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第3話 学園都市ポースター
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リグテリア帝国――王都セルダンから馬車に揺られること一週間。
これから俺がのんびりスローライフを送る予定の地が見えてきた。
周囲を巨大な外壁に覆われた街――ポースター。
別名学園都市と呼ばれるそこは、世界各国から選りすぐりの貴族達が集まり、日夜勉学や魔術の勉強に明け暮れている。
前世でゲームをしていた頃には地名しか聞いたことのなかった場所。ここにやってこれた時点でバッドエンドを回避できたようなものだろう。
と、いうのも【悪役王子のエロエロ三昧】は、基本的に王都セルダンの街の中で繰り広げられる物語。
その街から脱出できた時点で、ゲームのシナリオの手が届かない場所に居るということなのだ。
それに俺はもう王位を放棄したし、シャーリーとも縁が切れた。
清々しい気分で街に降り立つ。
「綺麗な場所だな」
学園都市――ポースターを初めて見た俺の素直な感想だ。
レンガや石造りの家に整理された道。人間種だけではなく、多くの異業種が共に暮らす街並みは、ファンタジーゲームなどでお馴染みのエルフ族に、ウサギのような耳が特徴的なラビッツ族の姿もちらほら窺える。
「ジュノス王子、御自宅の方に向かわれますか?」
声をかけてくれたのは侍女のレベッカ。俺の身の回りの世話をするために共にこの地にやって来た。
当初、俺は侍女――メイドを同行させることを頑なに拒否したのだが、さすがにメイドの一人もつけないのは王族として如何なものかと大臣に説得され、仕方なく一人だけ同行を認めた。
その際、俺と関わりのある侍女以外という条件を元に選ばれたのが、このレベッカという訳だ。
なぜ俺がそのような条件を出したのかは簡単だ。
俺の周囲の取り巻きはゲーム内ではメインキャラ扱い、つまり攻略対象キャラ設定ということになる。
そんな連中を同行させては身も蓋もない。
そこで見たことも聞いたこともない、メイド見習いのレベッカを同行させたという訳だ。
歳は俺と変わらないくらいで、ブラウンな髪と瞳がチャーミングなのだが、露出度の高いメイド服が若干気になる。
そこは元々エロゲなのだから仕方ないと目を瞑ろう。俺が変な気を起こさなければいいだけの話しなのだから。
「レベッカ一人で先に自宅の方に向かってくれないか? 俺は街の様子を見るために歩いて向かうよ」
「かしこまりました。では、十分お気をつけ下さい」
「ん……? 何を気をつけるの?」
「知っての通りポースターには、各国から様々な方々が学びに来ております。中には敵国のスパイが紛れ込んでいるかも知れません」
「まさか……」
この世界において帝国は一番の大国だ。そのようなことなど……ないとは言い切れないから十分気をつけるか。
レベッカと別れた俺は街を見て回る。どこを見渡しても制服に身を包んだ者達が行き交っている。
「痛いっ!? ちょっと待ちなさいよ! 私の足を踏んでおきながら、謝罪の一つもないのですか!」
「ん……なに?」
騒がしい声の方に目を細めると、金髪縦ロールと派手な出で立ちの女の子が、涙目になりながらググッと体を寄せてくる。
「ああ、ひょっとして踏んじゃったかな? それは申し訳ないことをした。ごめんね。周りの景色に見とれて前方不注意だったね。あははは」
「なっ、人の足を踏んでおきながら何がそんなに可笑しいのよ! 私をレイラ・ランフェストと知っての無礼かしらっ!」
「ん……?」
レイラ・ランフェスト……? どっかで聞いたことのある名前だな。って!? ランフェストって隣国――アメストリア国の王族じゃないか!?
意匠が施されたドレスに、やたらと上から目線な話し口調……その態度からして間違いなく隣国のお姫様だ!
確か……アメストリア国のお姫様は恐ろしくわがままで、通称悪役王女とゲーム内で設定されていた。
俺がバッドエンドを迎えるのは、こいつが戦争を仕掛けて来たことが原因だったはず!
なんでこんなところに居てるんだよ!?
「不敬よ、あなたは死罪確定だわっ!」
「ちょっ、ちょっと待ってくれ! 悪かった、本当に申し訳なかった! 足を踏んだ非礼は詫びる、この通りだ!」
見事な斜め48度のお辞儀をしてやったのに、お姫様の柳眉は怒りを示したままだ。
不味い、これが引き金となって帝国に戦争を仕掛けられたりしないだろうな。
とにかくこの時限爆弾みたいな女、レイラの機嫌を取らなければ!
「ひょっとして……あなたはリグテリア帝国第三王子、ジュノス殿下では?」
「へ……っ!? こいつが?」
背後に控えていた背の高い女剣士の言葉を聞き、髪をサッと払ったレイラがまじまじと俺の顔を覗き込む。
「こいつがリグテリア帝国の次期皇帝にもっとも近いと言われている第三王子ですの?」
「間違いありません。随分昔ではありますが、一度だけ舞踏会場でお見かけしたことがございます。確か、その時にレイラ様もお会いになっているはずですよ」
「そんな大昔のことなんて覚えていないわよ」
仰る通り……俺も覚えていません。
てか、何でアメストリアのお姫様が学園都市にいるんだよ!?
と、とにかく、今はゴマを擦って機嫌を取っておこう。
「あ、相変わらずとっても綺麗なドリルヘアーだね! 一目でレイラちゃんだって気がついたよ!」
「どどど、ドリルですってぇ!? あなた私に喧嘩を売っているのっ!?」
「ひぃぇっ!? 違うよ! 褒めてるんだよ」
「ドリルのどこが褒めてるっていうのよ! キィーーーッ!? 屈辱、屈辱、屈辱だわぁ!!」
お姫様らしからぬ地団駄を踏み、頬を紅潮させて怒っている。クソッ、褒めてるのに何で伝わらないんだ!
「エルザっ! この不敬な王子の首を刎ねてあげなさい!」
「え、えええええええええええっ!? ちょっと待ってよ! 俺達は幼い頃に顔を合わせている幼馴染みだろ?」
「幼馴染みですって!? ふざけんじゃないわよ! あなた方リグテリア帝国が私達アメストリア人にこれまでしてきた仕打ちを忘れた訳じゃないでしょうね!」
帝国がレイラ達にこれまでしてきた仕打ち? 何のことだ?
「え!? それはどういう意味? 帝国がレイラちゃん達に何かしたのかな?」
「……っ!? 信じられないわ! アメストリアを虐げ、多くの者を貧困に追いやって来た張本人が、何かしたですって!?」
憎き敵を見るような目で俺を見据えるその瞳は、まるで前世で両親が他界した後に、親戚一同から向けられたものによく似ていた。
胸が苦しくて張り裂けそうで、一瞬足元がふらついた。
「レイラ様、明日の入学の御準備がございます、もう行きましょう」
睨み続けるレイラを促すエルザだが、彼女の声音も冷たいものに変わっており、一瞬鷹のように鋭い視線をこちらに向けた。
その目には……やはり憎しみと言った感情が込められている。
背を向けて歩き出す彼女達を呆然と見つめることしかできない俺は、この世界のことを全く理解していなかったようだ。
「知らなきゃ、俺はここで学ばなければいけない」
それは強くなるためじゃない。
バッドエンドを回避することももちろん重要だが、何よりも彼女達にあのような目をさせてしまった理由が知りたい。
俺はもう、自分さえ良ければそれでいいと思っていた、あの頃のどうしようもないクズには戻りたくないのだから。
できることなら出会ったすべての人を幸せにできる、そんな優しい人間になりたいんだ。
見上げる空どこまでも晴れ渡っており、少し目眩がした。
だけど、臆してなんていられない。誰かの幸せを願えるような人間になりたいと思うこの気持ちに、嘘も偽りもないのだから。
これから俺がのんびりスローライフを送る予定の地が見えてきた。
周囲を巨大な外壁に覆われた街――ポースター。
別名学園都市と呼ばれるそこは、世界各国から選りすぐりの貴族達が集まり、日夜勉学や魔術の勉強に明け暮れている。
前世でゲームをしていた頃には地名しか聞いたことのなかった場所。ここにやってこれた時点でバッドエンドを回避できたようなものだろう。
と、いうのも【悪役王子のエロエロ三昧】は、基本的に王都セルダンの街の中で繰り広げられる物語。
その街から脱出できた時点で、ゲームのシナリオの手が届かない場所に居るということなのだ。
それに俺はもう王位を放棄したし、シャーリーとも縁が切れた。
清々しい気分で街に降り立つ。
「綺麗な場所だな」
学園都市――ポースターを初めて見た俺の素直な感想だ。
レンガや石造りの家に整理された道。人間種だけではなく、多くの異業種が共に暮らす街並みは、ファンタジーゲームなどでお馴染みのエルフ族に、ウサギのような耳が特徴的なラビッツ族の姿もちらほら窺える。
「ジュノス王子、御自宅の方に向かわれますか?」
声をかけてくれたのは侍女のレベッカ。俺の身の回りの世話をするために共にこの地にやって来た。
当初、俺は侍女――メイドを同行させることを頑なに拒否したのだが、さすがにメイドの一人もつけないのは王族として如何なものかと大臣に説得され、仕方なく一人だけ同行を認めた。
その際、俺と関わりのある侍女以外という条件を元に選ばれたのが、このレベッカという訳だ。
なぜ俺がそのような条件を出したのかは簡単だ。
俺の周囲の取り巻きはゲーム内ではメインキャラ扱い、つまり攻略対象キャラ設定ということになる。
そんな連中を同行させては身も蓋もない。
そこで見たことも聞いたこともない、メイド見習いのレベッカを同行させたという訳だ。
歳は俺と変わらないくらいで、ブラウンな髪と瞳がチャーミングなのだが、露出度の高いメイド服が若干気になる。
そこは元々エロゲなのだから仕方ないと目を瞑ろう。俺が変な気を起こさなければいいだけの話しなのだから。
「レベッカ一人で先に自宅の方に向かってくれないか? 俺は街の様子を見るために歩いて向かうよ」
「かしこまりました。では、十分お気をつけ下さい」
「ん……? 何を気をつけるの?」
「知っての通りポースターには、各国から様々な方々が学びに来ております。中には敵国のスパイが紛れ込んでいるかも知れません」
「まさか……」
この世界において帝国は一番の大国だ。そのようなことなど……ないとは言い切れないから十分気をつけるか。
レベッカと別れた俺は街を見て回る。どこを見渡しても制服に身を包んだ者達が行き交っている。
「痛いっ!? ちょっと待ちなさいよ! 私の足を踏んでおきながら、謝罪の一つもないのですか!」
「ん……なに?」
騒がしい声の方に目を細めると、金髪縦ロールと派手な出で立ちの女の子が、涙目になりながらググッと体を寄せてくる。
「ああ、ひょっとして踏んじゃったかな? それは申し訳ないことをした。ごめんね。周りの景色に見とれて前方不注意だったね。あははは」
「なっ、人の足を踏んでおきながら何がそんなに可笑しいのよ! 私をレイラ・ランフェストと知っての無礼かしらっ!」
「ん……?」
レイラ・ランフェスト……? どっかで聞いたことのある名前だな。って!? ランフェストって隣国――アメストリア国の王族じゃないか!?
意匠が施されたドレスに、やたらと上から目線な話し口調……その態度からして間違いなく隣国のお姫様だ!
確か……アメストリア国のお姫様は恐ろしくわがままで、通称悪役王女とゲーム内で設定されていた。
俺がバッドエンドを迎えるのは、こいつが戦争を仕掛けて来たことが原因だったはず!
なんでこんなところに居てるんだよ!?
「不敬よ、あなたは死罪確定だわっ!」
「ちょっ、ちょっと待ってくれ! 悪かった、本当に申し訳なかった! 足を踏んだ非礼は詫びる、この通りだ!」
見事な斜め48度のお辞儀をしてやったのに、お姫様の柳眉は怒りを示したままだ。
不味い、これが引き金となって帝国に戦争を仕掛けられたりしないだろうな。
とにかくこの時限爆弾みたいな女、レイラの機嫌を取らなければ!
「ひょっとして……あなたはリグテリア帝国第三王子、ジュノス殿下では?」
「へ……っ!? こいつが?」
背後に控えていた背の高い女剣士の言葉を聞き、髪をサッと払ったレイラがまじまじと俺の顔を覗き込む。
「こいつがリグテリア帝国の次期皇帝にもっとも近いと言われている第三王子ですの?」
「間違いありません。随分昔ではありますが、一度だけ舞踏会場でお見かけしたことがございます。確か、その時にレイラ様もお会いになっているはずですよ」
「そんな大昔のことなんて覚えていないわよ」
仰る通り……俺も覚えていません。
てか、何でアメストリアのお姫様が学園都市にいるんだよ!?
と、とにかく、今はゴマを擦って機嫌を取っておこう。
「あ、相変わらずとっても綺麗なドリルヘアーだね! 一目でレイラちゃんだって気がついたよ!」
「どどど、ドリルですってぇ!? あなた私に喧嘩を売っているのっ!?」
「ひぃぇっ!? 違うよ! 褒めてるんだよ」
「ドリルのどこが褒めてるっていうのよ! キィーーーッ!? 屈辱、屈辱、屈辱だわぁ!!」
お姫様らしからぬ地団駄を踏み、頬を紅潮させて怒っている。クソッ、褒めてるのに何で伝わらないんだ!
「エルザっ! この不敬な王子の首を刎ねてあげなさい!」
「え、えええええええええええっ!? ちょっと待ってよ! 俺達は幼い頃に顔を合わせている幼馴染みだろ?」
「幼馴染みですって!? ふざけんじゃないわよ! あなた方リグテリア帝国が私達アメストリア人にこれまでしてきた仕打ちを忘れた訳じゃないでしょうね!」
帝国がレイラ達にこれまでしてきた仕打ち? 何のことだ?
「え!? それはどういう意味? 帝国がレイラちゃん達に何かしたのかな?」
「……っ!? 信じられないわ! アメストリアを虐げ、多くの者を貧困に追いやって来た張本人が、何かしたですって!?」
憎き敵を見るような目で俺を見据えるその瞳は、まるで前世で両親が他界した後に、親戚一同から向けられたものによく似ていた。
胸が苦しくて張り裂けそうで、一瞬足元がふらついた。
「レイラ様、明日の入学の御準備がございます、もう行きましょう」
睨み続けるレイラを促すエルザだが、彼女の声音も冷たいものに変わっており、一瞬鷹のように鋭い視線をこちらに向けた。
その目には……やはり憎しみと言った感情が込められている。
背を向けて歩き出す彼女達を呆然と見つめることしかできない俺は、この世界のことを全く理解していなかったようだ。
「知らなきゃ、俺はここで学ばなければいけない」
それは強くなるためじゃない。
バッドエンドを回避することももちろん重要だが、何よりも彼女達にあのような目をさせてしまった理由が知りたい。
俺はもう、自分さえ良ければそれでいいと思っていた、あの頃のどうしようもないクズには戻りたくないのだから。
できることなら出会ったすべての人を幸せにできる、そんな優しい人間になりたいんだ。
見上げる空どこまでも晴れ渡っており、少し目眩がした。
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