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第9章 中間テスト編
第50話 徳川四天王集結
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本多太久磨……
どうりで小柄なのに、どこか力強さが見えていたけど、なるほど……本多の御爺さんだったのか……
「さぁ、お嬢様、太鳳、そして竹中様……『ミーティングルーム』へいらしてください。他の皆様も先ほど来られてお待ちですので……」
ミーティングルーム?
ああ、そうか……人数が多いからな。さすがに徳川の部屋で勉強するって訳にはいかないか……ってか、俺は別に徳川の部屋がどんな部屋なのか興味がある訳では無いからな!!
俺は誰に言い訳をしているんだ?
それに今日初めて本多以外の徳川の幼馴染と対面することになるんだな……
前に本多から聞いているけど凄いキャラっていう認識があるから会うのが少し不安だよなぁ……
「それでは二人共、ミーティングルームへ行きましょうか?」
「はーい」「あ、ああ……」
そして俺は徳川の案内でミーティングルームへと向かう。
それにしてもさすがは徳川邸だな。
廊下の壁には何か見た事のある様な絵がたくさん飾られている。
天井にいくつもある大きくて高級そうなシャンデリアも凄すぎる。
これ、頭の上に落ちて来たら絶対に死ぬよな……
どうでもいい様な事を考えながら俺はミーティングルームへと入った。
その部屋の広さは約二十畳くらいあるのだろうか? 中央には細長いテーブルが有り、椅子がいくつも置かれている。
その椅子には三名が座っていた。男子一名、女子二名だ。
そして三名が一斉に立ち上がり同時に挨拶をしだした。
「い、伊緒奈さん……お帰りなさい……」
「私の愛する伊緒奈ちゃ~ん、お帰りなさいませ~っ!!」
「伊緒奈、遅いぞ~っ!! 俺は待ちくたびれたぞっ!!」
な、何だこいつ等は!?
やはり出だしからキャラが濃い連中だな!!
「もう、あなた達、同時に話さないでよぉぉ。何を言っているのかよく分からなかったし……それに今日はあなた達にやっと彼を紹介出来る日が来たのだからお行儀よくしてちょうだいね?」
「そ、そうだぞお前達!! 今日は颯さんが初めてこのお屋敷に来られた記念すべき日なんだからね!! ちゃんとしてもらわないと困るよ!!」
徳川の『彼を紹介出来る日』ってのはめちゃくちゃ誤解を招く様な言い方だし、本多の『記念すべき日』っていうのも意味がよく分からないぞ……
「い、伊緒奈はともかく太鳳に偉そうに言われる筋合いはねぇぞ!! お前、最近伊緒奈と同じクラスだからといって調子に乗っているんじゃねぇのか!?」
「な、何んですって!? 私、調子になんか乗って無いわよ!! それに直人に太鳳って呼び捨てにされるのは耐えられないから太鳳様って呼びなさい!!」
オイオイ、いきなり喧嘩が始まってしまったぞ……
「何で俺が太鳳に太鳳様って呼ばないといけなんだ!? それにお前も俺の事を直人って呼び捨てじゃねぇか!!」
こ、こんな状況で勉強会なんか出来るのか?
「もう、二人共それくらいにしてちょうだい。颯君がビックリしているじゃないのぉぉ」
「あっ、伊緒奈さん申し訳ございません!!」
「フンッ、まぁ伊緒奈がそう言うなら大人しくしてやらなくもない!!」
早っ!! もう喧嘩終わり?
……やはり徳川の命令はこいつ等には絶対なんだな……
「それでは伊緒奈ちゃん? 私から竹中君に自己紹介をさせて頂いてもよろしいでしょうかぁ?」
「え? うん、そうね。それじゃぁ知由ちゃんから自己紹介お願いするわ」
「はい、かしこまりました。それでは竹中君?」
「は、はい……」
「私の名前は酒井知由っていうの。よろしくね?」
「あ、ああ……よろしく……です……」
この酒井さんは髪はロングで緑がかった色をしている。そして俺と同じくメガネをしているが、勿論『瓶底メガネ』ではなくフレームが少し細めのオシャレなメガネだ。
「竹中君にこれだけは言っておくわね? 私は伊緒奈ちゃんの事が結婚したいくらいに大好きだから何があっても伊緒奈ちゃんには手を出しちゃダメよ!?」
「えっ!? て、手を……」
何を言ってるんだ、この女は?
「もう、知由ちゃん!! 颯君に変な事を言わないでよ!! もう次、八雲ちゃんが自己紹介してくれるかな?」
「は、はい……分かりました……え、えっとぉぉ……竹中君、初めまして……わ、私は榊原八雲といいます。どうぞよろしくお願いいたします……」
「よ、よろしくです……」
この榊原さんは小柄な子で髪は黒髪のショートだが日本人形みたいなヘアスタイルをしている。そして見た目も話し方も大人しい性格だということが分かる。
ここにいるメンバーの中で一番俺に近いタイプの女子みたいだ。
「よしっ、八雲の自己紹介はそれくらいにして最後は俺だな!? 俺は井伊直人っていうんだ。よろしく頼むぜ!?」
「あ、ああ……よろしく……」
「それと一つだけ言っておくが俺と伊緒奈は許嫁だからな!! マジで手を出したら承知しねぇからな!!」
「えっ!?」
マ、マジか……!?
―――――――――――――――――――
お読みいただきありがとうございました。
伊緒奈の家で先に来ていた幼馴染たち……
前に聞いていた通りのクセモノ揃いだ。
それぞれが自己紹介をする中、最後に自己紹介をした井伊直人の口から衝撃的な言葉が……
『俺と伊緒奈は許嫁』……驚く颯、果たして真実なのか?
どうぞ次回もお楽しみに(^_-)-☆
どうりで小柄なのに、どこか力強さが見えていたけど、なるほど……本多の御爺さんだったのか……
「さぁ、お嬢様、太鳳、そして竹中様……『ミーティングルーム』へいらしてください。他の皆様も先ほど来られてお待ちですので……」
ミーティングルーム?
ああ、そうか……人数が多いからな。さすがに徳川の部屋で勉強するって訳にはいかないか……ってか、俺は別に徳川の部屋がどんな部屋なのか興味がある訳では無いからな!!
俺は誰に言い訳をしているんだ?
それに今日初めて本多以外の徳川の幼馴染と対面することになるんだな……
前に本多から聞いているけど凄いキャラっていう認識があるから会うのが少し不安だよなぁ……
「それでは二人共、ミーティングルームへ行きましょうか?」
「はーい」「あ、ああ……」
そして俺は徳川の案内でミーティングルームへと向かう。
それにしてもさすがは徳川邸だな。
廊下の壁には何か見た事のある様な絵がたくさん飾られている。
天井にいくつもある大きくて高級そうなシャンデリアも凄すぎる。
これ、頭の上に落ちて来たら絶対に死ぬよな……
どうでもいい様な事を考えながら俺はミーティングルームへと入った。
その部屋の広さは約二十畳くらいあるのだろうか? 中央には細長いテーブルが有り、椅子がいくつも置かれている。
その椅子には三名が座っていた。男子一名、女子二名だ。
そして三名が一斉に立ち上がり同時に挨拶をしだした。
「い、伊緒奈さん……お帰りなさい……」
「私の愛する伊緒奈ちゃ~ん、お帰りなさいませ~っ!!」
「伊緒奈、遅いぞ~っ!! 俺は待ちくたびれたぞっ!!」
な、何だこいつ等は!?
やはり出だしからキャラが濃い連中だな!!
「もう、あなた達、同時に話さないでよぉぉ。何を言っているのかよく分からなかったし……それに今日はあなた達にやっと彼を紹介出来る日が来たのだからお行儀よくしてちょうだいね?」
「そ、そうだぞお前達!! 今日は颯さんが初めてこのお屋敷に来られた記念すべき日なんだからね!! ちゃんとしてもらわないと困るよ!!」
徳川の『彼を紹介出来る日』ってのはめちゃくちゃ誤解を招く様な言い方だし、本多の『記念すべき日』っていうのも意味がよく分からないぞ……
「い、伊緒奈はともかく太鳳に偉そうに言われる筋合いはねぇぞ!! お前、最近伊緒奈と同じクラスだからといって調子に乗っているんじゃねぇのか!?」
「な、何んですって!? 私、調子になんか乗って無いわよ!! それに直人に太鳳って呼び捨てにされるのは耐えられないから太鳳様って呼びなさい!!」
オイオイ、いきなり喧嘩が始まってしまったぞ……
「何で俺が太鳳に太鳳様って呼ばないといけなんだ!? それにお前も俺の事を直人って呼び捨てじゃねぇか!!」
こ、こんな状況で勉強会なんか出来るのか?
「もう、二人共それくらいにしてちょうだい。颯君がビックリしているじゃないのぉぉ」
「あっ、伊緒奈さん申し訳ございません!!」
「フンッ、まぁ伊緒奈がそう言うなら大人しくしてやらなくもない!!」
早っ!! もう喧嘩終わり?
……やはり徳川の命令はこいつ等には絶対なんだな……
「それでは伊緒奈ちゃん? 私から竹中君に自己紹介をさせて頂いてもよろしいでしょうかぁ?」
「え? うん、そうね。それじゃぁ知由ちゃんから自己紹介お願いするわ」
「はい、かしこまりました。それでは竹中君?」
「は、はい……」
「私の名前は酒井知由っていうの。よろしくね?」
「あ、ああ……よろしく……です……」
この酒井さんは髪はロングで緑がかった色をしている。そして俺と同じくメガネをしているが、勿論『瓶底メガネ』ではなくフレームが少し細めのオシャレなメガネだ。
「竹中君にこれだけは言っておくわね? 私は伊緒奈ちゃんの事が結婚したいくらいに大好きだから何があっても伊緒奈ちゃんには手を出しちゃダメよ!?」
「えっ!? て、手を……」
何を言ってるんだ、この女は?
「もう、知由ちゃん!! 颯君に変な事を言わないでよ!! もう次、八雲ちゃんが自己紹介してくれるかな?」
「は、はい……分かりました……え、えっとぉぉ……竹中君、初めまして……わ、私は榊原八雲といいます。どうぞよろしくお願いいたします……」
「よ、よろしくです……」
この榊原さんは小柄な子で髪は黒髪のショートだが日本人形みたいなヘアスタイルをしている。そして見た目も話し方も大人しい性格だということが分かる。
ここにいるメンバーの中で一番俺に近いタイプの女子みたいだ。
「よしっ、八雲の自己紹介はそれくらいにして最後は俺だな!? 俺は井伊直人っていうんだ。よろしく頼むぜ!?」
「あ、ああ……よろしく……」
「それと一つだけ言っておくが俺と伊緒奈は許嫁だからな!! マジで手を出したら承知しねぇからな!!」
「えっ!?」
マ、マジか……!?
―――――――――――――――――――
お読みいただきありがとうございました。
伊緒奈の家で先に来ていた幼馴染たち……
前に聞いていた通りのクセモノ揃いだ。
それぞれが自己紹介をする中、最後に自己紹介をした井伊直人の口から衝撃的な言葉が……
『俺と伊緒奈は許嫁』……驚く颯、果たして真実なのか?
どうぞ次回もお楽しみに(^_-)-☆
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