6 / 75
プロローグ 銀河に旅立つその前に
第6話 置き去りにして
しおりを挟む
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
【登場人物】
▼遺伝子能力養成学校高等部3年生
[サンダー・パーマー=ウラズマリー]
金髪の活発な青年。電撃系の能力を持つ。
サンダー・P・ウラズマリーから「プラズマ」というあだ名で呼ばれる。
結構なバカ。
[セリナ]
プラズマの幼馴染の女の子。
勤勉で真面目な性格。氷の能力を操る。
[ルーノ・スクラブ]
プラズマのクラスメイト。
プラズマが幼馴染、美人師匠に囲まれていることを妬んでいる。
セリナ曰く“プラズマの周りを飛びたがる衛星というか虫みたいなもの”らしい。
▼プラズマ周辺者
[アリス・ジア]
電撃の能力を持つ女性で、プラズマの師匠。
男勝りな性格。
[レオン・アイシー]
氷の能力を持つ男性で、セリナの師匠。
▼プラズマを狙う影
[ウィンド]
プラズマを狙う緑髪の青年。
ギリア、バリーと行動を共にする。
[ギリア]
アリスと対峙した男。空間を作用させ物を吸い込むような能力を持つ。
[バリー]
アリスと対峙した男。岩の能力者。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
【お知らせ】
一応有名になったときのために、いつも格言を考えてます。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
~とある山の山道~
「下っ端とは言ってくれますが、相手にとって不足はないですねぇ」
ギリアの視線の先には、全身からパチパチと音を鳴らしながら、発する電気によって髪が逆立っているアリスがいた。
「あぁ!?そんなに強そうには見えねぇけどな」
バリーはというと、口角を片方だけ上げ、見下したようにアリスとレオンを眺めている。
そんなバリーとは反対に、ギリアは冷静に、注意深くアリスの挙動を観察していた。
「【追言】のアリス・ジア」
「あのジア家3兄妹の内の1人………」
その言葉にアリスが反応した。
「“3きょうだい”って言うな!聞こえてるぞ!」
それでもバリーは注意を向けるべき相手だと認識はしなかった。
「ジア家って言っても没落名家だろ!?大したことねぇよ!」
「そしてもう一人。【封氷】のレオン・アイシー」
顎をさすりながらギリアはバリーに忠告した。
「両者とも政府軍から二つ名を与えられている強者です、油断は禁物ですよ」
「二つ名なんて……大したこたぁねぇよ!」
「大したことないなら……私らに胸貸してよ………格下!!」
雷のような轟音とともに、電撃となったアリスがバリーへと猛スピードで突っ込んだ。
バリーはすぐ様自身の体を岩に変えて硬化し、アリスの攻撃を防ぐ。
「ぐっ……!」
電撃となったアリスはバリーの体に直撃すると、跳ね返るように元いた場所に着地した。
「流石は電気だな。当たったとき静電気みたいにチクっとしたぜ」
バリーがそう言って自身の胸部を触ると、足に何かが零れ落ちる。
「なんだ……?石……?」
「へぇ~、静電気ごときで崩れ落ちるなんて、あんたも脆くて大変だね」
バリーの足に落ちたのは、電撃によって抉られた胸部の岩だった。
「てめぇ……!俺の岩を……!」
「もっと速く……強くできるんだけどね」
バリーの視界が閃光に覆われると、次は右脚に痛みが走る。
「がっ……!!」
瞬間的に前方を見ると、すでにアリスがレオンの横に戻っていた。
右脚に衝撃を受けたバリーは体勢を崩して地面に伏す。
――速いでしょ――
すでに自身から離れているはずのアリスの言葉が間近で発せられている。
「なんだ……?あいつ喋ってねぇのに……」
バリーが見ているアリスの口元は動いていなかった。
「一体どういう……」
地面に伏すバリーの元にギリアが近づく。
「音を置き去りにする電撃………言葉が後から追ってくる」
「故に追言……」
「やってくれるじゃねぇか……!」
バリーが立ち上がろうとするが、足が地面に引っ張られるような感覚を覚える。
「なんだ!?」なっ……!」
地面と接している膝や足の甲が凍らされ、地面に引っ付いていたのだ。
「レオン・アイシーか……!」
しかし、バリーも手立てがないわけではなかった。
「轟唱・炎鎧!」
バリーの体が炎に包まれて行き、見る見るうちに氷を溶かしていく。
アリスは燃え盛る相手を見ながらつぶやいた。
「相手炎系統の轟唱も使えるんだ」
「全く問題ない。轟唱・滝水!」
レオンが地面に手を付くと、バリーとギリアの方へと流水が滝のように勢いよく伸びていく。
しかしギリアがバリーの前へ躍り出ると、円形の空間を作り出し、大量の水を吸い込んでいった。
その様子を見たアリスがレオンに尋ねる。
「あいつの能力、なんだと思う?」
「パラムさんのと似たような奴かもな。空間を操る能力……そうでなければ……」
「敵の攻撃を吸い込んで跳ね返すとか?」
「あぁ。その可能性もある」
「だとすりゃ……面倒だな。あたし跳ね返される系は苦手なのよ」
「知ってるさ。あの時のお前はベソかいてたからな」
「泣いてないわ!!」
「まぁ今のはこいつがそういう能力だったらの話だ。先入観は禁物だからな」
過去の黒歴史を笑われたアリスはふくれっ面でレオンの方を向いた。
「えらっそうにっ」
「とりあえず、封唱で動きを封じる」
「轟唱・二重封力陣砲!」
レオンの生成した紫色に光る2つの小さな円陣がギリア達に向かって放たれる。
しかし再度ギリアが円形の空間を作り出すとすべて吸い込まれていった。
「またか……」
ギリアが両手を突き出すと、アリスの四方に円形の空間が開いた。
「さて、ではお返ししますね」
そしてその中から先ほどレオンが撃った封印陣が放たれ、彼女に直撃した。
負傷はない。
しかし、アリスの身体には封印陣の模様が張り付いたように浮かび上がった。
「まじかっ……!あんたの封力陣ってどのくらい遺伝子能力使えなくなるの……?」
「2時間だ……」
2時間遺伝子能力が使えないのは痛手ではあるが、能力はそれだけではない。
煉術を使うことができれば、まだ戦うことはできる。
「これって……煉術も使えないんだっけ?」
「そうだ。」
「くそっ、めんどくさ……」
遺伝子能力も煉術も封じられたアリスは丸腰状態だった。
「アリス……」
レオンが時折見せる冷気を発するような威圧感。
慈悲もなにもない。冷酷な殺気を放っている。
その異様な雰囲気に気圧されながらもアリスは彼に応えた。
「な、なによ……?」
「想定外が起こる前に早いところ終わらせよう。セリナもプラズマも大事な時だ。邪魔はさせない」
「あんたまさか……!?」
「大丈夫だろ。こいつらしかいない……」
レオンがそう言うと、彼を中心とした半径約5メートルが黒色に発光した。
「AG……」
「ちょ、ちょっと待ちなって!!!」
アリスの言葉にレオンは口を止め、視線を彼女に移す。
「あんたここで使う気!?こいつら倒せりゃいいって問題じゃないのよ!?周りに人でもいたら……!」
「お前も戦えないんだ。それが一番手っ取り早いだろ?誰かがここに来る前に片付けるさ」
「レオン…!!ダメ……!!」
「おやおや、いつまでやっているのですか?」
そこに現れたのは遺伝子能力養成学校学校長、イヴ・パラムだった。
「随分と苦戦しているように見えますが?」
To be continued.....
【EXTRA STORY】
~アリス達が戦う山中の草陰~
「やってるわね……」
「いつ出ていこうかしら……」
「今……?いや、もうちょっとピンチになってから……」
「名乗るよりは、余裕あることを言って格上感を出した方がいいわね……」
「さぁ~て……いつ出て行こうかしら」
~数分後~
「ん?何あれ……まさか同調するんじゃないでしょうね?」
「それはまずい……!!」
ガサガサガサっ
「おやおや、いつまでやっているのですか?」
「随分と苦戦しているように見えますが?」
――とりあえずは決まった?――
To be continued to next EXTRA STORY.....?
【登場人物】
▼遺伝子能力養成学校高等部3年生
[サンダー・パーマー=ウラズマリー]
金髪の活発な青年。電撃系の能力を持つ。
サンダー・P・ウラズマリーから「プラズマ」というあだ名で呼ばれる。
結構なバカ。
[セリナ]
プラズマの幼馴染の女の子。
勤勉で真面目な性格。氷の能力を操る。
[ルーノ・スクラブ]
プラズマのクラスメイト。
プラズマが幼馴染、美人師匠に囲まれていることを妬んでいる。
セリナ曰く“プラズマの周りを飛びたがる衛星というか虫みたいなもの”らしい。
▼プラズマ周辺者
[アリス・ジア]
電撃の能力を持つ女性で、プラズマの師匠。
男勝りな性格。
[レオン・アイシー]
氷の能力を持つ男性で、セリナの師匠。
▼プラズマを狙う影
[ウィンド]
プラズマを狙う緑髪の青年。
ギリア、バリーと行動を共にする。
[ギリア]
アリスと対峙した男。空間を作用させ物を吸い込むような能力を持つ。
[バリー]
アリスと対峙した男。岩の能力者。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
【お知らせ】
一応有名になったときのために、いつも格言を考えてます。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
~とある山の山道~
「下っ端とは言ってくれますが、相手にとって不足はないですねぇ」
ギリアの視線の先には、全身からパチパチと音を鳴らしながら、発する電気によって髪が逆立っているアリスがいた。
「あぁ!?そんなに強そうには見えねぇけどな」
バリーはというと、口角を片方だけ上げ、見下したようにアリスとレオンを眺めている。
そんなバリーとは反対に、ギリアは冷静に、注意深くアリスの挙動を観察していた。
「【追言】のアリス・ジア」
「あのジア家3兄妹の内の1人………」
その言葉にアリスが反応した。
「“3きょうだい”って言うな!聞こえてるぞ!」
それでもバリーは注意を向けるべき相手だと認識はしなかった。
「ジア家って言っても没落名家だろ!?大したことねぇよ!」
「そしてもう一人。【封氷】のレオン・アイシー」
顎をさすりながらギリアはバリーに忠告した。
「両者とも政府軍から二つ名を与えられている強者です、油断は禁物ですよ」
「二つ名なんて……大したこたぁねぇよ!」
「大したことないなら……私らに胸貸してよ………格下!!」
雷のような轟音とともに、電撃となったアリスがバリーへと猛スピードで突っ込んだ。
バリーはすぐ様自身の体を岩に変えて硬化し、アリスの攻撃を防ぐ。
「ぐっ……!」
電撃となったアリスはバリーの体に直撃すると、跳ね返るように元いた場所に着地した。
「流石は電気だな。当たったとき静電気みたいにチクっとしたぜ」
バリーがそう言って自身の胸部を触ると、足に何かが零れ落ちる。
「なんだ……?石……?」
「へぇ~、静電気ごときで崩れ落ちるなんて、あんたも脆くて大変だね」
バリーの足に落ちたのは、電撃によって抉られた胸部の岩だった。
「てめぇ……!俺の岩を……!」
「もっと速く……強くできるんだけどね」
バリーの視界が閃光に覆われると、次は右脚に痛みが走る。
「がっ……!!」
瞬間的に前方を見ると、すでにアリスがレオンの横に戻っていた。
右脚に衝撃を受けたバリーは体勢を崩して地面に伏す。
――速いでしょ――
すでに自身から離れているはずのアリスの言葉が間近で発せられている。
「なんだ……?あいつ喋ってねぇのに……」
バリーが見ているアリスの口元は動いていなかった。
「一体どういう……」
地面に伏すバリーの元にギリアが近づく。
「音を置き去りにする電撃………言葉が後から追ってくる」
「故に追言……」
「やってくれるじゃねぇか……!」
バリーが立ち上がろうとするが、足が地面に引っ張られるような感覚を覚える。
「なんだ!?」なっ……!」
地面と接している膝や足の甲が凍らされ、地面に引っ付いていたのだ。
「レオン・アイシーか……!」
しかし、バリーも手立てがないわけではなかった。
「轟唱・炎鎧!」
バリーの体が炎に包まれて行き、見る見るうちに氷を溶かしていく。
アリスは燃え盛る相手を見ながらつぶやいた。
「相手炎系統の轟唱も使えるんだ」
「全く問題ない。轟唱・滝水!」
レオンが地面に手を付くと、バリーとギリアの方へと流水が滝のように勢いよく伸びていく。
しかしギリアがバリーの前へ躍り出ると、円形の空間を作り出し、大量の水を吸い込んでいった。
その様子を見たアリスがレオンに尋ねる。
「あいつの能力、なんだと思う?」
「パラムさんのと似たような奴かもな。空間を操る能力……そうでなければ……」
「敵の攻撃を吸い込んで跳ね返すとか?」
「あぁ。その可能性もある」
「だとすりゃ……面倒だな。あたし跳ね返される系は苦手なのよ」
「知ってるさ。あの時のお前はベソかいてたからな」
「泣いてないわ!!」
「まぁ今のはこいつがそういう能力だったらの話だ。先入観は禁物だからな」
過去の黒歴史を笑われたアリスはふくれっ面でレオンの方を向いた。
「えらっそうにっ」
「とりあえず、封唱で動きを封じる」
「轟唱・二重封力陣砲!」
レオンの生成した紫色に光る2つの小さな円陣がギリア達に向かって放たれる。
しかし再度ギリアが円形の空間を作り出すとすべて吸い込まれていった。
「またか……」
ギリアが両手を突き出すと、アリスの四方に円形の空間が開いた。
「さて、ではお返ししますね」
そしてその中から先ほどレオンが撃った封印陣が放たれ、彼女に直撃した。
負傷はない。
しかし、アリスの身体には封印陣の模様が張り付いたように浮かび上がった。
「まじかっ……!あんたの封力陣ってどのくらい遺伝子能力使えなくなるの……?」
「2時間だ……」
2時間遺伝子能力が使えないのは痛手ではあるが、能力はそれだけではない。
煉術を使うことができれば、まだ戦うことはできる。
「これって……煉術も使えないんだっけ?」
「そうだ。」
「くそっ、めんどくさ……」
遺伝子能力も煉術も封じられたアリスは丸腰状態だった。
「アリス……」
レオンが時折見せる冷気を発するような威圧感。
慈悲もなにもない。冷酷な殺気を放っている。
その異様な雰囲気に気圧されながらもアリスは彼に応えた。
「な、なによ……?」
「想定外が起こる前に早いところ終わらせよう。セリナもプラズマも大事な時だ。邪魔はさせない」
「あんたまさか……!?」
「大丈夫だろ。こいつらしかいない……」
レオンがそう言うと、彼を中心とした半径約5メートルが黒色に発光した。
「AG……」
「ちょ、ちょっと待ちなって!!!」
アリスの言葉にレオンは口を止め、視線を彼女に移す。
「あんたここで使う気!?こいつら倒せりゃいいって問題じゃないのよ!?周りに人でもいたら……!」
「お前も戦えないんだ。それが一番手っ取り早いだろ?誰かがここに来る前に片付けるさ」
「レオン…!!ダメ……!!」
「おやおや、いつまでやっているのですか?」
そこに現れたのは遺伝子能力養成学校学校長、イヴ・パラムだった。
「随分と苦戦しているように見えますが?」
To be continued.....
【EXTRA STORY】
~アリス達が戦う山中の草陰~
「やってるわね……」
「いつ出ていこうかしら……」
「今……?いや、もうちょっとピンチになってから……」
「名乗るよりは、余裕あることを言って格上感を出した方がいいわね……」
「さぁ~て……いつ出て行こうかしら」
~数分後~
「ん?何あれ……まさか同調するんじゃないでしょうね?」
「それはまずい……!!」
ガサガサガサっ
「おやおや、いつまでやっているのですか?」
「随分と苦戦しているように見えますが?」
――とりあえずは決まった?――
To be continued to next EXTRA STORY.....?
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
【ブルー・ウィッチ・シリーズ】 復讐の魔女
椎名 将也
SF
<銀河系最強の魔女>ブルー・ウィッチと呼ばれ、全宇宙の犯罪者を震え上がらせた絶世の美女テアは、最愛の恋人を殺された復讐を誓う。
特別犯罪課特殊捜査官の地位を捨て、GPSを脱走したテアはA級指名手配を受けながらも、愛する男の仇を討つために銀河を駆け、巨大な犯罪ギルドに戦いを挑む。
比類なき能力と絶世の美貌を持つテアが銀河系を舞台に活躍するスペース・オペラです。よろしければ、お楽しみください。
【小説家になろう】にも掲載しています。
テア=スクルトのイラストは、沢田夢美さんに描いていただいたものです。素晴らしいイラストを描かれる方ですので、ここにご紹介しておきます。
http://yumemangakan.web.fc2.com/
大怪獣異世界に現わる ~雇われ労働にテンプレはない~
轆轤百足
SF
※仕事が忙しすぎるので、しばらく不定期更新になります。
西暦二〇二八年。日本はかつてない危機さらされていた。巨大怪獣の出現である。
その超生命体の圧倒的な破壊力の前には、人類の全てが無意味であった。
そして為す術がなくなった日本政府は、ついに国を捨てる決断にいたる。
その日本からの脱出道中に、『村戸達人』は怪獣に襲われて補食されてしまう。
彼は、ただの人間。人智を超越した超生命体に敵うはずもなかった。
しかし彼は死んでいなかった。だが目を覚ましたとき視界に広がっていたのは剣や魔術や竜に溢れた異世界、そして超生命体と化した自分の肉体であった。
異世界でありながら、ファンタジーもテンプレも蹂躙された仕事が始まろうとしている。
●初心者ゆえに文章が下手だったり、ストーリーに矛盾が生じるかもしれません、初めて書きます。
なんとか完結できればと思ってます。アドバイス頂けたら幸いです。
●本作は小説家になろうで連載していましたが、運営から削除警告がきたため修正したものです。
ミッドナイトノベルズでも連載しています。
(注意)
残虐描写が過度すぎて、なろう運営から警告が来た作品です。
婚約者の浮気現場に踏み込んでみたら、大変なことになった。
和泉鷹央
恋愛
アイリスは国母候補として長年にわたる教育を受けてきた、王太子アズライルの許嫁。
自分を正室として考えてくれるなら、十歳年上の殿下の浮気にも目を瞑ろう。
だって、殿下にはすでに非公式ながら側妃ダイアナがいるのだし。
しかし、素知らぬふりをして見逃せるのも、結婚式前夜までだった。
結婚式前夜には互いに床を共にするという習慣があるのに――彼は深夜になっても戻ってこない。
炎の女神の司祭という側面を持つアイリスの怒りが、静かに爆発する‥‥‥
2021年9月2日。
完結しました。
応援、ありがとうございます。
他の投稿サイトにも掲載しています。
ココロノコドウ
幹谷セイ
SF
「あなたの平常心に惚れました。私と付き合ってください」
人並み外れて物事に動じない高校生、米斗は、同級生の可愛い少女・千具良から告白され、付き合うことに。
千具良は心臓がドキドキすると地震を起こしてしまう特異体質で、大災害を引き起こしてしまう前に心の鍛え方を学ぶために、米斗に近付いてきたのだった。
だが、付き合ううちに本気で米斗に恋してしまった千具良の心臓は、ますます不安定に。米斗は千具良と世界を大災害から救うために奮闘するが、実は米斗にも、とんでもない秘密が……。
自然災害系(?)SFパニックラブコメ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる