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~第1章・おまけ(会話のみ)
+@1話 輸送船の墜落
しおりを挟む~医星・ヴィスタ診療所~
「何の音!?」
「おい!なんだ今の音と揺れ!!ヴィスタ!!大丈夫か!?」
「私は大丈夫よ………でも一体何が……?」
「まさか近くに何か堕ちたんじゃねぇだろうな!?」
「見てくる!」
「お、おい!待て!」
バタンっ
「見て!バリス!!あれ!!!」
「森が……!燃えてる……!?」
「もしかしてほんとに船が墜落したんじゃ……?」
「行くよバリス!怪我人がいたら大変!」
「待てって!あぶねぇぞ!!」
▽▽▽
▽▽
▽
「マジで堕ちてんじゃねぇか……」
「これ刺さってるのって……氷!?何このデカさ……!」
「ほんとだな……小っちぇ家くらいのデカさはあんぞ……!?」
「これ墜落したんじゃなくて、墜落させられてんだ……でも一体誰が……?」
「でもよかった……人がいないただの輸送船みたい……」
「あぁ……そうだな……」
「いや……待て……!あそこ!!人がいるぞ!!」
「脈は!?」
「……ある!息もある!!」
「奇跡ね……医療用のリネン類に包まれて衝撃が緩和されたんだわ……」
「それに何らかの液体の容器が大量に爆発したおかげか火がまわってない。」
「こんなことって……神様が助けたとしか思えない……」
「運がいいんだか悪いんだか分かんねぇな。」
「とにかくうちに連れて帰りましょう。」
「ちょっと待て!こんなやつ面倒見切れねぇぞ!?」
「普通に救急隊を呼んでそこらの病院に送ればいいだろ!」
「連れて帰る!!」
「連れて帰らないって言ってんだろ!!」
「じゃぁ私一人で連れて帰るから!」
「あっそ。じゃぁ今から救急呼んで俺は帰るからな。」
「バリスの薄情者!!!」
「あ、もしもしすいません、あ、救急で。はい……場所は……」
To be continued to Next Substories.....
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