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15話 教会で…

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俺は今日ようやく教会に来れた。
ここで神様に会えるかもしれない。
聞かなければならない事がたくさんあるからな。

そして、教会に来るのは俺だけではない。
今日または最近5歳になる子供達もいるみたいだ。
ただ、平民と貴族が別れているのか、今日が珍しいのか貴族だけしかいない。

さて、もう始まる時間だが…おっ!始まった!

「ようこそ。我が国の未来を作りし子たちよ。
君達は神に祈りを捧げ、力を手に入れる。
だが、その力は神の力。悪用する為ではなく、良き事をする為に使うよう祈っている。
さぁ、若き鳥達よ。その翼を使い、羽ばたく準備をしよう。まずは……」

ここからはよく覚えていない。長ったらしいし、難しい名前ばっかな為、記憶を排除した。
必要性はあまりないだろう。

「……アルス・テギシュ。ここに。」
お!俺が呼ばれた。
「はい。」
「さぁ、祈りを捧げよ。
そしたら、力と加護を授けよう。」
俺はもう貰っているからいらないが、とりあえず祈ろう。そして、会えるか検証だ。

そして俺は膝をつき、手を組み合わせた。
そして祈った。というか、呼んだ。
『神様?いますか?いたら返事して下さい。』
と。
その瞬間に光に包まれた。
気がついたら、白くて広いところにいた。
ここは間違いない。
俺が死んだ時に来た「この世とあの世の境目」というところだ。

「覚えていたのですね。」

後ろから聞き覚えのあるそんな言葉がかけられた。
後ろを向いたらそこにはやはり自称神様がいた。
ただそれは1人ではなかった。
何人かいた。
「ええ。それは勿論ですよ。それで?そちらの方達は?」
「あぁ。この人達も神に値するのですが、あなたを一目見て気に入り、力を貸したい。と言ってきた為連れて来ました。」
「よぉ~!」
「こんにちは!」
「やっほ~!」
「新しい人柄だな。」
「ども。」
「左から(上から)、武神・時空神・恋愛神・邪神・魔法神です。」
「初めまして。俺は…ってもう知ってますよね。で、力を貸したいというのは?」
「簡単に言うと加護です。それによりあなたが出来る事が増える事でしょう。」
あぁ…なるほど。う~ん…また変な力がつくなぁ。
特に恋愛神とか。
「嫌でしたら言ってください。帰しますので。強制的に。」
「「「「「え、酷くない(ですか)(か)!?」」」」」
「いえ、嫌という訳ではないので。」
これは本心だ。力がつくというのは悪くない。
「では加護を与えたいと思います。
………はい、終わりました。」
早っ!なんか全然加護受けました!って感じが無いんだけど。大丈夫かな?
「ではまた会いましょう。」
あ、また強制帰還だ。
そして俺は気が遠くなったと思ったら元に戻っていた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どうも。コロナです。
え?テンションが低いって?
んな訳無い無い。アハハハ。
さて、いろいろありまして、投稿が遅れたことをお許しください。
次回も読んでくださいね~。
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