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第2章 再出発

第4話 転生後初です! (3)

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「……ん? ああ、決まっています」

エリカは俺の問い掛けに対してニコリと微笑むと。

「えぇ~と陛下~、これとこれ……。あの~、これと、これ……。それとあれもですが~、本当に陛下~、こんにも沢山買ってもらうのってよろしいのですか~?」

基礎化粧品から仕上げ用の化粧品迄と、色々な化粧品を購入する事になるエリカは自身の顔色を変えながら俺に尋ねてきたけれど。この日本で生活するのに女性には必需品だから。

「うん、大丈夫だよ」
俺はエリカに微笑みながら告げると。未だ困惑をしながら喧騒している人達の中にいるビューティーアドバイザーのお姉様達へと。

「あの、すいません。これを購入したいのですが。よろしいですか?」と声を掛ける。

「えっ!」
「あっ!」
「はい、申し訳御座いません……」
「お客様、今から直ぐにそちらへと窺います」

俺の問い掛け、嘆願を聞いたビューティーアドバイザーのお姉様達は「何?」、「何々?」と困惑しながらワイワイ、ガヤガヤと騒めく行為を辞め、こちらへと向かってくれた。


◇◇◇
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