67 / 186
エルフ領領主エーテル・フォン・ユグルドラシア
しおりを挟む
-エルフ領領主エーテル・フォン・ユグルドラシアー
この国のエルフ領を治めるエーテル、それでいてエルフ国の国王の妹でもある彼女は稀人の噂を聞き、大分前からウェールズの街に潜伏していた。
稀人、八意斗真の料理は素晴らしく、エルフでも考え付かない調理法ばかり、エルフは他の種族に比べ寿命が長い為、ありとあらゆる事に飽きる傾向が強く、食の部分でもそれは強く、簡単にすませる、すませたいと思ったり、細かく調理する事を面倒と思う者も多く、それ故果物や木の実などすぐ口に入る物を好む傾向があるが、肉などを食わないわけでもなく、人が作る美食にはそれなりに興味を持つ。
すっかり八百万の料理に慣れ切って、常連となっていたエーテル。
ウェールズで冒険者稼業をやりながら毎日八百万に通っていた。
そんなある日ニーアギルドマスターの一言で、冒険者達に衝撃が走る。
なんと八百万でラーメンがまた作られるとの事だ!。
以前とは味の違う、濃厚なラーメンが出ると言う。
その言葉を聞いた瞬間に、冒険者達の一部は我先にと八百万に走った!知らない住人達はさぞ驚いた事だろう、だが八百万のラーメン!!前回はスープがなくなり次第終了で涙を飲んだ者達も多い、私は前回も食べれたし今回も譲る気は一切なかった。
今でも夢に見る、あの濃厚な鳥のスープ!塩味ですっきりとした後味に後引く旨味の強いスープ!そこに絡まる麺!ちゅるちゅると楽しく、小麦の香がまた良く、スープとの相性は抜群で、ネギ、メンマ、そしてなんてもいえない旨味のチャーシューは極上だった。
卓上のゴマ、胡椒、酢、ラー油などを使えばまた違った一面が現れるラーメン。
あの魅惑のラーメンが!まさか違う味があるなんて考えもつかなかった!だってあの完成度だぞ!あれ一つでどれだけの時間と労力がかかると思う、あれだけの完成度があって、更には他の味があるなんて考え付くか?思いつくか?普通は一つ極めるので大変なはずだろ?
八百万につくと、ぐぬ!もう並んでいる!でも大丈夫なはずだ!安全圏なはずだ!
そして並んでいる客は、他の客、引いては住人達に迷惑にならない様に並ぶ。
きたああああ私の番だ!新たなラーメン!!どんな味なんだ!。
「いらっしゃいませ!今日は家系ラーメン、醬油豚骨だよ!ライスがついていてお替りは自由だよ。黄金豚はラウンズのガウェインさんからの差し入れで手に入ったから、格安だよ!びっくりだよ!」
席に案内され座る、店の中が強い豚の匂いだ、だがまぁ悪くないな。
周りを軽く見渡すと、どいつもこいつも美味そうにラーメンをすする。
「おまちどおさま!海苔とほうれん草、麺を一緒に、そのまま食べても美味しいし、にんにく乗せるとちょっと口臭くなるけど、びっくりするほど美味しくなるよ!スープに浸したノリでご飯を巻いてニンニク乗せて食べるのも最高だよ!スープとご飯めちゃくちゃ美味いよ!」
なんでカタコトなんだ!?ニンニク確かに匂いが強い!
うん、まずはスープから・・・・ズズっああああああ濃い!濃厚な味!なんだこれは!前回と全然違う!脳に響く様な味!また飲みたくなる!。
次だ麺だけを・・・ズルズル、うん!美味い!これだけ強いスープなのに小麦の風味をちゃんと感じる負けていない、むちむちもっちりの麺!。
言われた通りにやってみよう、海苔にほうれん草、麺、更にニンニクを乗せて、すする!
ぐあああああああ美味い!強烈な美味さだ!濃厚なスープに海苔の風味、ほうれん草の味、そしてガツンとしたニンニクの味!これらが混然一体となって爆発的に美味い!
以前のラーメンも美味かった!だがあっちはまだ大人しい方だったのか?どこかおしとやかな感じだ、だがこのラーメンはどうだ!?ドンっと力強く構えて、どうだ!!俺は美味いだろう!!と問いかけられるような、雷にでも打たれたかの様な衝撃の美味さ!
ここでちょっと米を食うと・・・・ふふっなるほど、スープと一緒に食った訳でもない、ただ米を食っただけなのに口の中のスープの後味と米が相性がいいのが、簡単にわかる。
海苔にほうれん草、米、ニンニクを乗せて、少し米にスープをかけて口に運べば、きたあああああああああああああああなんて暴力的な美味さ!!なるほど!麺を増やすわけでもなく、ここであえて米が食い放題な理由がわかる!くぅ!まだだ!まだ私はいけるぞ!これでもエルフの国の元姫だぞ!今も姫だが!!。
米をお替りして、ここであえて小休止、水を飲み!これがまた美味い!濃い味で染まった口が綺麗に流されていく!水が美味い!
さぁラストスパートだ!チャーシュー!なんだこのとろとろのチャーシューはこれは米の案件だろ!ほれみたことか!米とチャーシューの脂がまたしっとりとして合う!美味いぞ!更にここで、麺をすする!うん!米でも麺でもまとめて面倒みてやるぜ!って受け止めるスープの度量が広い!
半熟卵!いつからだろう、生や半熟卵に目がなくなったのは、もちろん他の店で食おうなんて思わない、ここだから!ここだから食える生の卵!黄身の濃厚な卵!。
スープも濃厚でクリーミーなのに黄身の濃厚さと混ざってもう何度私を驚かせれば君は気が済むんだ!そしてまた米!米ともやっぱり合っちゃうんだ~、美味しく混ざり合っちゃうんだ~。
麺、ニンニクのぶっ飛ぶ美味さ!そして米とチャーシュー!そこにニンニク!うおおおんんんこれも美味い!噛みしめる様に最後のチャーシューと米を堪能してフィニッシュ!
スープが少し残るが、私の中ではもうこれ以上ない幸福感に包まれている。
お腹がいっぱいなのに!苦しいはずなのに!なんとも言えない満足感!完食した達成感!
やはり間違いなかった、もし今日食べれなかったら私は自分を許せなかった!よがった!たべれてほんどうによかった!
思わず涙が出て来る。
故郷のみんなにも食べさせてあげたいなぁ。
国に斗真さん招待できたらなぁ。
この国のエルフ領を治めるエーテル、それでいてエルフ国の国王の妹でもある彼女は稀人の噂を聞き、大分前からウェールズの街に潜伏していた。
稀人、八意斗真の料理は素晴らしく、エルフでも考え付かない調理法ばかり、エルフは他の種族に比べ寿命が長い為、ありとあらゆる事に飽きる傾向が強く、食の部分でもそれは強く、簡単にすませる、すませたいと思ったり、細かく調理する事を面倒と思う者も多く、それ故果物や木の実などすぐ口に入る物を好む傾向があるが、肉などを食わないわけでもなく、人が作る美食にはそれなりに興味を持つ。
すっかり八百万の料理に慣れ切って、常連となっていたエーテル。
ウェールズで冒険者稼業をやりながら毎日八百万に通っていた。
そんなある日ニーアギルドマスターの一言で、冒険者達に衝撃が走る。
なんと八百万でラーメンがまた作られるとの事だ!。
以前とは味の違う、濃厚なラーメンが出ると言う。
その言葉を聞いた瞬間に、冒険者達の一部は我先にと八百万に走った!知らない住人達はさぞ驚いた事だろう、だが八百万のラーメン!!前回はスープがなくなり次第終了で涙を飲んだ者達も多い、私は前回も食べれたし今回も譲る気は一切なかった。
今でも夢に見る、あの濃厚な鳥のスープ!塩味ですっきりとした後味に後引く旨味の強いスープ!そこに絡まる麺!ちゅるちゅると楽しく、小麦の香がまた良く、スープとの相性は抜群で、ネギ、メンマ、そしてなんてもいえない旨味のチャーシューは極上だった。
卓上のゴマ、胡椒、酢、ラー油などを使えばまた違った一面が現れるラーメン。
あの魅惑のラーメンが!まさか違う味があるなんて考えもつかなかった!だってあの完成度だぞ!あれ一つでどれだけの時間と労力がかかると思う、あれだけの完成度があって、更には他の味があるなんて考え付くか?思いつくか?普通は一つ極めるので大変なはずだろ?
八百万につくと、ぐぬ!もう並んでいる!でも大丈夫なはずだ!安全圏なはずだ!
そして並んでいる客は、他の客、引いては住人達に迷惑にならない様に並ぶ。
きたああああ私の番だ!新たなラーメン!!どんな味なんだ!。
「いらっしゃいませ!今日は家系ラーメン、醬油豚骨だよ!ライスがついていてお替りは自由だよ。黄金豚はラウンズのガウェインさんからの差し入れで手に入ったから、格安だよ!びっくりだよ!」
席に案内され座る、店の中が強い豚の匂いだ、だがまぁ悪くないな。
周りを軽く見渡すと、どいつもこいつも美味そうにラーメンをすする。
「おまちどおさま!海苔とほうれん草、麺を一緒に、そのまま食べても美味しいし、にんにく乗せるとちょっと口臭くなるけど、びっくりするほど美味しくなるよ!スープに浸したノリでご飯を巻いてニンニク乗せて食べるのも最高だよ!スープとご飯めちゃくちゃ美味いよ!」
なんでカタコトなんだ!?ニンニク確かに匂いが強い!
うん、まずはスープから・・・・ズズっああああああ濃い!濃厚な味!なんだこれは!前回と全然違う!脳に響く様な味!また飲みたくなる!。
次だ麺だけを・・・ズルズル、うん!美味い!これだけ強いスープなのに小麦の風味をちゃんと感じる負けていない、むちむちもっちりの麺!。
言われた通りにやってみよう、海苔にほうれん草、麺、更にニンニクを乗せて、すする!
ぐあああああああ美味い!強烈な美味さだ!濃厚なスープに海苔の風味、ほうれん草の味、そしてガツンとしたニンニクの味!これらが混然一体となって爆発的に美味い!
以前のラーメンも美味かった!だがあっちはまだ大人しい方だったのか?どこかおしとやかな感じだ、だがこのラーメンはどうだ!?ドンっと力強く構えて、どうだ!!俺は美味いだろう!!と問いかけられるような、雷にでも打たれたかの様な衝撃の美味さ!
ここでちょっと米を食うと・・・・ふふっなるほど、スープと一緒に食った訳でもない、ただ米を食っただけなのに口の中のスープの後味と米が相性がいいのが、簡単にわかる。
海苔にほうれん草、米、ニンニクを乗せて、少し米にスープをかけて口に運べば、きたあああああああああああああああなんて暴力的な美味さ!!なるほど!麺を増やすわけでもなく、ここであえて米が食い放題な理由がわかる!くぅ!まだだ!まだ私はいけるぞ!これでもエルフの国の元姫だぞ!今も姫だが!!。
米をお替りして、ここであえて小休止、水を飲み!これがまた美味い!濃い味で染まった口が綺麗に流されていく!水が美味い!
さぁラストスパートだ!チャーシュー!なんだこのとろとろのチャーシューはこれは米の案件だろ!ほれみたことか!米とチャーシューの脂がまたしっとりとして合う!美味いぞ!更にここで、麺をすする!うん!米でも麺でもまとめて面倒みてやるぜ!って受け止めるスープの度量が広い!
半熟卵!いつからだろう、生や半熟卵に目がなくなったのは、もちろん他の店で食おうなんて思わない、ここだから!ここだから食える生の卵!黄身の濃厚な卵!。
スープも濃厚でクリーミーなのに黄身の濃厚さと混ざってもう何度私を驚かせれば君は気が済むんだ!そしてまた米!米ともやっぱり合っちゃうんだ~、美味しく混ざり合っちゃうんだ~。
麺、ニンニクのぶっ飛ぶ美味さ!そして米とチャーシュー!そこにニンニク!うおおおんんんこれも美味い!噛みしめる様に最後のチャーシューと米を堪能してフィニッシュ!
スープが少し残るが、私の中ではもうこれ以上ない幸福感に包まれている。
お腹がいっぱいなのに!苦しいはずなのに!なんとも言えない満足感!完食した達成感!
やはり間違いなかった、もし今日食べれなかったら私は自分を許せなかった!よがった!たべれてほんどうによかった!
思わず涙が出て来る。
故郷のみんなにも食べさせてあげたいなぁ。
国に斗真さん招待できたらなぁ。
112
お気に入りに追加
2,653
あなたにおすすめの小説
転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
異世界キャンパー~無敵テントで気ままなキャンプ飯スローライフ?
夢・風魔
ファンタジー
仕事の疲れを癒すためにソロキャンを始めた神楽拓海。
気づけばキャンプグッズ一式と一緒に、見知らぬ森の中へ。
落ち着くためにキャンプ飯を作っていると、そこへ四人の老人が現れた。
彼らはこの世界の神。
キャンプ飯と、見知らぬ老人にも親切にするタクミを気に入った神々は、彼に加護を授ける。
ここに──伝説のドラゴンをもぶん殴れるテントを手に、伝説のドラゴンの牙すら通さない最強の肉体を得たキャンパーが誕生する。
「せっかく異世界に来たんなら、仕事のことも忘れて世界中をキャンプしまくろう!」
転生したら死にそうな孤児だった
佐々木鴻
ファンタジー
過去に四度生まれ変わり、そして五度目の人生に目覚めた少女はある日、生まれたばかりで捨てられたの赤子と出会う。
保護しますか? の選択肢に【はい】と【YES】しかない少女はその子を引き取り妹として育て始める。
やがて美しく育ったその子は、少女と強い因縁があった。
悲劇はありません。難しい人間関係や柵はめんどく(ゲフンゲフン)ありません。
世界は、意外と優しいのです。
かつてダンジョン配信者として成功することを夢見たダンジョン配信者マネージャー、S級ダンジョンで休暇中に人気配信者に凸られた結果バズる
竜頭蛇
ファンタジー
伊藤淳は都内の某所にあるダンジョン配信者事務所のマネージャーをしており、かつて人気配信者を目指していた時の憧憬を抱えつつも、忙しない日々を送っていた。
ある時、ワーカーホリックになりかねていた淳を心配した社長から休暇を取らせられることになり、特に休日に何もすることがなく、暇になった淳は半年先にあるS級ダンジョン『破滅の扉』の配信プロジェクトの下見をすることで時間を潰すことにする.
モンスターの攻撃を利用していたウォータースライダーを息抜きで満喫していると、日本発のS級ダンジョン配信という箔に目が眩んだ事務所のNO.1配信者最上ヒカリとそのマネージャーの大口大火と鉢合わせする.
その配信で姿を晒すことになった淳は、さまざまな実力者から一目を置かれる様になり、世界に名を轟かす配信者となる.
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
転生することになりました。~神様が色々教えてくれます~
柴ちゃん
ファンタジー
突然、神様に転生する?と、聞かれた私が異世界でほのぼのすごす予定だった物語。
想像と、違ったんだけど?神様!
寿命で亡くなった長島深雪は、神様のサーヤにより、異世界に行く事になった。
神様がくれた、フェンリルのスズナとともに、異世界で妖精と契約をしたり、王子に保護されたりしています。そんななか、誘拐されるなどの危険があったりもしますが、大変なことも多いなか学校にも行き始めました❗
もふもふキュートな仲間も増え、毎日楽しく過ごしてます。
とにかくのんびりほのぼのを目指して頑張ります❗
いくぞ、「【【オー❗】】」
誤字脱字がある場合は教えてもらえるとありがたいです。
「~紹介」は、更新中ですので、たまに確認してみてください。
コメントをくれた方にはお返事します。
こんな内容をいれて欲しいなどのコメントでもOKです。
2日に1回更新しています。(予定によって変更あり)
小説家になろうの方にもこの作品を投稿しています。進みはこちらの方がはやめです。
少しでも良いと思ってくださった方、エールよろしくお願いします。_(._.)_
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる