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第7章 神との対面
第68話 アルナ様
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===ルル視点========================
「じゃあ門を開けるが………」
アギラさんは後ろを振り返る。そこには私と姉さん、それにティフィラさん達にメイラさんをはじめとする神官達が今か今かと待ちわびていた。
「悪いが行けるのはリリとルルだけだ。それに集中したいんで他の奴はすまねぇが出て行ってくれねぇか?」
「「「「「「「「「ええ~~!!」」」」」」」」」
ティフィラさん達は大して残念そうにしてないけど、メイラさん率いる神官達はかなり残念そうにしている。まあ、自分達が信仰している神様に会える絶好の機会だし。落ち込むのも仕方ない。それに比べて私と姉さんは『神の強欲』の事や私と姉さんの事という大事だけど、アギラさんに伝言してもらったらいい事だし。…………まあ、申し訳なく思うけど、譲るつもりはない。
「任せたわよ」
「頑張ってね~」
「無礼な事はするんじゃないぞ!」
「気をつけてくださいね」
「アルナ様はどんな姿なのか教えてくださいよ!!」
「アルナ様の好きな食べ物を聞いてください!祭壇に置かせてもらいますので!!」
「アルナ様の好きなタイプを!!」
「アルナ様に手を(以下略)」
去り際に色々な形で応援してくれたティフィラさん達や信仰者ならではの質問をしてきた神官達は出て行き、私と姉さん、アギラさんだけになった。というか、最後の信者はかなり危ないと思う。
「さて、では開けますか」
アギラさんは神殿内にあるシンボルマークと同じ巨大な女神像の前で跪き、何かを念じ始めた。それをただ後ろで見守る。
「あのー、アギラさんって私達を神界に連れていく為にここに来たんですよね?」
「…………はい、そうですが?」
「という事は元々戦闘向きじゃなかったですよね?どうして魔物相手に一人で?」
姉さんは何かを念じ始めたアギラさんに容赦なく質問する。アギラさんはそれを不快とは思ってないようで、普通に会話する。………しっかり門とやらは開くのかな?
「いや、俺はアルナ様に仕える眷属の中でもトップクラスの戦闘向きの眷属なんだが………」
「「え?」」
嘘………、あの程度の魔物を殲滅出来ないで神の眷属?お師匠様を何回も襲う神々はとても強い魔力を持っていたのに。…………アルナ様、大丈夫かな?
「いや!驚きたいのはこっち!!君達はどうしてそんなに強いんだ!?あれは神クラスだったぞ!!」
「…………修行?」
「……………ただしかなりキツイ」
因みに《フレアドラゴン》や《アースドラゴン》はSSランク冒険者がやっと倒せるレベルです。昔なら驚いたかもしれないけど、辛い一年間の修行や神々との戦いを通じてSSSランクレベルじゃないと戦いにすらならないようになった。
「……………お前ら一体何者なんだ?」
「………普通のこどもです」
「はぁ、答えたくないなら別にいい。そら、開くぞ」
次の瞬間、アギラさんの目の前の空間が歪み、真っ白な空間が見える。……あれが神界。
「ほら、早く入って」
「では遠慮なく」
後ろからアギラさんに押され、姉さんが先に入り、すぐ私も入った………。
「初めまして、アルナと申します」
私が目を開くと、そこには真っ白な布を胸と下半身に斜めに巻いただけの肩に当たるか分からないくらいの髪の女の人が立っていました。女の人は金色の髪に虹色に輝く目をしていて、肌は周囲を同化するかと思うくらい白い。………けど、来ているのが重要なところのみ隠した斜めに巻いた布だけ。
「「………………」」
(ニコッ)
「姉さん、どうする?」
「いや~、まさか神が変態だったとはーー」
「お前ら失礼すぎるだろ」
私と姉さんがアルナ様に背中を向けて話し合っていると、アギラさんが呆れた様子で入って来て、私達に一言言った後、アルナ様の前で跪き、
「恐れながらアギラ、リリとルルを連れていく命を全うし、ただいま戻りました」
「アギラ、あなた……」
「はっ、何でしょう?」
「あの子達に何吹き込んだのよ!?」
「くべらっ!!」
さっきまで優しそうな笑みを浮かべていたアルナ様は急に怒り出し、アギラさんの腹を蹴り飛ばした。アギラさんはそのまま1mくらい縦に飛び、激しい音と血を撒き散らして落ちた。アギラさんはピクッピクッと動くだけで喋りもしない。
「ねぇ、リリさん、ルルさん?」
アギラさんの事に夢中で、背後にいつの間にか来ていたアルナ様に気づかず、声を聞いてビクリと背筋を伸ばす。隣をチラリと見ると、姉さんも同じようになっていた。アルナ様は私達の肩に手を置き、私達の頭の間に顔を寄せて一言。
「私を舐めていたら痛い目みますよ?」
………………アルナ様は確か聖女の見本となるような優しくて慈悲深い人だと言われているのを聞いた事がある。…………これのどこが慈悲深いの!?どっちかというと女神よりーー
(メキッ)「何か良からぬ事を考えていますか?」
「いえ、何も」
私の肩に置かれた手はいきなり力強くなり、私の骨は悲鳴をあげた。…………この人は何か別の感じで逆らえない。
「では、話を始めてもよろしくて?」
「「はい…………」」
「あなた達を呼んだのは他でもない、『神の強欲』の企みを阻止して欲しいからよ」
アルナ様は波紋があり、左肩がかなり露出しているワンピースのような服を着ています。前にお師匠様の家を襲撃した神の中にいた女性の神の服に似ている服です。どうやら先程の服は私達がビクビクしていた時にアルナ様をどこかに引きずっていった女性、今もアルナ様の隣にいる女性が着るよう言ったそう。
その隣にいる女性も、アルナ様ほどではありませんが、綺麗な金髪で、髪の長さはアルナ様とほぼ同じ。目も虹色で、技姫さんのような事務的な厳しそうな顔立ちをしている。胸の大きさはアルナ様は巨乳、その人は貧ーー
「おっと、手が滑りました」
かなりの棒読みで飛んできたのは鋭いジャブ。………滑ったとは思えないほど洗練されたジャブ。
「アマナ、やめなさい」
「御意」
しかし、アルナ様の一言で手を引っ込めるアマナさん。ここもどこかお師匠様と技姫さんの関係に似ている。
「あなた達は勿論、『神の強欲の事は知ってるよね?」
「はい、師匠は二回、私達も一回襲われましたから」
「よく生きてられたわね………」
アルナ様もアマナさんも驚いている。
「『神の強欲』は堕神した神達の集まり。要は神から神もどきになったやつらの団体という訳」
「あのー、堕神とは?」
「堕神ってのは神が地上に降りた時に神としての力を奪われた神の事よ」
「でも、アギラさんは………」
「アギラは眷属だから影響は受けないわ。けど、力は制限されるけど」
「……私達を襲った神はとても強かった。力は制限されるはずですよね?」
今の話を聞いたところ、神は地上に降りたら弱くなり、あのアギラさんのようになるはずなのに、あの神達はお師匠様を追い詰めた。人類最強のお師匠様を。
「………この際教えとくけど、『神の強欲』の連中は堕神しているのに堕神する前の力を持っているの」
===============================
因みに神の眷属は弱くてもSSランク冒険者並です。
「じゃあ門を開けるが………」
アギラさんは後ろを振り返る。そこには私と姉さん、それにティフィラさん達にメイラさんをはじめとする神官達が今か今かと待ちわびていた。
「悪いが行けるのはリリとルルだけだ。それに集中したいんで他の奴はすまねぇが出て行ってくれねぇか?」
「「「「「「「「「ええ~~!!」」」」」」」」」
ティフィラさん達は大して残念そうにしてないけど、メイラさん率いる神官達はかなり残念そうにしている。まあ、自分達が信仰している神様に会える絶好の機会だし。落ち込むのも仕方ない。それに比べて私と姉さんは『神の強欲』の事や私と姉さんの事という大事だけど、アギラさんに伝言してもらったらいい事だし。…………まあ、申し訳なく思うけど、譲るつもりはない。
「任せたわよ」
「頑張ってね~」
「無礼な事はするんじゃないぞ!」
「気をつけてくださいね」
「アルナ様はどんな姿なのか教えてくださいよ!!」
「アルナ様の好きな食べ物を聞いてください!祭壇に置かせてもらいますので!!」
「アルナ様の好きなタイプを!!」
「アルナ様に手を(以下略)」
去り際に色々な形で応援してくれたティフィラさん達や信仰者ならではの質問をしてきた神官達は出て行き、私と姉さん、アギラさんだけになった。というか、最後の信者はかなり危ないと思う。
「さて、では開けますか」
アギラさんは神殿内にあるシンボルマークと同じ巨大な女神像の前で跪き、何かを念じ始めた。それをただ後ろで見守る。
「あのー、アギラさんって私達を神界に連れていく為にここに来たんですよね?」
「…………はい、そうですが?」
「という事は元々戦闘向きじゃなかったですよね?どうして魔物相手に一人で?」
姉さんは何かを念じ始めたアギラさんに容赦なく質問する。アギラさんはそれを不快とは思ってないようで、普通に会話する。………しっかり門とやらは開くのかな?
「いや、俺はアルナ様に仕える眷属の中でもトップクラスの戦闘向きの眷属なんだが………」
「「え?」」
嘘………、あの程度の魔物を殲滅出来ないで神の眷属?お師匠様を何回も襲う神々はとても強い魔力を持っていたのに。…………アルナ様、大丈夫かな?
「いや!驚きたいのはこっち!!君達はどうしてそんなに強いんだ!?あれは神クラスだったぞ!!」
「…………修行?」
「……………ただしかなりキツイ」
因みに《フレアドラゴン》や《アースドラゴン》はSSランク冒険者がやっと倒せるレベルです。昔なら驚いたかもしれないけど、辛い一年間の修行や神々との戦いを通じてSSSランクレベルじゃないと戦いにすらならないようになった。
「……………お前ら一体何者なんだ?」
「………普通のこどもです」
「はぁ、答えたくないなら別にいい。そら、開くぞ」
次の瞬間、アギラさんの目の前の空間が歪み、真っ白な空間が見える。……あれが神界。
「ほら、早く入って」
「では遠慮なく」
後ろからアギラさんに押され、姉さんが先に入り、すぐ私も入った………。
「初めまして、アルナと申します」
私が目を開くと、そこには真っ白な布を胸と下半身に斜めに巻いただけの肩に当たるか分からないくらいの髪の女の人が立っていました。女の人は金色の髪に虹色に輝く目をしていて、肌は周囲を同化するかと思うくらい白い。………けど、来ているのが重要なところのみ隠した斜めに巻いた布だけ。
「「………………」」
(ニコッ)
「姉さん、どうする?」
「いや~、まさか神が変態だったとはーー」
「お前ら失礼すぎるだろ」
私と姉さんがアルナ様に背中を向けて話し合っていると、アギラさんが呆れた様子で入って来て、私達に一言言った後、アルナ様の前で跪き、
「恐れながらアギラ、リリとルルを連れていく命を全うし、ただいま戻りました」
「アギラ、あなた……」
「はっ、何でしょう?」
「あの子達に何吹き込んだのよ!?」
「くべらっ!!」
さっきまで優しそうな笑みを浮かべていたアルナ様は急に怒り出し、アギラさんの腹を蹴り飛ばした。アギラさんはそのまま1mくらい縦に飛び、激しい音と血を撒き散らして落ちた。アギラさんはピクッピクッと動くだけで喋りもしない。
「ねぇ、リリさん、ルルさん?」
アギラさんの事に夢中で、背後にいつの間にか来ていたアルナ様に気づかず、声を聞いてビクリと背筋を伸ばす。隣をチラリと見ると、姉さんも同じようになっていた。アルナ様は私達の肩に手を置き、私達の頭の間に顔を寄せて一言。
「私を舐めていたら痛い目みますよ?」
………………アルナ様は確か聖女の見本となるような優しくて慈悲深い人だと言われているのを聞いた事がある。…………これのどこが慈悲深いの!?どっちかというと女神よりーー
(メキッ)「何か良からぬ事を考えていますか?」
「いえ、何も」
私の肩に置かれた手はいきなり力強くなり、私の骨は悲鳴をあげた。…………この人は何か別の感じで逆らえない。
「では、話を始めてもよろしくて?」
「「はい…………」」
「あなた達を呼んだのは他でもない、『神の強欲』の企みを阻止して欲しいからよ」
アルナ様は波紋があり、左肩がかなり露出しているワンピースのような服を着ています。前にお師匠様の家を襲撃した神の中にいた女性の神の服に似ている服です。どうやら先程の服は私達がビクビクしていた時にアルナ様をどこかに引きずっていった女性、今もアルナ様の隣にいる女性が着るよう言ったそう。
その隣にいる女性も、アルナ様ほどではありませんが、綺麗な金髪で、髪の長さはアルナ様とほぼ同じ。目も虹色で、技姫さんのような事務的な厳しそうな顔立ちをしている。胸の大きさはアルナ様は巨乳、その人は貧ーー
「おっと、手が滑りました」
かなりの棒読みで飛んできたのは鋭いジャブ。………滑ったとは思えないほど洗練されたジャブ。
「アマナ、やめなさい」
「御意」
しかし、アルナ様の一言で手を引っ込めるアマナさん。ここもどこかお師匠様と技姫さんの関係に似ている。
「あなた達は勿論、『神の強欲の事は知ってるよね?」
「はい、師匠は二回、私達も一回襲われましたから」
「よく生きてられたわね………」
アルナ様もアマナさんも驚いている。
「『神の強欲』は堕神した神達の集まり。要は神から神もどきになったやつらの団体という訳」
「あのー、堕神とは?」
「堕神ってのは神が地上に降りた時に神としての力を奪われた神の事よ」
「でも、アギラさんは………」
「アギラは眷属だから影響は受けないわ。けど、力は制限されるけど」
「……私達を襲った神はとても強かった。力は制限されるはずですよね?」
今の話を聞いたところ、神は地上に降りたら弱くなり、あのアギラさんのようになるはずなのに、あの神達はお師匠様を追い詰めた。人類最強のお師匠様を。
「………この際教えとくけど、『神の強欲』の連中は堕神しているのに堕神する前の力を持っているの」
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因みに神の眷属は弱くてもSSランク冒険者並です。
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