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第35話 悪逆非道な男(2)
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「ぎゃぁ、あああっ!」
男一人が刹那……。
そう、この儂董卓仲穎は、人を殺し、消し去る事等へとも思わぬ男だから。先程からこの儂を見て震え慄くクソガキ……。男をなぁ、見せしめとして、儂の左手に呪術で貯めた魔力を魔法弾として放ち──この世界から抹消させた。
だからこの部屋にいるほとんどの者達……。
まあ、いまだに床に転がり呻る、李儒先生や樊稠……。牛輔と李傕、郭汜の三馬鹿トリオ以外の者達は更に自身の顔を青ざめ。
「きゃ~!」
「うわぁ~!」
「いや~!」
「嫌だ~!」
と絶叫を上げ、叫んだと思えば。
「上田君許して~」
「助けて~」
「お願い」
「お願いだよ」と。
この儂董卓仲頴へと今にも泣きだしそうな悲しい顔で命乞いをしてきたのだ。
だから儂もさてどうするかな? と思い。
ガキ達を虐めても仕方が無いから奴等を許してやるかな? と思う事は無い! 無いのだ!
男一人が刹那……。
そう、この儂董卓仲穎は、人を殺し、消し去る事等へとも思わぬ男だから。先程からこの儂を見て震え慄くクソガキ……。男をなぁ、見せしめとして、儂の左手に呪術で貯めた魔力を魔法弾として放ち──この世界から抹消させた。
だからこの部屋にいるほとんどの者達……。
まあ、いまだに床に転がり呻る、李儒先生や樊稠……。牛輔と李傕、郭汜の三馬鹿トリオ以外の者達は更に自身の顔を青ざめ。
「きゃ~!」
「うわぁ~!」
「いや~!」
「嫌だ~!」
と絶叫を上げ、叫んだと思えば。
「上田君許して~」
「助けて~」
「お願い」
「お願いだよ」と。
この儂董卓仲頴へと今にも泣きだしそうな悲しい顔で命乞いをしてきたのだ。
だから儂もさてどうするかな? と思い。
ガキ達を虐めても仕方が無いから奴等を許してやるかな? と思う事は無い! 無いのだ!
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