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第7話 なんかその指の動き、めっちゃエロい
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「にゃにゃ!? あのあのあの! ちょっと待って、さすがにそこは私いやですよ?」
ミャロが抗議の声を上げる。
いやいや、ミャロって見た目ほとんどこどもだからな、なんだか犯罪の臭いまでしてくるぞそんなの。
だから俺もおそるおそる、
「あのー、これってセクハラじゃないですかね……」
と言ってみるが、小針浜さんは相も変わらず冷静な口調で、
「いいえ、別に排泄器官や生殖器官を触れといっているわけではありません。セクハラではありません。そもそも、コミュニケーションがとれたとしても日本の法律上、モンスターには人権などは認められておりません」
「で、でもほら野生動物とかでも理由もなく殺したり虐待したりしたら罰がありますよね?」
「モンスターは動物愛護管理法の対象でもありません。国内外にはモンスターの権利保護を主張する過激派もいますが、モンスターによる人類のあまたの被害を考えると到底認められませんでしょう?」
まあたしかにダンジョンから抜け出してきたモンスターに人間が襲われるニュースはないでもないんだよなあ。
小針浜さんはさらに続けて言う。
「つい最近の最高裁によってもモンスターは日本国の法令で人格を認められる存在ではないと判示されました。つまりモンスターは人でも動物でもなくモノです。私は日本の公務員ですので日本国の法律に則って粛々と公務を遂行するまでです」
「でも、わきの下とか太ももの内側とか……」
はっきりいって無駄にえっちぃじゃないか!
しかし小針浜さんはきっぱり理路整然と説明する。
「地球上の生物と同じく、モンスターも腹部や腋下、また鼠径部付近は骨に守られておらず脆弱な部分となっています。弱点ですね。そこを人間に触られても反撃をしないくらい人間になついているモンスターでなければ到底飼育・管理……つまりテイムなど許されるわけがないのです」
ま、まあ言われてみればそうかもなあ……。
「それとも刃物でぶすりと……どうやるか知ってます? ちょうど今触るべき腹部と腋下と鼠径部に細長いナイフをゆっくりと……」
「ふにゃぁぁぁぁっ! こわいこと言わないでほしいです! わ、わかりましたよ! 触らせればいいんでしょ、わかりましたよ! ほら、コーキ、触るのにゃ!」
半年間掃除機をかけていない畳の上に大の字になるミャロ。
「お、おう、すまねえな……」
そう声をかけて俺はその腋の下に手を伸ばす。
そして人差し指の先でぷにぷにとそこをつついた。
「ふひっ! ふにゃにゃ! ふひひひっ!」
身をよじらすミャロ、それを表情一つも変えずにじっと見つめている小針浜さん、と思ったら彼女はペロリと舌で自分の唇をなめたあと、ゴクリと唾を飲み込んでいる。
なんだこれ、いったい何をやらされてるんだ俺は。
「もっとこう、力を入れてぐりぐりしてください、両手で両腋を強く!」
冷徹にいう小針浜さん、完全に寝てるおじさん課長、くそしょうがない、言われた通りにするか。
グリグリグリグリ!
「うひゃひゃひゃひゃにゃにゃにゃぁぁぁん!」
小柄な身体をビクンビクンさせて悲鳴のような笑い声をあげるミャロ。
「じゃあ今度は太ももの内側から鼠径部にかけて指で強く刺激してください!」
まじかあ。
でもやらないと焼却炉だしなあ。
俺はトランクスから伸びるミャロの太ももに目をやる。
うーん、こいつ、猫の時は黒猫のくせに、人間の姿となると肌が白いなあ。
っていうか、女の子の肌ってこんなキメ細かいもんなのか?
それともこいつがモンスターだから?
女の子の肌なんてまじまじと見たことないからわからん。
「さあ三崎さん、早く、こう、こうやって太もものとこをこうやるんです!」
小針浜さんが自分の指を使って実演する。
……なんかその指の動き、めっちゃエロいんだけど……。
「やらないなら刃物ですよ! 摂氏一〇〇〇℃で焼き殺すんですよ! はぁはぁ……」
ん?
小針浜さんのほっぺたが心なしか上気しているような……。それに息遣いもだんだん荒くなってきて、鋭い声で俺に言う。
「やめますか!? 処分でいいですか!? 焼却炉ですよ⁉ はぁ、はぁ、はぁ、しっかり激しくやってください!」
ミャロは目をぎゅっとつむって大の字になったまま、
「コーキ! は、早くやるにゃです! 死にたくないにゃですよ!」
そ、そうだな、やらないと……!
俺はミャロのトランクスの裾に指の先をつっこむ。
「うひゃ……」
短く吐息をつくミャロ。
俺はいったい何をやってるんだろう、とまたもや思ったけど、そんな俺たちを小針浜さんがじっと見つめているからしょうがない。
俺は指に力を込めた。
グリグリグリグリグリ!
「ニャガァッ! にゃは、あは、は、は、は、あ、あ、あ、あ、あ、待って、待ってください、それ以上は、あ、あ、あ、あ……」
俺の指の動きに合わせて身体をピクンピクンさせる。
着ているTシャツが汗で濡れてきている。
「いや、ゃは、あぅん、んんんーーー‼ にゃにゃ~~~!!」
「ふむ、はぁはぁ、よいものを見せてもらいました……。では、三崎さん、次は口の中を触っても怒らないかどうかを見ます」
「え? どうやって……?」
「人差し指を出してください」
「え、こ、こうですか?」
「ではそれを舐めさせてください」
どゆこと?
なにかの前戯なの?
いや俺経験ないからしらんけど。
まあ言われた通り人差し指を出して、俺はミャロに言った。
「よし、じゃあなめろ」
「ふにゃぁぁ~~~ん……」
ミャロはトロンした目つきで、エロ可愛らしく四つん這いになると、俺の指の先をペロっとなめた。
「もっと舌の先でチロチロとなめて!」
小針浜さんの冷たくて鋭い声。
うう、ミャロの舌は猫だから少しざらざらしていて、その上ヌメヌメしていてさー。
「次はパクっと指をくわえさせるのです!」
ミャロに言われたとおりにさせる俺。
黒髪猫耳の少女がしっぽをクネクネさせながら俺の人差し指を口に含んでいる……。
舌が俺の指にまきつくようにしてネロネロと舐めてきて……。
こ、これじゃ……。
これじゃまるで……。
う、うう……。
やばいやばい、ミャロなんてまだこんなちっちゃい女の子なんだぞ、こんなことさせて俺の心と体がピクンピクンしちゃってるよどうしようこれ……。
「みゃみゃ~~んちゅ、ねちゃ、ぬぱぬぱぬぱ」
一心不乱に俺の指を舐めるミャロ、俺は身悶えしながら耐える、ぶっちゃけなんだこれ脳みそが壊れちゃうくらいすごく……気持ちいい。
「はぁはぁはぁ、いいですよいいですよ……」
小針浜さんも座ったまま身体をよじらせながら言う。
「はむはむ……むちゅうう~~れろれろれろぉ~~~ぬぱぁぁぁ」
「あ、ミャロ、やめろ、もう、もう俺は……っ!!!!」
と、その俺の大声で課長の居眠りしていたおじさんがハッと目を覚ました。
「ん、小針浜君、終わったの? あー、こんなの、そんなに真面目にやんなくていいのに。どうせ首輪はめるんだし。じゃ、これ、拘束用の首輪ね」
おじさん課長の言葉にミャロも我にかえったのか、ミャロは俺の指から口を離す。
唾液がきらめく糸となってミャロの唇と俺の指とをつないで、やがて消えた。
「首輪……ですか?」
俺が尋ねると課長が答えてくれる。
「ああ、そうなんだよ、これね、伸縮自在の最新素材でできているハイテクな首輪でね、三崎さん、あんたの心臓と脳波が停止する、つまり死ぬか、またはあんたが任意に設定した音声パスワードを声で入力すると瞬時に締め付けて対象を殺すんだ。絞殺じゃすまないよ、実質首チョンパだ」
ミャオが耳をピーンとたててかすれた声で、
「く、首チョンパはいやにゃですよー……」
「ま、してもらわないと困るからね。いやだったら焼却炉だ、一応安楽死だから薬で眠らせてあげるけど」
あれ、さっきの話と違うぞ。
「え、刃物は……?」
俺が聞くと、小針浜さんはすました顔で、
「薬が効かなかった場合にそういう前例はあります」
……なんかこの人、腹にイチモツ持ってそうな気がしてきたぞ。言っていることがなーんか怪しい……。
ミャロが抗議の声を上げる。
いやいや、ミャロって見た目ほとんどこどもだからな、なんだか犯罪の臭いまでしてくるぞそんなの。
だから俺もおそるおそる、
「あのー、これってセクハラじゃないですかね……」
と言ってみるが、小針浜さんは相も変わらず冷静な口調で、
「いいえ、別に排泄器官や生殖器官を触れといっているわけではありません。セクハラではありません。そもそも、コミュニケーションがとれたとしても日本の法律上、モンスターには人権などは認められておりません」
「で、でもほら野生動物とかでも理由もなく殺したり虐待したりしたら罰がありますよね?」
「モンスターは動物愛護管理法の対象でもありません。国内外にはモンスターの権利保護を主張する過激派もいますが、モンスターによる人類のあまたの被害を考えると到底認められませんでしょう?」
まあたしかにダンジョンから抜け出してきたモンスターに人間が襲われるニュースはないでもないんだよなあ。
小針浜さんはさらに続けて言う。
「つい最近の最高裁によってもモンスターは日本国の法令で人格を認められる存在ではないと判示されました。つまりモンスターは人でも動物でもなくモノです。私は日本の公務員ですので日本国の法律に則って粛々と公務を遂行するまでです」
「でも、わきの下とか太ももの内側とか……」
はっきりいって無駄にえっちぃじゃないか!
しかし小針浜さんはきっぱり理路整然と説明する。
「地球上の生物と同じく、モンスターも腹部や腋下、また鼠径部付近は骨に守られておらず脆弱な部分となっています。弱点ですね。そこを人間に触られても反撃をしないくらい人間になついているモンスターでなければ到底飼育・管理……つまりテイムなど許されるわけがないのです」
ま、まあ言われてみればそうかもなあ……。
「それとも刃物でぶすりと……どうやるか知ってます? ちょうど今触るべき腹部と腋下と鼠径部に細長いナイフをゆっくりと……」
「ふにゃぁぁぁぁっ! こわいこと言わないでほしいです! わ、わかりましたよ! 触らせればいいんでしょ、わかりましたよ! ほら、コーキ、触るのにゃ!」
半年間掃除機をかけていない畳の上に大の字になるミャロ。
「お、おう、すまねえな……」
そう声をかけて俺はその腋の下に手を伸ばす。
そして人差し指の先でぷにぷにとそこをつついた。
「ふひっ! ふにゃにゃ! ふひひひっ!」
身をよじらすミャロ、それを表情一つも変えずにじっと見つめている小針浜さん、と思ったら彼女はペロリと舌で自分の唇をなめたあと、ゴクリと唾を飲み込んでいる。
なんだこれ、いったい何をやらされてるんだ俺は。
「もっとこう、力を入れてぐりぐりしてください、両手で両腋を強く!」
冷徹にいう小針浜さん、完全に寝てるおじさん課長、くそしょうがない、言われた通りにするか。
グリグリグリグリ!
「うひゃひゃひゃひゃにゃにゃにゃぁぁぁん!」
小柄な身体をビクンビクンさせて悲鳴のような笑い声をあげるミャロ。
「じゃあ今度は太ももの内側から鼠径部にかけて指で強く刺激してください!」
まじかあ。
でもやらないと焼却炉だしなあ。
俺はトランクスから伸びるミャロの太ももに目をやる。
うーん、こいつ、猫の時は黒猫のくせに、人間の姿となると肌が白いなあ。
っていうか、女の子の肌ってこんなキメ細かいもんなのか?
それともこいつがモンスターだから?
女の子の肌なんてまじまじと見たことないからわからん。
「さあ三崎さん、早く、こう、こうやって太もものとこをこうやるんです!」
小針浜さんが自分の指を使って実演する。
……なんかその指の動き、めっちゃエロいんだけど……。
「やらないなら刃物ですよ! 摂氏一〇〇〇℃で焼き殺すんですよ! はぁはぁ……」
ん?
小針浜さんのほっぺたが心なしか上気しているような……。それに息遣いもだんだん荒くなってきて、鋭い声で俺に言う。
「やめますか!? 処分でいいですか!? 焼却炉ですよ⁉ はぁ、はぁ、はぁ、しっかり激しくやってください!」
ミャロは目をぎゅっとつむって大の字になったまま、
「コーキ! は、早くやるにゃです! 死にたくないにゃですよ!」
そ、そうだな、やらないと……!
俺はミャロのトランクスの裾に指の先をつっこむ。
「うひゃ……」
短く吐息をつくミャロ。
俺はいったい何をやってるんだろう、とまたもや思ったけど、そんな俺たちを小針浜さんがじっと見つめているからしょうがない。
俺は指に力を込めた。
グリグリグリグリグリ!
「ニャガァッ! にゃは、あは、は、は、は、あ、あ、あ、あ、あ、待って、待ってください、それ以上は、あ、あ、あ、あ……」
俺の指の動きに合わせて身体をピクンピクンさせる。
着ているTシャツが汗で濡れてきている。
「いや、ゃは、あぅん、んんんーーー‼ にゃにゃ~~~!!」
「ふむ、はぁはぁ、よいものを見せてもらいました……。では、三崎さん、次は口の中を触っても怒らないかどうかを見ます」
「え? どうやって……?」
「人差し指を出してください」
「え、こ、こうですか?」
「ではそれを舐めさせてください」
どゆこと?
なにかの前戯なの?
いや俺経験ないからしらんけど。
まあ言われた通り人差し指を出して、俺はミャロに言った。
「よし、じゃあなめろ」
「ふにゃぁぁ~~~ん……」
ミャロはトロンした目つきで、エロ可愛らしく四つん這いになると、俺の指の先をペロっとなめた。
「もっと舌の先でチロチロとなめて!」
小針浜さんの冷たくて鋭い声。
うう、ミャロの舌は猫だから少しざらざらしていて、その上ヌメヌメしていてさー。
「次はパクっと指をくわえさせるのです!」
ミャロに言われたとおりにさせる俺。
黒髪猫耳の少女がしっぽをクネクネさせながら俺の人差し指を口に含んでいる……。
舌が俺の指にまきつくようにしてネロネロと舐めてきて……。
こ、これじゃ……。
これじゃまるで……。
う、うう……。
やばいやばい、ミャロなんてまだこんなちっちゃい女の子なんだぞ、こんなことさせて俺の心と体がピクンピクンしちゃってるよどうしようこれ……。
「みゃみゃ~~んちゅ、ねちゃ、ぬぱぬぱぬぱ」
一心不乱に俺の指を舐めるミャロ、俺は身悶えしながら耐える、ぶっちゃけなんだこれ脳みそが壊れちゃうくらいすごく……気持ちいい。
「はぁはぁはぁ、いいですよいいですよ……」
小針浜さんも座ったまま身体をよじらせながら言う。
「はむはむ……むちゅうう~~れろれろれろぉ~~~ぬぱぁぁぁ」
「あ、ミャロ、やめろ、もう、もう俺は……っ!!!!」
と、その俺の大声で課長の居眠りしていたおじさんがハッと目を覚ました。
「ん、小針浜君、終わったの? あー、こんなの、そんなに真面目にやんなくていいのに。どうせ首輪はめるんだし。じゃ、これ、拘束用の首輪ね」
おじさん課長の言葉にミャロも我にかえったのか、ミャロは俺の指から口を離す。
唾液がきらめく糸となってミャロの唇と俺の指とをつないで、やがて消えた。
「首輪……ですか?」
俺が尋ねると課長が答えてくれる。
「ああ、そうなんだよ、これね、伸縮自在の最新素材でできているハイテクな首輪でね、三崎さん、あんたの心臓と脳波が停止する、つまり死ぬか、またはあんたが任意に設定した音声パスワードを声で入力すると瞬時に締め付けて対象を殺すんだ。絞殺じゃすまないよ、実質首チョンパだ」
ミャオが耳をピーンとたててかすれた声で、
「く、首チョンパはいやにゃですよー……」
「ま、してもらわないと困るからね。いやだったら焼却炉だ、一応安楽死だから薬で眠らせてあげるけど」
あれ、さっきの話と違うぞ。
「え、刃物は……?」
俺が聞くと、小針浜さんはすました顔で、
「薬が効かなかった場合にそういう前例はあります」
……なんかこの人、腹にイチモツ持ってそうな気がしてきたぞ。言っていることがなーんか怪しい……。
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