ゲームの世界は異世界だから女体化とか、何でもありでいいよね？

第１章 過去の責任を生涯かけてとります！

第77話 乱世の奸雄立つ？ （２）

　だから孟徳と漢の衰退を嘆き。それを阻止しようと孟徳に手を貸していたのではないか？　と後世で言われている荀彧さんも、日本で駄女神さまと何進姉さんが居て、仲良くセレブな生活を送っていると聞き、安堵しているから。
　荀彧さんは直ぐに僕に手を貸してくれた。

　と、なれば？

　後漢命の人で、本来の主君になるはずの董卓閣下に謀反……。色々な策を使用して、最終的には董卓閣下や僕を討ち取ることに成功した王允先生も駄女神さまのためならば、えんや～♪　こら～♬　では、ないけれど。
　彼女も合点承知！　と、このエルフな麗しいお姉さも素直に手を貸し手くれると申してきたので。

「えぇ～と、中堅の隊は王允さんと曹仁、満寵まんちょうさんと牛輔がお願いね」と。

　僕が嘆願をすれば。

「中堅の王允さんと満寵さんは、前衛の軍師の四人の魔力が尽きそうになったら交代をお願いします～。それと曹仁殿と牛輔殿も先鋒の隊が混乱を生じたら交代でぇ～。それまでは弓により遠距離攻撃をお願いします～」

　この後も荀彧さんがみんなにテキパキと指示を出していくから。

「はい」

「は～い」と次から次へと返事が返る様子を僕は荀彧さんの真横で見つつ本当に彼女は学校の先生みたいだな？　と感心しながら思うのだった。


　◇◇◇