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第二章
episode21「2人の実力者」
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衝撃的な事を聞いてしまったため、動揺を隠せない俺達
すると、阪本さんが「そうなると、ワイらも他人事ではないなぁ」といった
卯月「しかし、今になって何故こんなことを・・・?」
「秘密を探ってたんだと思います」
山吹「あ?どういうことだ?」
「俺の推測ですが・・・
多分チームBは『ブラック・ウェポンズ』のことを調べてて
『秘密を知ったから殺された』と考えたほうがいいと思います
実際『鮫島』も秘密を喋ったので死んでいましたし」
阪本「せやけど、『霧切』っちゅーやつは、別になんも喋ってへんのやろ?
『秘密なんて知らんわ』ゆーとったし」
「霧切の場合は『使い物にならないから始末した』だと思います
俺たちとの戦闘に負けたから、殺害したのかもしれません」
卯月「用が済んだら殺す・・・・なんて卑劣な・・・!」
確かに卑劣だ・・・
俺は目の前で、鮫島が死ぬところを見た・・・・
そんなことをするあいつらが許せない・・・・
山吹「そういや、例の『暴走車』はどうだったんだ?
あいつらも関係者なんだろ?」
そういえば、その件についてはまだ何も触れてなかったな
山元川「いや、実はそうではないんだ
影山くんから報告を受けた後、その場所に行ってみたのだが・・・・
なぜか車だけポツリとあったのじゃよ
中を覗くと、誰も使っていない様子じゃった」
・・・・え?どういうことだ・・・?
俺たちは確かに攻撃を受けたはずだ
なのに誰も乗ってない・・・・だと・・・?
阪本「なんや、『別の能力者や』って言いたいんか?」
山元川「うむ、その可能性は大いにある
・・・さて、もうこんな時間だな
これにて会議は終了と致す
なお、例の組織の調査をしたいものは、申し出てくれると嬉しい
以上だ」
そう言うと会議が終了した
阪本「やれやれ・・・・えらい大げなことになってもうたなぁ・・・・
ワイらも本腰いれんとあかんっちゅーわけかいな」
卯月「私は調査をしようと思います
このまま黙って見てるわけにもいかないので
・・・みなさんはどうなんですか?」
阪本「ワイは元から参加するつもりで話っとったしなぁ
山吹はんは、どないです?」
山吹「俺も参加してぇのは山々なんだが・・・・
誰か1人はここに残ってねぇと、まずくねぇか?
『いざって時に誰もいなくて壊滅した』なぁんて、シャレになんねェだろ?
俺はとりあえず、参加はするが特会の防衛を優先するぜ」
阪本「あぁ・・・そっかぁ・・・そこは盲点やったなぁ・・・
そんなら、ワイと将吾くんと卯月はんが調査するでええか?」
「はい、問題ないと思います
でも、万が一もありますから、できるだけ特会の事をお願いします」
阪本「あいわかった、まかせときやぁ」
そう言うと、全隊長は解散していった
俺はすぐに端末で「会議終了」と連絡をした
するとすぐに「あなたの個室に集まってる」と返信が来たため
俺は自分の個室に向かうことにした
個室に入るといつもの3人が待っていてくれてた
俺は会議の内容を全部話したあとに、チームDとチームEも関与すると伝えた
薫「なるほど・・・・この2人が手伝うとなると、かなり大きわね」
直子「確か、かなりの実力者なんだっけ?」
薫「えぇそうもちろんよ
阪本さんは山吹さんより長くて、今までの実力が功を奏して
2年前に隊長に任命されたのよ
卯月ちゃんは、19歳で戦闘班に入隊したんだけど
能力者の才能が、凄まじく良くってね、わずか1年で隊長になったのよ
私なんて比べ物にならないレベルで、かなりの腕前を持ってる2人ね」
美優「す・・・・すごい・・・・」
薫「でもまぁなんていうか、結構馴染みやすい感じだったでしょ?」
「は、はい、阪本さんはかなり個性的でしたけどね・・・・」
直子「わっかる~、でもあの2人って、意外にモテるのよねぇ・・・・
まぁ卯月さんの方は、あんまり乗り気じゃなさそうだけどね」
そんな会話をしていると、インターホンが鳴った
「はい、チームA隊長の剣山です」と答えると、聞き覚えのある声が聞こえた
阪本「おぉ!将吾くんか!ワイの噂でもしとったんか?」
・・・一瞬だがゾッとしてしまった・・・・聞かれたのか・・・?
阪本「アハハハ!冗談や冗談、スマンのぉ
・・・さてと、今時間あるか?」
「はい、仲間に会議の事を伝え終わったところです」
阪本「ほなちょうどええな
実はな、新しい地域に調査に行こうと思うんやけど、よかったらどうや?
・・・・卯月ちゃんも来るらしいで?」
「なるほど、わかりました
ほかの地域はまだ調べてなかったんで、ご協力感謝します」
阪本「卯月ちゃん来る言うてるのに、そこは何も反応なしかいな・・・・
まぁええわ、とりあえず明日出発しようと思うけど、それでええか?」
「はい、わかりました」
阪本「おっしゃ、そんなら明日に備えて早めに休んどき、ほんなら」
とインターホンが切れる
実力者の2人が参加してくれるのは嬉しい
俺は仲間にそれを伝え、今日はもう休むことにした
すると、阪本さんが「そうなると、ワイらも他人事ではないなぁ」といった
卯月「しかし、今になって何故こんなことを・・・?」
「秘密を探ってたんだと思います」
山吹「あ?どういうことだ?」
「俺の推測ですが・・・
多分チームBは『ブラック・ウェポンズ』のことを調べてて
『秘密を知ったから殺された』と考えたほうがいいと思います
実際『鮫島』も秘密を喋ったので死んでいましたし」
阪本「せやけど、『霧切』っちゅーやつは、別になんも喋ってへんのやろ?
『秘密なんて知らんわ』ゆーとったし」
「霧切の場合は『使い物にならないから始末した』だと思います
俺たちとの戦闘に負けたから、殺害したのかもしれません」
卯月「用が済んだら殺す・・・・なんて卑劣な・・・!」
確かに卑劣だ・・・
俺は目の前で、鮫島が死ぬところを見た・・・・
そんなことをするあいつらが許せない・・・・
山吹「そういや、例の『暴走車』はどうだったんだ?
あいつらも関係者なんだろ?」
そういえば、その件についてはまだ何も触れてなかったな
山元川「いや、実はそうではないんだ
影山くんから報告を受けた後、その場所に行ってみたのだが・・・・
なぜか車だけポツリとあったのじゃよ
中を覗くと、誰も使っていない様子じゃった」
・・・・え?どういうことだ・・・?
俺たちは確かに攻撃を受けたはずだ
なのに誰も乗ってない・・・・だと・・・?
阪本「なんや、『別の能力者や』って言いたいんか?」
山元川「うむ、その可能性は大いにある
・・・さて、もうこんな時間だな
これにて会議は終了と致す
なお、例の組織の調査をしたいものは、申し出てくれると嬉しい
以上だ」
そう言うと会議が終了した
阪本「やれやれ・・・・えらい大げなことになってもうたなぁ・・・・
ワイらも本腰いれんとあかんっちゅーわけかいな」
卯月「私は調査をしようと思います
このまま黙って見てるわけにもいかないので
・・・みなさんはどうなんですか?」
阪本「ワイは元から参加するつもりで話っとったしなぁ
山吹はんは、どないです?」
山吹「俺も参加してぇのは山々なんだが・・・・
誰か1人はここに残ってねぇと、まずくねぇか?
『いざって時に誰もいなくて壊滅した』なぁんて、シャレになんねェだろ?
俺はとりあえず、参加はするが特会の防衛を優先するぜ」
阪本「あぁ・・・そっかぁ・・・そこは盲点やったなぁ・・・
そんなら、ワイと将吾くんと卯月はんが調査するでええか?」
「はい、問題ないと思います
でも、万が一もありますから、できるだけ特会の事をお願いします」
阪本「あいわかった、まかせときやぁ」
そう言うと、全隊長は解散していった
俺はすぐに端末で「会議終了」と連絡をした
するとすぐに「あなたの個室に集まってる」と返信が来たため
俺は自分の個室に向かうことにした
個室に入るといつもの3人が待っていてくれてた
俺は会議の内容を全部話したあとに、チームDとチームEも関与すると伝えた
薫「なるほど・・・・この2人が手伝うとなると、かなり大きわね」
直子「確か、かなりの実力者なんだっけ?」
薫「えぇそうもちろんよ
阪本さんは山吹さんより長くて、今までの実力が功を奏して
2年前に隊長に任命されたのよ
卯月ちゃんは、19歳で戦闘班に入隊したんだけど
能力者の才能が、凄まじく良くってね、わずか1年で隊長になったのよ
私なんて比べ物にならないレベルで、かなりの腕前を持ってる2人ね」
美優「す・・・・すごい・・・・」
薫「でもまぁなんていうか、結構馴染みやすい感じだったでしょ?」
「は、はい、阪本さんはかなり個性的でしたけどね・・・・」
直子「わっかる~、でもあの2人って、意外にモテるのよねぇ・・・・
まぁ卯月さんの方は、あんまり乗り気じゃなさそうだけどね」
そんな会話をしていると、インターホンが鳴った
「はい、チームA隊長の剣山です」と答えると、聞き覚えのある声が聞こえた
阪本「おぉ!将吾くんか!ワイの噂でもしとったんか?」
・・・一瞬だがゾッとしてしまった・・・・聞かれたのか・・・?
阪本「アハハハ!冗談や冗談、スマンのぉ
・・・さてと、今時間あるか?」
「はい、仲間に会議の事を伝え終わったところです」
阪本「ほなちょうどええな
実はな、新しい地域に調査に行こうと思うんやけど、よかったらどうや?
・・・・卯月ちゃんも来るらしいで?」
「なるほど、わかりました
ほかの地域はまだ調べてなかったんで、ご協力感謝します」
阪本「卯月ちゃん来る言うてるのに、そこは何も反応なしかいな・・・・
まぁええわ、とりあえず明日出発しようと思うけど、それでええか?」
「はい、わかりました」
阪本「おっしゃ、そんなら明日に備えて早めに休んどき、ほんなら」
とインターホンが切れる
実力者の2人が参加してくれるのは嬉しい
俺は仲間にそれを伝え、今日はもう休むことにした
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