迷い子の月下美人

エウラ

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385 *後悔先に立たず 1

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*R18。はっちゃけるか?!背後注意*





あの後、精霊王は当たり前のように着いてきていつも通りに大公家の庭から古の森に還って行った。
レインは初めて見る光景に黒い瞳をきらきらと輝かせていた。

時間は昼過ぎになっており、そのまま庭園のテーブルにノアがさささっと出来合いの料理を並べると、ウラノス達も席に着き、食べ始める。

この間もノアはテンションが高いままで、さすがにウラノス達も怪訝そうな顔をしていて、ウラノスはアークにこっそり尋ねる。

「・・・ノアちゃん、様子がちょっと・・・?」
「ああ、おそらくの前触れだと思う」
「---っ! そうか」
「薫りが強くなっているから、この後、多分籠もると思う。・・・レインを冒険者ギルドに連れて行って登録したかったんだけど・・・」
「それは急いでないから別に良いよ。ソッチが終わるまで待ってる。どのみち体調とか確認して栄養を摂らせたいし、気にしなくて良いから」
「ありがとう」

そんな会話をアークとウラノスがしているのも気付かずに、ニコニコと食事をするノア。


そして食べ終わる頃、身体の疼きを漸く自覚しだしたノアはアークに攫われるように寝室に連れて行かれて、言われるまでも無く防音結界魔法を張ると同時にアークに裸に剥かれた。

「---アーク・・・・・・っこれ、俺・・・発情期が、来たみたい・・・?」
「ああ、知ってる。さっきの浮島でのやり取り覚えてるか? 戻ったらイチャイチャしようねって」
「---っえ? アレ、もしかして・・・?」

---こうなることを見越しての発言だったの?!
俺、なんて言ってたっけ?!

『気の済むまでどうぞ』

・・・・・・うわーっ!!

「思い出した? そういうわけで遠慮なく食うからな?」
「---ひ・・・・・・っ」

舌舐めずりをするアークの色香に呆気なく陥落したノアは、もう、されるがままだった。

発情期に加えてそもそもレインを助ける直前もヤっていたので、すでに泥濘んで解けていたノアの後孔はアークの滾った剛直を容易く飲み込んでいた。

「ノアの中、柔らかい。熱いな」
「---っ、恥ずかしいから、言わないでっ」
「・・・っもう何度もシてるのに、ノアは何時までも初心だな・・・ソコも可愛いんだけど」
「---っあん、アーク・・・キツいぃ・・・」

アークがぎっちぎちに埋まったノアの薄い下腹部をさわさわと撫でてそんな風に囁くと、羞恥でノアが反応し、中のアークをキュッと締め付けた。

その刺激にアークの剛直が更に質量を増すと、ノアが顔を赤くして涙目になった。

その煽情的な表情に更に煽られるアークは、発情期のフェロモンも相まって、理性の糸がキレそうだった。

「---ノア、先に言っとく。俺、久々に暴走しそうだ。悪いな」
「・・・・・・ううん。俺、一応、気の済むまでどうぞって言ったし・・・・・・文句は言わないよ? まあ、それでも少しは手加減して欲しいけど・・・」

---多分、自分も箍が外れると思うし・・・。

そう囁くノアに、俺、堪えられるかな、と眉に皺を寄せて瞑目するアークだったが、結局だという結論に達した。

「発情期中は、多分止まれねえ」
「・・・だよねえ・・・。うん、もういいや。最後はポーション頼りって事で。俺も好きにヤルから、アークも気持ち良くなって?」
「そんなこと言われたらなあ・・・もう、我慢はしないぜ」

それを合図に、アークの剛直が奥に突き刺さった。

「---っ?! アークッ、そうは言ったけど! いきなり過ぎ---!!」

ノアが生理的な涙を溢して思わず叫ぶも、アークは最初からトップスピードで走り出したのだった。






※スミマセン。寝落ちしてました。
長くなりそうなので、はっちゃける前に一旦ココで切ります。中途半端に次話に続きます。お待ち下さいませ。

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