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第一章

潜在的核武装

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これ韓国のお話というわけではなく日本のお話になります。


これはとある学者さんのコラムを読んだ僕の感想になってしまうのですが、なるほど、そういう見方もあるんだなとおもったので書き留めておきます。


その学者さん(日本人でも韓国人でもない)が日本の現状を見て、潜在的に核武装していると論評しておりました。

その内容によれば、核爆弾に必要な材料を日本はせっせと溜め込んでいる、との指摘をしているのです。

実際その保管量は中国の4倍程度の材料を保有している計算になるとか。

その数字が正しいかどうかはさておき、材料を生み出す原子炉が動いているのはまぎれもない事実です。

お隣韓国がパッシングに利用してきていても、です。

無論それは平和利用、発電につかわれています。

ただ世論にはさっさと原子力発電なんかやめて自然エネルギーを利用した発電計画に意向すべきだ、という意見もあります。

実際にそれが可能かどうか、と問われるとドイツという国の前提を見れば不可能ではないのでしょう。

ただドイツは陸続きなので足りない電力はお隣フランスから購入する、なんてこともできるので、それがスムーズにできたという地政学的なものもあるんでしょうけど。


そんな中、パッシングをうけつつも廻し続けるのは、やはり潜在的核武装ってのがあるからなのかな?と考えさせられます。

非核三原則が、とか、そんな話はいまはどうでもいいです。

仮に核の傘からはずれてしまった場合、取れる選択肢としてやもえず核をつくらなくてはならない、という時に材料がないんじゃ話にならない。

そうなったときの保険というか、有事の際の切り札として政府はそれを稼動させ続けているのかな、とも考えさせられます。


数年前、メガソーラーブームの時に売電計画やらで法外な買取量を設定して、売りが殺到、補助金全部くいつぶしてさらにオーバーフローした買取料金を結局は電気量値上げという形で国民に負担させる。

僕達からすれば、あほか!としかおもえなかったこの政策

表面だけ見れば結局資本のあるところにさらに資本があつまっただけだった初期の売電計画

無論そこから買取料金は値下げされていますけど。

こんなミスリードを、と思わせといて、この失敗を全面におしだしてでも政府は原子炉をまわしたかったのかな、潜在的核武装の為に、なんてとこまで考えさせられましたね。

そう考えると政府は詐術に富んでいるなと思わざるを得ないっすね。

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