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深雪先輩の章

第3話 自己チュー部長が下級生を食い物にする

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(これまでのあらすじ……)

とある中学校に侵入したわたしは、そこで可愛い女子中学生たちの会話を楽しませていただきました。その後、3年の教室で女子中学生の制服一式を見つけたわたしは、その女子生徒の姿となり、その制服を心ゆくまで堪能したのでした。

**********

 少女の制服を見てしまうと、それを着てオナニーをせずにはおられない……それは女装家のサガでもありました。

 女装愛好家にも種類は様々あります。大別して自らを男性と肯定するか否定するかに分類されます。男性否定派はトランスジェンダーとして、意識まで完全な女性であることに主眼が置かれ、既に趣味嗜好の範疇から精神病理学の問題に変わります。

 男性の自覚のままで女装を楽しむ形態には様々なジャンルに分かれます。下着女装等の一部特定形態から完全女装まで、自慰目的秘密嗜好から完女生活公開嗜好まで、その程度で様々に分類されます。もちろん、わたしは自慰も性交もともに嗜む完全女装派です。

 ともあれ、わたしは、わたし自身の精液で汚れたパンティーを教室のゴミ箱に捨て、改めて魔法で新しいパンティーを出して、それに穿き替えました。そして、自慰で少し乱れてしまった制服を整えます。

 中学であれ、高校であれ、気持ちは新1年生が初めて制服に袖を通す気分で、わたしは制服を着ています。わたしは常に新しい感激で制服を愛しているのです。

(さてと……。それじゃ、今度はここの生徒として、堂々と校舎を歩いてみようかな。)

 わたしは、中岡優子の姿に実体化したまま、3階の3年3組の教室から廊下に出て、再び校舎の探索を開始しました。

 3年のクラスがそろっているこのフロアでは、どの教室にも残っている生徒はもういません。人気のない教室の机や椅子に、部活に行くために着替えたであろう女子生徒たちの制服が散見されています。

 そのすべてが見るからに美味しそうなわたしの好物ですけれど、今は中岡優子の制服を堪能している最中ですので、その景色眺めるだけで満足していました。

 2階は教職員室や校長室のある管理フロアでしたので、剣呑、剣呑……、危険ゾーンである2階には行かず、階段をそのまま降りて1階に行きます。

 1階には各教科の準備室や被服室、家庭科室、教材用具室などがあるようで、教室らしき部屋はありません。実科用教室たる家庭科室では、吹奏楽部が間借りして練習をしているようでした。人気のない校舎の中で、ここだけ大音量の楽器の音が賑やかです。

「賑やかね、これならここでオナニーしても、声を聞かれる心配もないし、……なわけないかしらね。ふふふっ。」

 そんな埒もない独り言をつぶやきながら、2階から1階に降りる階段の踊り場まで来た時です。なにやら真下に人の気配がします。

**********

「宏樹せんぱい……ダメです……こんなとこで……誰か来たらどうします。」

「こんな時間に、誰も来ないよ。来てもブラバンの下手クソなうるさい演奏で、わかりゃしないさ。」

「で、でも……せんぱい……。早くコートに戻らないと……。」

「いいから、いいから……。ちょっとだけ、ねっ。」

 そこには体操着姿の一組の男女がいました。

 男の子は白い半袖体操着に紺のハーフパンツ、短髪で顔立ちは普通、特にわたし好みの可愛い男の子からは程遠い顔立ちです。中学生にしては中年親爺のような、にやけたいやらしさがにじみ出ています。

 女の子は白い半袖体操着に白い総プリーツのYO●EX的なスコートで、中に紺のブルマを穿いています。アンダースコートを穿かずにブルマを着用するという所に中学生らしいうぶさを感じさせます。

髪型は中学生らしい短めのボブのヘアスタイルで、顔立ちは丸く頬もふっくらして、まだ幼さが残っています。身体もまだまだ小さいようです。

 どうやら、わたしと同じことを考える不埒者がいるようですね。しかも、よりによって下級生の女子とエッチしようとは。最近の中学生はなかなか進んでいます。しかも、AV並みに校舎の中でことに及ぶとは、なんとも不埒な不届き者です。

「いいんだよ、職員室で顧問と次の練習試合の打ち合わせしてることになってんだから、5分や10分くらい平気、平気。」

「えぇぇ~! 」

「今日は安全日だろ、ナマでやれると思うと、もう朝から早智恵ちゃんとやりたくてやりたくて我慢できなかったんだよ。」

「そんなぁ~! 」

 なんという男でしょう。麗しき愛の営みを、5分やそこらで済ますとは。しかも、ナマでやりたいからと。女性は男の公衆便所ではありません。恥ずかしさと怖さで、その少女は涙声に震えているではないですか。

 時間をたっぷりかけて愛を育んでこそ、歓喜の瞬間にお互いの身体がシンクロして、最高の官能を手に入れることができるのです。それを『5分』とは! 女性を冒涜するも甚だしい!

 ましてやまだまだ発育も途中の幼い少女にそのような非道は許されません。これは先刻の下着泥棒の悪戯とはわけが違います。

 わたしならば、喜んで1時間以上は少女の身体の開発にたっぷりと尽くします。であればこそ、少女は美しく羽化し、愛する男性とともに、快楽の幸せを心から享受できるようになるのです。

 それに話しから察すると、このバカ男はどうやらテニス部の部長のようですね。下級生にありがちな上級生への憧れにつけこんで、部長特権で下級生を食い物にするとは、中学生風情が百万年早いわ!

 このような男がいるから、悲しい女性が増えるのです。こんなガキをこのまま大人にさせてはいけないのです。これは厳しいお灸を据えてやらねばなりません。

「あ、……あんっ……せ、せんぱい……、お願いです……や、やめてください。」

「すぐ、終わすからさ。いいじゃん、学校でやるのも興奮するだろ。」

(ちゅば、ちゅば、……れろれろ、……ちゅーちゅー、チロチロ。)

 その身勝手な自己チュー部長は、そう言いながら早くも女の子の体操着をめくりあげ、ブラもずりあげて、まだつぼみの可愛い乳房に吸い付いています。

 こういう手合いは、勉強や部活はともかく、こういうことには呆れる程に動きが素早いものです。なぜにこのような男にたぶらかされてしまう女子が後を絶たないのか、不思議なことです。

「早智恵ちゃんのおっぱい、可愛いよ。」

「あ……ああん、……せんぱい、……だ、だめです……。」

 浅ましい程の醜いがっつきようです。これは厳しい教育的指導が必要です。とにかく、わたしは、男の子であれ、女の子であれ、品性も知性も感じられない美しくないものは大嫌いです。

 そうこうしている内に、とうとう男の手がテニススコートをめくりあげて濃紺のブルマに掛かります。男は少女の乳首にむしゃぶりつきながら、ブルマをずり下げると、白いパンティの中に乱暴に手を差しこみ、少女のクレパスに指を這わせます。

(おいおい、まだ早いだろ! )

 わたしが呆れてしまうほど、たいした前戯もなしに、自己チュー部長は少女のパンティをずりさげ、自分もハーパンとトランクスをずり下げて、イチモツを取り出しました。

「せ、せんぱい……わたし、まだ……。」

 少女の逡巡や躊躇にはお構いなしに、その自己チュー部長は、左腕で少女の右足を持ち上げ、あらわになった幼い膣口に自分のものをあてがいました。

(このバカ男! まだ濡れとらんだろうが! )

「えっ……だ、だめ……まだ……ヒイイイイッ! 」

(じゅぶぶぶぶ……ずぶっ……ぬぷっ……にゅぽっ……。)

「あっ! ……ああっ! ……いいよ! 早智恵! ……締まる! もう、逝っちゃうよ……ああっ! 」

 さすがに5分と言うだけあって、この自己チュー部長は身勝手なだけでなく、その上に早漏のようです。相手のことなんか、まったく斟酌ありません。自分が入れて出したいだけの最低男です。

「ああっ! ……すごい締まりだ! ……あっ! ……ああっ! ……逝く! ……逝く! ……逝く~っ! 」

 その時、頃合いを計っていたわたしは、右手で指をパチンと鳴らしました。

 その瞬間、その自己チュー部長は、右足を上げて股を広げた下級生の女の子を残し、かき消すようにその場から消失したのでした。

 同時に、右足を支えていた自己チュー部長の腕がなくなり、股間から突き上げて女子の身体自体を支えていた腰もなくなった少女は、たちまちたたらを踏んで、その場に尻餅をついてしまいました。

「え? ……ええっ! ……せ、せんぱ~い。どこですか~? 」

 わけが分からないその女子生徒は、パンティとブルマを急いで引き上げて、尻餅をついた格好からよつん這いになって周りをうかがいます。

 でも、そんなことをしても先輩が見つかる筈がありません。あなたの大事な先輩は、わたしがちょっと離れたところに飛ばしてあげましたから。あなたも早く目を覚ました方が良くってよ。

 わたしは階段をトントンと降りていきました。階段の裏側の空間にいたその少女は、あわてて見つからないように階段の裏側に隠れました。

 わたしはその気配を感じ、口の端に笑みを浮かべて、その少女には気づきもしない呈で階段を降りて右に向かう北校舎1階の傾向廊下へと進みました。

 家庭科教室で練習するブラスバンドの演奏で気配を隠していると思った少女が、通りすぎたわたしの後ろで、わたしの来た道を逆にたどり、こそこそと階段を登っていきます。

**********

(おわりに)

下級生を食い物にして、自分の性欲のはけ口としている自己チュー部長を見つけたわたしは、 その生徒を別の場所に飛ばしてやりました。
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