてやってくれ。あとギギルルのとこから青と黄を借りてきたから、ソイツらの指示も頼むな」
ソレを聞いたノアは寝ぼけまなこをぱちくりとさせた後、理解したのか頷いた。
「---ああ、ありがとう。・・・って事は、あの子はもう心配ないって事だよね? 暴言吐くとか暴れたりしないんだよね?」
「ああ、もちろん。まあ、万が一そんな素振りがあれば結界の向こうに放り出せば良い。一発であの世行きだから心配すんな」
「王妃の介護に支障が無ければ良いんだ。おざなりにされて手を抜かれても困るし」
「ソコは自分の目で見極めてくれ。俺はもう大丈夫だと思っているがな」
---錬金術師ギルドの怪しげな香水でおかしくなってたって事は、今はノアには伏せておこう。
絶対に怒り狂うし、今はこれ以上負担はかけられない。
その辺り、メーレ王妃の毒殺未遂も関係してそうだし、暫くはウチや陛下達に任せよう。
リュカリオンとアイツの影も動いてるようだし問題ないだろう。
ソレからノアはエレンとミオと顔合わせをして、世話の役割分担を決めた。
基本的に朝の9時から夕方の6時を二人が交代で王妃について、目を覚ましたら声かけをして反応を見ることと流動食を食べられそうな分だけ、気を付けて食べさせること。
「エレンは経験無いだろうから、ミオがまず実践してエレンはよく見てコツを覚える事。一回二回で覚えろって言うんじゃ無いから。とにかく正確に丁寧に。慌てなくて良いからね」
「ーっはい!!」
「いや、俺も鬼じゃ無いから。少しずつで良いんだからね? 出来ないからって森にポイッてしないからね?」
「はい、分かりました!!」
エレンもミオもカチコチに緊張して返事をする。
ノアは苦笑していた。
「・・・大丈夫かな?」
「ブラウを常につけておくから大丈夫だろう。何かあれば手助けしたり止めてくれるよ。ブラウは面倒見が良くて冷静だから」
『はい。ご心配なく、ママ』
真面目な顔でそう言うブラウの横で首をコテンコテンと揺らして楽しそうなイェル。
「・・・・・・イェルは陽気な性質だから場を和ませてくれるだろう」
『あい! パパ!』
イェルは半分はお笑い担当で選んだ。
もちろん能力はブラウと遜色ない。
真面目なブラウと陽気なイェルは結構相性が良いのだ。
「ぐぅかわっ・・・ママ、パパ・・・。そうだな。俺が何時までもいると気にして緊張してそうだし、夜に備えてもう少し休むか。アークは?」
「俺もノアと少し一緒に寝る」
「分かった。ふふふ、久々で嬉しいな」
「俺もだ」
カチコチに緊張していたエレンとミオは、アークとノアのやり取りをポカンと見ていたが、お互いハッと我に返って動き出した。
「エレン様、私がお手本になりますから、よく見て、分からないことは何でも聞いて下さい」
「うん。・・・あのさ、ココじゃあ身分とか意味ないし、僕が教わる方なんだから、呼び捨てで良いよ。・・・・・・昔みたいに、敬語も無しで」
「---じゃあ、うん、エレン。俺のことも昔みたいに幼馴染みって事で、遠慮なく言って」
「---うん、ありがとう」
「じゃあ、頑張ろう」
空気の柔らかくなった2人をブラウとイェルが微笑ましそうに見ていた。
---一方、自分達のテントの寝室に入ったアークとノアだが、入ってそうそうにアークがノアにいたずらを仕掛けた。
「---アークッ、そんな風に触られると・・・」
「触られると? 何だ?」
アークはとぼけてノアのシャツの裾から骨張った大きな手を差し入れてサワサワと素肌を弄る。
ノアが慌てて自分の手でアークの手を押さえるが、不埒な手は動きを止めない。
それどころじゃ無かったせいで忘れていたが、ここの所そういうことは御無沙汰だったため、あっと言う間に官能を引き出されてしまうノア。
「・・・あっ! やっ、摘ままないでぇ」
「ほとんど触ってないのに、もうコリコリしてる。感じてるんだろう? 可愛いな」
そう言って更にくりくり、カリカリ。
もう片方も押し潰したり引っ張ったり捩ったりと違う刺激を与え続ける。
「あっあっ、やあ、アークッ・・・・・・そんなに弄んないでぇ」
ノアは胸だけでかなり感じてしまい、足を無意識に擦り合わせていた。
ソレに気付いたアークはニヤリと笑い、片手を太腿にそうっと這わせた。
「---ッ!!」
ノアはあからさまにビクッと震えた。
「・・・・・・あーく・・・」
「・・・今日は挿入はしない。ノアも疲れてるからね。でも、俺の手で二人で気持ち良くなろう」
「・・・・・・ぅん」
顔を真っ赤にして期待に瞳を潤ませるノアに、俺、保つかなと無表情になるアーク。
ちなみに、今はまだ午後の早い時間である。
夕方までにはスッキリせねばなるまい。
時間は有限とばかりにそそくさと動き出すアークだった。
※本番無しで次もいきますよw
ちなみにサブタイトルは『(えちえちな時間が増えるからクルール達の)ご利用は計画的に』という巫山戯ててよく分からないモノです(笑)。
なんかパッと浮かんじゃったので。
前回のもその前のも・・・いえ、大抵直感で決めてます、スミマセン。
180
お気に入りに追加
7,359
あなたにおすすめの小説
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
(完)妹の子供を養女にしたら・・・・・・
青空一夏
恋愛
私はダーシー・オークリー女伯爵。愛する夫との間に子供はいない。なんとかできるように努力はしてきたがどうやら私の身体に原因があるようだった。
「養女を迎えようと思うわ・・・・・・」
私の言葉に夫は私の妹のアイリスのお腹の子どもがいいと言う。私達はその産まれてきた子供を養女に迎えたが・・・・・・
異世界中世ヨーロッパ風のゆるふわ設定。ざまぁ。魔獣がいる世界。
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる