ゲームの世界は異世界だから女体化とか、何でもありでいいよね？

第１章 過去の責任を生涯かけてとります！

第95話 我が家の女神様は、また華麗に変身！（３）

　そう敵の張角大師は王にはなってはいないから只の領主や盗賊の頭目と変わらない扱いで。僕達と同じで臣下扱いだから、自軍が総大将となった時の指揮と士気、気力範囲が王達と比べると狭く、魔法の恩赦も距離が短い。

　でも、こちらはみなさんも知っての通りで何太后さまが霊帝、皇帝陛下扱であり。董卓閣下も漢王朝衰退させた張本人だから魔王で王様扱い。

　そして只今黄巾党の後方部隊へと攻撃──。
　敵をかく乱している曹操孟徳は三國志一の英雄と言って過言ではない魏の覇王さまだから。
　何太后がマンションの近所にあるスポーツジムから帰宅後──。部屋の異変に気が付き。僕が閣下に寝取られ、奪われたと勘違いをし。ストーカーして、この世界にまで追っかけをしてくるまでは。
　僕は魏の覇王を御旗に据えるつもりでいた。

　でもみなさんも知っての通りで、余りにも何太后さまが孟徳に泣き叫び、御旗を代わってくれと嘆願をして駄々をこねるから作戦変更……。

　僕の口から孟徳に『孟徳、この埋め合わせはするから。今回は何太后さまに変わってくれないかな？』と両手を合わせ嘆願した。