上 下
13 / 65

13話 いざ、ダンジョンへ

しおりを挟む
 宿からほど近い武具屋にやってきた俺は、ゲームの世界さながらの武具に、少しばかし感動していた。

 しかし、店内に置かれている武具を見渡して、あることに気が付く。
 それは値段だ。

 流し目で価格を確認したところ、どれもこれも銀貨数枚と記載されている。
 高価な物だと金貨数枚ときた。

 高い! 高過ぎるっ!!
 これでは破産してしまう。
 仕方ないのでとりあえず防具……というか衣服を購入することにした。

 さすがにいつまでも制服を着ている訳にもいかないからな。
 というか、一ヶ月着続けたせいで酷くみすぼらしいのだ。

 購入したのはブーツにシンプルなベージュのパンツと、モスグリーン色のノースリーブ。タートルネックと少しダサいが、全部で銅貨五枚の中古品なので、仕方ない。

 武具屋のオヤジが俺のみすぼらしい格好を見て、同情したのか革のグローブをサービスしてくれたのは有り難かった。

「ユーリ、凄く似合ってますよ」
「そ、そうかな?」

 フィーネアにそう言われると、安物でも凄くいい買い物をした気分になってしまう。
 俺は余ったお金で、店内で一番安かった刃渡り30センチほどの短剣も購入した。

「スキルを確認してみたらいかがです?」
「ああ、そうか」

 フィーネアのアドバイスを受けて、すぐさまステータスを確認してみると。

―――――――――
名前:月影遊理

性別:男
装備:探知ダガー(F)
レベル:1

力  F
耐久 F
敏捷 F
魔力 F

スキル:探知

固有スキル:他人の不幸は蜜の味
【リヤンポイント】

(フィーネア)
――――――――――

 なるほど。
 銀貨一枚の安物とは言え、ちゃんとスキルは備わっているらしいな。
 でも、探知スキルか……どう見てもハズレのスキルっぽい。
 が、一応確認しておくか。

 俺はスキル探知の詳細を開いた。

―――――――――

スキル:探知

自身の半径100メートル以内の生物を探知可能。

―――――――――

 えっ……それだけ?
 マジかよ。本当にクソスキルじゃないかよ……。

 それと、武器の横に付いってあった(F)ってのはなんだ?
 俺は店のオヤジに(F)とはなんのことか聞いてみた。

「ああ、そりゃー重量みたいなもんだ」
「重量?」
「力のステータスがFクラスの奴でも持てるってことだ」
「!? つまりなにかっ! この(F)ってのが(A)だったら力ステータスBの奴は、装備すらできないってことか?」
「そりゃー重たくて持てないだろう? 仮に持てたとしてもとてもじゃないが振り回せないだろうが」
「……」

 なんだよそのクソ設定っ!?
 じゃあ俺は優秀な武器を手に入れても、一生弱いままかよっ!
 いくらなんでもそれは酷すぎないかっ!?

 俺が愕然としていると。

「大丈夫ですよ、ユーリ。ユーリのことはフィーネアが守りますから」
「フィーネア……」

 嬉しい……嬉しいけど……情けな過ぎやしないか……。
 ま、嘆いたところで現実は変わらないんだから、受け入れるしかないな。



 ◆



 俺とフィーネアはダンジョンに向かうため、明智の居る宿まで戻ると。

「ひっ、酷いでござるっ! ユーリ殿っ!」

 扉を開けると、第一声。
 あらわな姿の明智がベッドの上でシーツを手繰り寄せて、声を荒げている。

 俺はそんな明智の元まで歩み寄り、静かにベッドに腰掛けて、言った。

「すまん。俺もなんとかあのスキンヘッドを倒そうと試みたんだが、明智も知っての通り、俺は全Fの最弱だ。……どうしようもなかったんだ」
「それがしはっ、それがしは童貞を捨てるよりも先に、処女を奪われてしまったでござるよっ! それがしは穢されたでござるよ」

 どの面下げて言ってんだ。
 お前はとっくに汚れているだろうが。
 清純派アイドルみたいなことを吐かしてんじゃねぇーよ。

「明智っ! お前はひょっとしたら一生童貞だったかも知れないんだ。それが、初体験を済ますことができたんだよ。大人の階段を上ったお前はとても艶っぽいよ、明智」
「……」

 なんちゅう目で人のことを見やがるんだ。
 やっちまったもんは仕方ないだろう。

「要は考えようつーことだな。そんなことより真夜ちゃんの救出に向かうぞ明智」
「そんなことってっ! じゃあユーリ殿もマッスルオヤジに抱かれてみればいいでござるよっ。こんなにぶっといのがお尻にねじ込まれる恐怖を味わってみるといいでござる」

 いつまでもごちゃごちゃと喧しい明智に、真夜ちゃんが心配な俺はイライラして、つい腰に提げたダガーを首元に突きつけてしまった。

「いいから早くしろっ! お前のケツよりも真夜ちゃんの命の方が心配なんだよ!」
「それがしのケツはどうでもいいと言うでござるか……ユーリ殿っ! ユーリ殿はそれがしのステータスを知っているでござろう? その気になればそれがしは、ユーリ殿をコテンパンに返り討ちにできるでござるよ」

 この野郎っ!
 ちょっとステータスが優秀だからって図に乗りやがってっ!
 俺はゆっくりとベッドから立ち上がり、フィーネアへと微笑んだ。

「フィーネア。このバカにお仕置きしてあげなさい」
「はい。かしこましました」
「なっ、なな、なにをする気でござるか。ユーリ殿っ!」

 フィーネアは明智に向かって両手を突き出して「炎の書――鳳凰編第一章、羽炎はえん」と、唱えると。

 フィーネアの両掌から『豪』と燃え盛る炎が弧を描き、瞬く間に魔法陣を創り上げると、そこから明智に向かって炎の羽が放たれた。

「ギヤャアアアアアアアアアアアアッ!!」
「おおっ! こりゃー凄いっ!」
「感心していないで止めてくだされ、ユーリ殿っ!」
「なら、すぐに真夜ちゃんの元に案内するな?」
「するでござるっ! するでござるよっ!!」

 俺はすぐにフィーネアに止めるよう伝え。
 改めてフィーネアの、ドールの凄さに感動していた。

 まさか、ここまで凄いとはな。
 フィーネアが居ればダンジョンなんて楽勝じゃないのか?

 しかし、明智の奴もさすがにステータスが高いだけあって、丈夫だな。
 俺なら今ので死んでたんじゃないのか?
 この世界は俺が生きるには、あまりにも不利過ぎる。

 さっさと元の世界に戻る方法を見つけないと、手遅れになってしまう。



 ◆



 それから俺たちは街を出て、明智の案内でダンジョンなる場所までやって来ていた。
 というか、ダンジョンは街からめちゃくちゃ近い場所にあったのだ。

「てっきりもっと遠くにあるのかと思っていたけれど……めちゃくちゃ近いじゃないか」
「なんでもつい最近、突然出現したダンジョンらしいでござるよ」
「ダンジョンてのは突然出来るものなのか?」

 俺の些細な疑問に、隣のフィーネアが透かさず答えてくれる。

「ダンジョンは基本的にダンジョンマスターと呼ばれるものが築き上げて、運営しているので。人が集まる場所の近くに築かれやすいんですよ」
「なんで、人が集まる場所の近くである必要があるんだ?」
「ダンジョン経営をするためには、より多くの人間の魂が必要です。ダンジョンにとって人間の魂は謂わば栄養なんです。その為にダンジョンマスターは財宝などで人間をおびき寄せるています」
「なるほど」

 つまり、ゴキブリホイホイみたいなもんだな。

「じゃ、それがしはこの辺で……」
「は?」

 ケツを押さながら内股気味の明智が、自分は街に帰る的なことを言っているが、帰すわけないだろ。

「何バカなこと言ってんだ。さっさと行くぞ」
「えっ!? それがしも行くでござるか?」
「当然だろっ! 仲間は多い方がいいに決まってんだ。早いところ真夜ちゃんを助けに行くぞ」

 嫌がる明智を半ば強引に引っ張り、俺たちはダンジョンという名の洞窟へと足を踏み入れた。

 ダンジョンの中は薄暗かったのだが、中に入って行くと、両壁に打ち付けられていた松明がひとりでに火の手を上げる。
 それが手前から奥へと順に辺を照らし出した。

 その光景は、まるで俺たちを誘い込んでいるようだ。
 さすがはゴキブリホイホイと言ったところだな。

「不気味でござるな」
「これはどこまで続いているんだよ?」
「ダンジョンは基本的に地下へ続いているものです。おそらく、ユーリのお友達は奥へと進み。下へ降りて行ったのではないでしょうか?」
「奥か……ちなみに地下何階くらいまであるものなんだ?」
「一概にこうだとは言えません。ダンジョンによって構造は様々ですので、何とも言えませんが。出来たばかりのダンジョンなら、そう深くはないと思うのですが」

 フィーネアはそう言うけど……。
 明智の話だと王国兵が帰って来なかったと言うくらいだから、ヤバいモンスターとかいるんだろうな……。

 出来るだけ慎重に進まないとな。

 俺たちは細心の注意を払いながら奥へと進み。
 階段を下りて真夜ちゃんを探すが、一向に見つからない。

 しかし、運がいいのか、ここまでモンスターに襲われることもなかった。

「本当にここで合ってるのか? 真夜ちゃん達どころか、モンスターさえ一匹も居ないじゃないか」
「ひょっとして、真夜殿たちはダンジョンマスターとか言うのを倒して、もう街に還ているのではござらんか?」

 そんな訳ないだろ……。
 仮に明智の言う通りだったら、どこかですれ違っていても良さそうだけどな?
 と、その時――

「ユーリ! スキルを使用して周囲を確認してみてください!」

 突然、フィーネアが先ほど購入したばかりの探知ダガーを使用しろと促してくるので、俺は言われるがままダガーを素早く腰から抜き取り、スキル探知を発動させた。

 すると、頭の中にゲームマップのようなものが浮かび上がり、俺たちの周囲を取り囲むモンスターに気が付いた。

「げっ!?」
「どうしたでござるか、ユーリ殿?」
「落ち着いて下さい、ユーリ。おそらく、フィーネア達は初めからダンジョンマスターに誘導されていたのです」

 確かに、フィーネアの言う通りだ。
 ここまでモンスターに襲われなかったのは運が良かったからじゃなくて、この状況を作り出すためだったのか!?

「明智っ! お前もその腰に提げてる武器を取れ!」
「えっ!?」
「化物に囲まれてんだよっ!?」
「えっ!? そそそ、それがし、戦ったことないでござるよ!」
「俺だって似たようなもんだ! でも、今そんなこと言ってる場合かよっ! 早くしろっ!」

 俺たちは互いに背中を預け合う形で武器を構えた。
 メイドのフィーネアは武器を持っていないが、超絶スキルを有している。
 というか、この状況で頼れるのはフィーネアだけだ。

「フィーネア!」
「はい」
「さっき明智に使ったスキルは使えるんだよな?」
「……あと四回くらいなら可能です」
「えっ……!?」

 嘘だろっ!?
 回数制限あったのかよっ!

 俺の感知スキルで調べたところ、軽く30匹は居るぞ!
 無理じゃねーかよっ!


 真夜ちゃんを助けるどころか、俺たちの方が絶対絶命のピンチじゃないかよっ!
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

 社畜のおじさん過労で死に、異世界でダンジョンマスターと なり自由に行動し、それを脅かす人間には容赦しません。

本条蒼依
ファンタジー
 山本優(やまもとまさる)45歳はブラック企業に勤め、 残業、休日出勤は当たり前で、連続出勤30日目にして 遂に過労死をしてしまい、女神に異世界転移をはたす。  そして、あまりな強大な力を得て、貴族達にその身柄を 拘束させられ、地球のように束縛をされそうになり、 町から逃げ出すところから始まる。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

ダンジョンマスターに転生したけどモンスターが可愛くて10年引きこもって溺愛してたらいつの間にか最強になってました

貼らいでか
ファンタジー
 恋を経験するために惚れ薬を飲むも、騙され命を落とした日本人ウィト。彼はダンジョンマスターに転生するも、戦いを強いられる立場であるダンジョンマスターに乗り気でなかった。しかし、ウィトはとあることに気づく。 「あれ?モンスター達ってよく見ると可愛くないか?」 それから彼は、ダンジョンマスターの仕事である戦いを放りだして、13匹のモンスター達を教え子として強く美しく育てることに生きる意味を見出していく。 そして10年後、ひょんなことからモンスター達は美少女の姿を取るようになり、ウィトに恩を返そうと頑張るのだが……。 なんと彼女達は、いつ使い捨てられてもおかしくないモンスターでありながら、10年間ウィトに溺愛されていたことによって超過激なヤンデレ狂信者になってしまっていたのだった! さらに、その愛の重さと湿度により、13人全員が稀にしか生まれない激レアで最強のユニークモンスターになっており、いつの間にか、恩返しは世界規模のものとなっていって……。 「あー。なんか海行きたいな」 「仰る通りですね、旦那様。ここでは難しいですものね……(今すぐ大陸で最も美しいビーチを占領しないと)」 「あ、いいねそれ!(近場のモンスターも支配下にしないとだねー)」 「かしこまりましたわ!水着の用意をしないといけませんわね(嗚呼!近隣の美姫全てを我が君の海水浴用に捧げて差し上げなければ!)」 何の深慮もない主人公、ダンジョンマスター・ウィトの気づかないところで、配下のモンスター達によって世界征服が始まる!それでいいのか主人公!そろそろ止めないとドンドン話が大きくなるぞ主人公! ※勘違いコメディ要素もあります。※小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+、ノベルピアにも連載しております。

天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜 

八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。 第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。 大和型三隻は沈没した……、と思われた。 だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。 大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。 祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。 ※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※

転生生活をまったり過ごしたいのに、自作キャラたちが私に世界征服を進めてくる件について

ihana
ファンタジー
生き甲斐にしていたゲームの世界に転生した私はまったり旅行でもしながら過ごすと決意する。ところが、自作のNPCたちが暴走に暴走を繰り返し、配下は増えるわ、世界中に戦争を吹っかけるわでてんてこ舞い。でもそんなの無視して私はイベントを進めていきます。そしたらどういうわけか、一部の人に慕われてまた配下が増えました。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する

高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。 手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

【書籍化決定】神様お願い!〜神様のトバッチリを受けた定年おっさんは異世界に転生して心穏やかにスローライフを送りたい〜

きのこのこ
ファンタジー
突然白い発光体の強い光を浴びせられ異世界転移?した俺事、石原那由多(55)は安住の地を求めて異世界を冒険する…? え?謎の子供の体?謎の都市?魔法?剣?魔獣??何それ美味しいの?? 俺は心穏やかに過ごしたいだけなんだ! ____________________________________________ 突然謎の白い発光体の強い光を浴びせられ強制的に魂だけで異世界転移した石原那由多(55)は、よちよち捨て子幼児の身体に入っちゃった! 那由多は左眼に居座っている神様のカケラのツクヨミを頼りに異世界で生きていく。 しかし左眼の相棒、ツクヨミの暴走を阻止できず、チート?な棲家を得て、チート?能力を次々開花させ異世界をイージーモードで過ごす那由多。「こいつ《ツクヨミ》は勝手に俺の記憶を見るプライバシークラッシャーな奴なんだ!」 そんな異世界は優しさで満ち溢れていた(え?本当に?) 呪われてもっふもふになっちゃったママン(産みの親)と御親戚一行様(やっとこ呪いがどうにか出来そう?!)に、異世界のめくるめくグルメ(やっと片鱗が見えて作者も安心)でも突然真夜中に食べたくなっちゃう日本食も完全完備(どこに?!)!異世界日本発福利厚生は完璧(ばっちり)です!(うまい話ほど裏がある!) 謎のアイテム御朱印帳を胸に(え?)今日も平穏?無事に那由多は異世界で日々を暮らします。 ※一つの目的にどんどん事を突っ込むのでスローな展開が大丈夫な方向けです。 ※他サイト先行にて配信してますが、他サイトと気が付かない程度に微妙に変えてます。 ※昭和〜平成の頭ら辺のアレコレ入ってます。わかる方だけアハ体験⭐︎ ⭐︎第16回ファンタジー小説大賞にて奨励賞受賞を頂きました!読んで投票して下さった読者様、並びに選考してくださったスタッフ様に御礼申し上げますm(_ _)m今後とも宜しくお願い致します。

処理中です...