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第2章 双子の修行
第11話 双子とスパルタ村人
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===ユウキ視点====================
「今日はやり過ぎたかな~」
今、俺達は2人が寝静まった後だと確認してからダイニングで守姫の入れた紅茶を飲みながら双子の話題について話していた。
俺とテーブルを挟んで正面に守姫、その左隣が攻武、俺の左隣が技姫というお決まりの位置だ。
因みにリリは俺の右隣、ルルはリリの向かい、つまり、守姫の右隣にいつも座っている。
「う~ん、今日の戦闘では王が異常に強いって事しか分からなかったぞ」と攻武が余計な事も言い、それに守姫も技姫もウンウンしていた……。
「でも、これを見ろ」
俺は今日の戦闘で使った右手人差し指を3人に見える様に前に出す。
早速、守姫が気付いたようで、
「あっ!人差し指の先っぽが少し火傷していて、指の真ん中の関節辺りに痣がある!」
「「…………!!」」
守姫が俺の怪我の事を言うと、攻武と技姫が食い入る様に俺の指を見て、
「おぉ~!マジだ…!」
「まさか、あの2人にこんな力が」
そう、俺の体は異常なくらい何もしなくても防御力が高いので、Bランク冒険者レベルなら何ともないのだか、その俺の防御力を押し切り、少しでも俺にダメージを与える事は最低でもAランク冒険者くらいの実力はある事になる。
「へぇ~。あの歳でAランク相当か……。将来が楽しみだな!王よ!!」
攻武は強い奴と戦える可能性が出てきて嬉しそうだ。
「これは育て方次第で主人には及びませんが、主人以外での人族最強も夢ではありませんね……」
技姫は冷静に2人の可能性を考えている。
そして、守姫はというと…、
(チュッパッ、チュッパッ、ペロペロ)
俺の傷のある部分を口に含み、舐めまくっている………。
口に含んで舐め回し、少し出して先っぽを重点的に舐め回してまた口に含んで舐め回す…。
一応守姫の唾液には治癒効果があるのだが、守姫は回復魔法も使えるので舐める必要は……、ない…!
その光景が少しエロくて、思わず魅入ってしまう……………。
その視線を感じ取ったのか、守姫が糸を引きながら指を抜いて、口元をニヤッとしながらペロッと舐めた…!
ああ、駄目だ!理性が!理性が!崩壊してしまう~~!
俺が葛藤して頭を上下左右に揺さぶっていると、守姫が耳元で、囁いた。
「ねぇ、ご主人様…。我慢は………、いけませんよ?」
(ブチッ)
それは俺の理性が音を立てて壊れた瞬間だった……。
------------------------------------------
「さあ、今日はモンスター相手の修行をやってもらうぞ!」
俺は朝ご飯を食べているみんなに元気よく予定を告げた。
リリとルルはこちらを睨みつけ、攻武はニヤニヤ、技姫は朝から一回も目を合わせてくれないし、会話もしてくれないが気にしない!
因みに俺はスッキリと守姫はツヤツヤとした顔になっていた事は関係ない筈…!
昨日は……、もう…、色々と………、凄かったが、気持ちを切り替えて2人の修行をつけねば。
昨日の影響で日課の魔物狩りが行けなかったが、全然問題ない!
「さあ、食べ終わったら、家の玄関前に集合な!」
「「はーい」」
2人は適当に返しやがった。修行を厳しくしてやる……!
俺はそう、策略していた………。
------------------------------------------
「アッハッハッハッハッハッハ!」
俺は今、家から2kmあたりの森の中で腹を抱えて転がり回りながら笑いまくっていた。
「ちょっと!!師匠!笑ってないで助けてくだ(ガウッ!!バゴォーン!!)さいお願いします!!」
「……っ!同じく…!」
2人は魔物の噛みつきをギリギリで躱し、俺に助けを求めていた。
2人は今、自分達より3倍くらいの大きさのライオンのような頭が2つにハリネズミのような針のある体に足はライオンがベースだが、炎、雷、風、氷属性がついた爪が一足4本あり、計16本の属性がついた爪を持ち、蛇の様な小さな穴のある尻尾が二本あり、時折、穴から水属性魔法"ウォーターカッター"をだす《オルライトス》に追われていた。
"ウォーターカッター"は上級水属性魔法で魔力次第で威力が変わるが、高圧水流を放出し、あらゆるものを切断する事が出来る。
そして、2人が追われている《オルライトス》はSSランク冒険者でも負ける事のあるかなり強い魔物で実際、魔王を一瞬で倒せる力を持っている。
当然、2人が敵うはずもなく、さっきから逃げ惑う様子を見て、俺は朝の仕返しと言わんばかりに笑って馬鹿にしていた。
因みに《オルライトス》は俺を無視している訳ではなく、一回俺に攻撃してきたが、初級風属性魔法の"ウィンド"をぶつけたら派手にふっ飛び、鼓膜が破れたので、標的を2人に絞ったという訳だった。
今ここにいるのは俺とリリとルルと《オルライトス》だけ。
守姫達は留守番と森の魔物の間引きをしてもらっている。
この森は定期的に間引きしないと溢れ出てしまうから大変だ。
「早く~!師匠~~!(ビィーーン)ああっ!今私の髪に一瞬掠ったよ!掠っちゃったよ~~!」
「お師匠様、本気でそろそろ…、ヤバイ………、かも…」
2人はギリギリ"ウォーターカッター"を避けながら、俺に助けを求めて来たけど…、
「今日の俺はスパルタだ!あいつに一発でも傷を負わせられたら助けてやる!!1人一傷な!」
「「そ、そんな~~!!!」」
珍しくルルも声をあげていた……。
==============================
今回は、少しエロい描写も書いてみましたが、初心者なので、分かりにくい所があったらご指摘ください。決して他意はないです…。
次回はリリ視点です。
「今日はやり過ぎたかな~」
今、俺達は2人が寝静まった後だと確認してからダイニングで守姫の入れた紅茶を飲みながら双子の話題について話していた。
俺とテーブルを挟んで正面に守姫、その左隣が攻武、俺の左隣が技姫というお決まりの位置だ。
因みにリリは俺の右隣、ルルはリリの向かい、つまり、守姫の右隣にいつも座っている。
「う~ん、今日の戦闘では王が異常に強いって事しか分からなかったぞ」と攻武が余計な事も言い、それに守姫も技姫もウンウンしていた……。
「でも、これを見ろ」
俺は今日の戦闘で使った右手人差し指を3人に見える様に前に出す。
早速、守姫が気付いたようで、
「あっ!人差し指の先っぽが少し火傷していて、指の真ん中の関節辺りに痣がある!」
「「…………!!」」
守姫が俺の怪我の事を言うと、攻武と技姫が食い入る様に俺の指を見て、
「おぉ~!マジだ…!」
「まさか、あの2人にこんな力が」
そう、俺の体は異常なくらい何もしなくても防御力が高いので、Bランク冒険者レベルなら何ともないのだか、その俺の防御力を押し切り、少しでも俺にダメージを与える事は最低でもAランク冒険者くらいの実力はある事になる。
「へぇ~。あの歳でAランク相当か……。将来が楽しみだな!王よ!!」
攻武は強い奴と戦える可能性が出てきて嬉しそうだ。
「これは育て方次第で主人には及びませんが、主人以外での人族最強も夢ではありませんね……」
技姫は冷静に2人の可能性を考えている。
そして、守姫はというと…、
(チュッパッ、チュッパッ、ペロペロ)
俺の傷のある部分を口に含み、舐めまくっている………。
口に含んで舐め回し、少し出して先っぽを重点的に舐め回してまた口に含んで舐め回す…。
一応守姫の唾液には治癒効果があるのだが、守姫は回復魔法も使えるので舐める必要は……、ない…!
その光景が少しエロくて、思わず魅入ってしまう……………。
その視線を感じ取ったのか、守姫が糸を引きながら指を抜いて、口元をニヤッとしながらペロッと舐めた…!
ああ、駄目だ!理性が!理性が!崩壊してしまう~~!
俺が葛藤して頭を上下左右に揺さぶっていると、守姫が耳元で、囁いた。
「ねぇ、ご主人様…。我慢は………、いけませんよ?」
(ブチッ)
それは俺の理性が音を立てて壊れた瞬間だった……。
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「さあ、今日はモンスター相手の修行をやってもらうぞ!」
俺は朝ご飯を食べているみんなに元気よく予定を告げた。
リリとルルはこちらを睨みつけ、攻武はニヤニヤ、技姫は朝から一回も目を合わせてくれないし、会話もしてくれないが気にしない!
因みに俺はスッキリと守姫はツヤツヤとした顔になっていた事は関係ない筈…!
昨日は……、もう…、色々と………、凄かったが、気持ちを切り替えて2人の修行をつけねば。
昨日の影響で日課の魔物狩りが行けなかったが、全然問題ない!
「さあ、食べ終わったら、家の玄関前に集合な!」
「「はーい」」
2人は適当に返しやがった。修行を厳しくしてやる……!
俺はそう、策略していた………。
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「アッハッハッハッハッハッハ!」
俺は今、家から2kmあたりの森の中で腹を抱えて転がり回りながら笑いまくっていた。
「ちょっと!!師匠!笑ってないで助けてくだ(ガウッ!!バゴォーン!!)さいお願いします!!」
「……っ!同じく…!」
2人は魔物の噛みつきをギリギリで躱し、俺に助けを求めていた。
2人は今、自分達より3倍くらいの大きさのライオンのような頭が2つにハリネズミのような針のある体に足はライオンがベースだが、炎、雷、風、氷属性がついた爪が一足4本あり、計16本の属性がついた爪を持ち、蛇の様な小さな穴のある尻尾が二本あり、時折、穴から水属性魔法"ウォーターカッター"をだす《オルライトス》に追われていた。
"ウォーターカッター"は上級水属性魔法で魔力次第で威力が変わるが、高圧水流を放出し、あらゆるものを切断する事が出来る。
そして、2人が追われている《オルライトス》はSSランク冒険者でも負ける事のあるかなり強い魔物で実際、魔王を一瞬で倒せる力を持っている。
当然、2人が敵うはずもなく、さっきから逃げ惑う様子を見て、俺は朝の仕返しと言わんばかりに笑って馬鹿にしていた。
因みに《オルライトス》は俺を無視している訳ではなく、一回俺に攻撃してきたが、初級風属性魔法の"ウィンド"をぶつけたら派手にふっ飛び、鼓膜が破れたので、標的を2人に絞ったという訳だった。
今ここにいるのは俺とリリとルルと《オルライトス》だけ。
守姫達は留守番と森の魔物の間引きをしてもらっている。
この森は定期的に間引きしないと溢れ出てしまうから大変だ。
「早く~!師匠~~!(ビィーーン)ああっ!今私の髪に一瞬掠ったよ!掠っちゃったよ~~!」
「お師匠様、本気でそろそろ…、ヤバイ………、かも…」
2人はギリギリ"ウォーターカッター"を避けながら、俺に助けを求めて来たけど…、
「今日の俺はスパルタだ!あいつに一発でも傷を負わせられたら助けてやる!!1人一傷な!」
「「そ、そんな~~!!!」」
珍しくルルも声をあげていた……。
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今回は、少しエロい描写も書いてみましたが、初心者なので、分かりにくい所があったらご指摘ください。決して他意はないです…。
次回はリリ視点です。
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