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1日目:青い森鉄道と大湊線
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11時26分、八戸駅着。
グランクラスの乗客は1人を除いて全員がここで下車。
(ま、次の新青森が終着なのだから当然か)
そう思いきや、自分と入れ替わるように『はやぶさ9号』に乗る人が結構いる。
八戸ー新青森間は青い森鉄道だと1時間20分かかるため、県内移動の足としても新幹線は重宝されている模様。
八戸市は15年ほど前に来たことがあるのだが、その時は車だったので駅は初めて。
「八戸駅は中心市街地から外れているので何もないよ」
ネットではそんな情報を見かけていたが、実際に来てみると駅前には商業施設が多く、駅に併設された市民ロビーや図書館といった公共施設もあり、平日昼間にも関わらずなかなかの活気。
ホテル、ショッピングフロア、レストラン街なども観光の拠点となる施設もあり、「何も無い」はもう過去の話のようだ。
本日最初の目的地は大湊線。
野辺地駅へと向かうため、ここからは青い森鉄道に乗り換える。
水色をベースに青い森鉄道のキャラクター「モーリー」が描かれた電車は、12時10分に八戸駅を出発。
『たびキュン&早割パス』の影響か、車内には大きなキャリーバックを持った観光客がたくさんいた。
電化路線のせいか走行はとても静かで、そして速い。
車内も綺麗なもので、ローカル線にしては快適な乗り心地。
三沢駅に到着すると乗客の半分くらいが下車。
しかし同じくらいが乗車。
大きな荷物を手にした観光客が多く、車内移動が難しい状況となる。
12時55分、野辺地駅に到着。
奥のホームには大湊線の列車が停車していた。
キャリーバックを抱えた人たちと一緒に向かい、運転席わきの立ちスペースを確保。
列車は13時に出発した。
全面の車窓から見えるのは、下北半島の草木の中を真っすぐに引かれたレール。
電線も高い建物もない、自然と線路しかない中を走り抜ける前面眺望は見惚れてしまう。
しばらく走ると景色から雪が消え、代わりに陸奥湾が見えてきた。
有名なビュースポットである有戸駅から吹越駅の海岸線は、噂に違わぬ絶景。
風車の並ぶ姿が絵になっいて、日本にこんな場所があるのかと感動する。
13時30分、陸奥横浜駅で下車。
ここから折り返して野辺地駅に戻る予定。
しかし列車が来るまで時間があるため、周辺を散策。
駅名にあるように、この近辺は『青森県上北郡横浜町』という町になる。
『横浜』は16世紀から確認できる伝統ある名前だ。
有名なほう、と言っては失礼だが、神奈川県の横浜も遡ると室町時代から記録されている。
意外と日本中にある地名なのかもしれない。
駅から15分ほど歩き、国道279号線を渡って到着したのは『道の駅 よこはま』
丸型で開放感のある店内は、地元の野菜など食品の販売がメインで、スーパーマーケットのような印象。
一見の観光客よりリピーターとなる地元客を重視した店造りだ。
こういう所は商品に期待ができる。
購入したのは『斗南丘北上ののむヨーグルト』『干しホタテ』の2点。
『斗南丘北上ののむヨーグルト』は、ちょっとドロッとした食感で味も濃厚。
香料・酸味料・安定剤などの添加物は使用せず、自然の甘みが感じられるのでヨーグルト好きにはたまらない一品。
『干しほたて』は塩分控えめで、ホタテ味を前面に押し出した品。
噛み応えがあり、かつ噛めば噛むほど口の中に味が広がるため、少量でも手軽に満腹感を得られる。
これらを陸奥横浜駅で食べながら列車を待ち、14時22分に野辺地駅へ向けて出発。
帰りは風車を正面に見られるスポットがあり、これもまた素晴らしい。
今度は別の季節にも来てみたいものだ。
グランクラスの乗客は1人を除いて全員がここで下車。
(ま、次の新青森が終着なのだから当然か)
そう思いきや、自分と入れ替わるように『はやぶさ9号』に乗る人が結構いる。
八戸ー新青森間は青い森鉄道だと1時間20分かかるため、県内移動の足としても新幹線は重宝されている模様。
八戸市は15年ほど前に来たことがあるのだが、その時は車だったので駅は初めて。
「八戸駅は中心市街地から外れているので何もないよ」
ネットではそんな情報を見かけていたが、実際に来てみると駅前には商業施設が多く、駅に併設された市民ロビーや図書館といった公共施設もあり、平日昼間にも関わらずなかなかの活気。
ホテル、ショッピングフロア、レストラン街なども観光の拠点となる施設もあり、「何も無い」はもう過去の話のようだ。
本日最初の目的地は大湊線。
野辺地駅へと向かうため、ここからは青い森鉄道に乗り換える。
水色をベースに青い森鉄道のキャラクター「モーリー」が描かれた電車は、12時10分に八戸駅を出発。
『たびキュン&早割パス』の影響か、車内には大きなキャリーバックを持った観光客がたくさんいた。
電化路線のせいか走行はとても静かで、そして速い。
車内も綺麗なもので、ローカル線にしては快適な乗り心地。
三沢駅に到着すると乗客の半分くらいが下車。
しかし同じくらいが乗車。
大きな荷物を手にした観光客が多く、車内移動が難しい状況となる。
12時55分、野辺地駅に到着。
奥のホームには大湊線の列車が停車していた。
キャリーバックを抱えた人たちと一緒に向かい、運転席わきの立ちスペースを確保。
列車は13時に出発した。
全面の車窓から見えるのは、下北半島の草木の中を真っすぐに引かれたレール。
電線も高い建物もない、自然と線路しかない中を走り抜ける前面眺望は見惚れてしまう。
しばらく走ると景色から雪が消え、代わりに陸奥湾が見えてきた。
有名なビュースポットである有戸駅から吹越駅の海岸線は、噂に違わぬ絶景。
風車の並ぶ姿が絵になっいて、日本にこんな場所があるのかと感動する。
13時30分、陸奥横浜駅で下車。
ここから折り返して野辺地駅に戻る予定。
しかし列車が来るまで時間があるため、周辺を散策。
駅名にあるように、この近辺は『青森県上北郡横浜町』という町になる。
『横浜』は16世紀から確認できる伝統ある名前だ。
有名なほう、と言っては失礼だが、神奈川県の横浜も遡ると室町時代から記録されている。
意外と日本中にある地名なのかもしれない。
駅から15分ほど歩き、国道279号線を渡って到着したのは『道の駅 よこはま』
丸型で開放感のある店内は、地元の野菜など食品の販売がメインで、スーパーマーケットのような印象。
一見の観光客よりリピーターとなる地元客を重視した店造りだ。
こういう所は商品に期待ができる。
購入したのは『斗南丘北上ののむヨーグルト』『干しホタテ』の2点。
『斗南丘北上ののむヨーグルト』は、ちょっとドロッとした食感で味も濃厚。
香料・酸味料・安定剤などの添加物は使用せず、自然の甘みが感じられるのでヨーグルト好きにはたまらない一品。
『干しほたて』は塩分控えめで、ホタテ味を前面に押し出した品。
噛み応えがあり、かつ噛めば噛むほど口の中に味が広がるため、少量でも手軽に満腹感を得られる。
これらを陸奥横浜駅で食べながら列車を待ち、14時22分に野辺地駅へ向けて出発。
帰りは風車を正面に見られるスポットがあり、これもまた素晴らしい。
今度は別の季節にも来てみたいものだ。
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