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26話① 街で、、、
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「こ、これは、、、どうしたのかな?」
ギルド長の顔が驚きで染まっている。
「それはレッドスパイダーです。この前殺ったばっかです。」
そう。
今、ギルド長にレッドスパイダーの魔石を見せている。
「この前?この前、殺ったのか?1人で?」
「ええ、そうですよ?当たり前じゃないですか。」
まあ、本当はジョバリと一緒に殺ったんだが、、、。
まあ、まだ言わない方が良いだろうな、、、。
「お前は化け物か、、、。これは元々S級の魔物だが、こいつはそいつらよりも高いレベルだ。もしかしたら、S+はいくだろうな、、、。」
「S+?」
なんだそれ?そんなの本に書いてなかったぞ?
「あぁ、知らないのか、、、。S+っていうのは、SS級くらいの強さはないが、S級よりは強い魔物の事を言うんだ。」
なんだろ、、、有難いとは思うんだが、、、。
説明する時の得意気な顔がなんか腹立たしいな。
「そうなんですね。初めて聞きましたね。教えてくださり、ありがとうございます。」
「おう!分からねぇことがあったらなんでも言ってくれ!!それと、その口調、素じゃねぇだろ?
素に戻せ!その方がいい!」
このギルド長、威厳とか気にしない人なのか?
まあいい。その方が俺も楽だ。
「分かった。そうしよう。」
「おう!で、これについてだが、、、レベルアップにも使えるぞ?本当に良いのか?」
それは聞いたことがあったが、、、。
やはり出来るのか、、、。
だが、今はレベルについてはそんなに困ってはいない。
売ってしまって良いだろう。
「あぁ、レベルについては別に困ってないしな。それよりも金がほしい。」
「そうか。分かった。だが、金は少し待ってくれ。これほどの魔石とまだまだあるんだろう?ギルドにある金だと足りない可能性がある。」
まあ、換金するのにも時間が必要なんだろう。
「あぁ、大丈夫だ。必ず渡してくれればいつでも良い。」
「そうか。分かった。すまないね。あと、ギルドカード作るか?いや、入れと言っている訳ではない。金を保管できるし、金を送ることも出来る。」
なるほどな。
金が出来たら、すぐに渡してもらえるということか。
入らなくても良いなら安心だな。
だが、俺に利があり過ぎる気がする、、、。
「有難いが、何故そこまでする?」
「強い奴は敵にしたくないし、媚び、、、というか恩を売っときたいしな。」
なるほどな。
何かあった場合は俺に頼める訳だ。
「分かった。ギルドカード作ってもらって良いか?」
「よし、分かった。ランクはどうする?換金するたびに上げるってことも出来るが。」
それは有難いなぁ。
そうすれば、また1から魔物を狩らなくて良いし、俺のレベルあった依頼が出来る。
「分かった。ランクも上げといてくれ。」
「分かった。だが、少し足す数字を減らさせてもらうぞ?」
「それで良い。ありがとう。」
「いやいや、こちらこそ。」
そして俺は契約書を作ってもらい、それをアイテムボックスに入れた。
その時にギルド長に質問されたのは言うまでもないだろう。
「さてと、、、これからどうしようかな?、、、ここらへん見て回るか。」
さっき見た裏路地を見るっていうのも良いかもな。
そこで差が分かるだろ、、、。
その前になんか食べよう。
少し腹がへった。飯の質をみるのも大切なことだしな。
どっか良いとこないかなぁ、、、。
あ、そういえば父さんにオススメされた店があった。
そこに行くか。せっかくだし。
確か、今いる通りにあるって言ってたからな。
フラフラしていれば見つかるだろう。
「おい!そこのフード被ってる坊主!この串買ってかね?ここのは上手いぞぉー!」
「いやいや、こっちの海鮮串のが上手いぞぉー!」
すげぇ、、、。
正直言ってこんなに発展しているとは思ってなかった、、、。
どん!
あ、キョロキョロしてたら誰かとぶつかったみたい。
「いってぇ!!うぅ、、、肋骨折れた!おい!どうしてくれんだよ!」
あぁ、、、うん、、、。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうも!こんにちはこんばんは!コロナです!
遅れて申し訳ありません。
最近少し忙しくなってきまして、また遅れてしまう可能性があります。
次回もよろしくお願いします!
ギルド長の顔が驚きで染まっている。
「それはレッドスパイダーです。この前殺ったばっかです。」
そう。
今、ギルド長にレッドスパイダーの魔石を見せている。
「この前?この前、殺ったのか?1人で?」
「ええ、そうですよ?当たり前じゃないですか。」
まあ、本当はジョバリと一緒に殺ったんだが、、、。
まあ、まだ言わない方が良いだろうな、、、。
「お前は化け物か、、、。これは元々S級の魔物だが、こいつはそいつらよりも高いレベルだ。もしかしたら、S+はいくだろうな、、、。」
「S+?」
なんだそれ?そんなの本に書いてなかったぞ?
「あぁ、知らないのか、、、。S+っていうのは、SS級くらいの強さはないが、S級よりは強い魔物の事を言うんだ。」
なんだろ、、、有難いとは思うんだが、、、。
説明する時の得意気な顔がなんか腹立たしいな。
「そうなんですね。初めて聞きましたね。教えてくださり、ありがとうございます。」
「おう!分からねぇことがあったらなんでも言ってくれ!!それと、その口調、素じゃねぇだろ?
素に戻せ!その方がいい!」
このギルド長、威厳とか気にしない人なのか?
まあいい。その方が俺も楽だ。
「分かった。そうしよう。」
「おう!で、これについてだが、、、レベルアップにも使えるぞ?本当に良いのか?」
それは聞いたことがあったが、、、。
やはり出来るのか、、、。
だが、今はレベルについてはそんなに困ってはいない。
売ってしまって良いだろう。
「あぁ、レベルについては別に困ってないしな。それよりも金がほしい。」
「そうか。分かった。だが、金は少し待ってくれ。これほどの魔石とまだまだあるんだろう?ギルドにある金だと足りない可能性がある。」
まあ、換金するのにも時間が必要なんだろう。
「あぁ、大丈夫だ。必ず渡してくれればいつでも良い。」
「そうか。分かった。すまないね。あと、ギルドカード作るか?いや、入れと言っている訳ではない。金を保管できるし、金を送ることも出来る。」
なるほどな。
金が出来たら、すぐに渡してもらえるということか。
入らなくても良いなら安心だな。
だが、俺に利があり過ぎる気がする、、、。
「有難いが、何故そこまでする?」
「強い奴は敵にしたくないし、媚び、、、というか恩を売っときたいしな。」
なるほどな。
何かあった場合は俺に頼める訳だ。
「分かった。ギルドカード作ってもらって良いか?」
「よし、分かった。ランクはどうする?換金するたびに上げるってことも出来るが。」
それは有難いなぁ。
そうすれば、また1から魔物を狩らなくて良いし、俺のレベルあった依頼が出来る。
「分かった。ランクも上げといてくれ。」
「分かった。だが、少し足す数字を減らさせてもらうぞ?」
「それで良い。ありがとう。」
「いやいや、こちらこそ。」
そして俺は契約書を作ってもらい、それをアイテムボックスに入れた。
その時にギルド長に質問されたのは言うまでもないだろう。
「さてと、、、これからどうしようかな?、、、ここらへん見て回るか。」
さっき見た裏路地を見るっていうのも良いかもな。
そこで差が分かるだろ、、、。
その前になんか食べよう。
少し腹がへった。飯の質をみるのも大切なことだしな。
どっか良いとこないかなぁ、、、。
あ、そういえば父さんにオススメされた店があった。
そこに行くか。せっかくだし。
確か、今いる通りにあるって言ってたからな。
フラフラしていれば見つかるだろう。
「おい!そこのフード被ってる坊主!この串買ってかね?ここのは上手いぞぉー!」
「いやいや、こっちの海鮮串のが上手いぞぉー!」
すげぇ、、、。
正直言ってこんなに発展しているとは思ってなかった、、、。
どん!
あ、キョロキョロしてたら誰かとぶつかったみたい。
「いってぇ!!うぅ、、、肋骨折れた!おい!どうしてくれんだよ!」
あぁ、、、うん、、、。
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どうも!こんにちはこんばんは!コロナです!
遅れて申し訳ありません。
最近少し忙しくなってきまして、また遅れてしまう可能性があります。
次回もよろしくお願いします!
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