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第31話 あんな俺を見てくれていた奴もいたけれど。良くなってからの俺の事を見るようになった奴もいる(1)
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「マジか?」
「本当か?」
「嘘だろう?」
「冗談だよな~?」
過去の俺、情けない頃の俺の事を思い出しては相変わらず蔑み、侮る悪態をつくから。
俺はマジでこいつら……。先輩や他所の組の奴だろうと殴る、蹴るやろうか? と本気で思い。
自分の指をポキポキと鳴らそうとしたら。
「新作~、良かったなぁ~。可愛い頃のお前が好きだったと言ってくれる娘が現れたぞ~。マジで浅田と付き合えよ、新作~」
俺の肩に手を回しながら山中がいつものように揶揄しながら告げてきたではなくて、こいつ……。
山中の奴は本気な顔で告げてきたから。
『えっ! マジ!』と驚愕すれば。
「山中の言う通りだ、新作~!」
「浅田と付き合えよ~!」
「マジでこいつお前の事が好きみたいだぞ!」
俺の友人達……。大島も含めて皆が一斉に浅田推しへと変わるから「えっ!」と驚嘆を漏らせば。
「マジで大島や山中達の言う通りだって、山本……。実際浅田自身も本気で可愛いし。山本、お前自身も付き合うしかないし。なぁ、皆~?」
「うん」
「確かに」
「先輩達の言ぅ通りじゃけぇ、山中~。悪い事は言わんけぇ、浅田と付き合って~」
「うん、その方がえぇ~」と。
まあ、その他にもツレや先輩達、他のクラスの奴等の浅田唯を庇う声が俺の耳へと多々聞こえてきて。俺に今直ぐ浅田の恋を受け入れるように返答を迫る声も上がりだした。
だから俺自身も『不味いなぁ~?』と思う反面……。
浅田唯の積極性に対して『困った……。困った……』と俺は嘆いている癖に。こいつが俺の肩にさり気なくしな垂れかかり甘えてくる様子を心地良いと思い。
俺自身のさり気なく浅田唯の腰に手を回し、自分の物のように振る舞ってか〇ぱえびせんを頂いているから何ともいえないから。
『さて、浅田唯の返事をどうしよう?』と思えば。
《キン、コン、カン、コ~ン!》
授業が始まる鐘の音……。放送が聞こえたから。その日の俺は浅田唯の告白の返事をしなくて助かった。
◇◇◇
「本当か?」
「嘘だろう?」
「冗談だよな~?」
過去の俺、情けない頃の俺の事を思い出しては相変わらず蔑み、侮る悪態をつくから。
俺はマジでこいつら……。先輩や他所の組の奴だろうと殴る、蹴るやろうか? と本気で思い。
自分の指をポキポキと鳴らそうとしたら。
「新作~、良かったなぁ~。可愛い頃のお前が好きだったと言ってくれる娘が現れたぞ~。マジで浅田と付き合えよ、新作~」
俺の肩に手を回しながら山中がいつものように揶揄しながら告げてきたではなくて、こいつ……。
山中の奴は本気な顔で告げてきたから。
『えっ! マジ!』と驚愕すれば。
「山中の言う通りだ、新作~!」
「浅田と付き合えよ~!」
「マジでこいつお前の事が好きみたいだぞ!」
俺の友人達……。大島も含めて皆が一斉に浅田推しへと変わるから「えっ!」と驚嘆を漏らせば。
「マジで大島や山中達の言う通りだって、山本……。実際浅田自身も本気で可愛いし。山本、お前自身も付き合うしかないし。なぁ、皆~?」
「うん」
「確かに」
「先輩達の言ぅ通りじゃけぇ、山中~。悪い事は言わんけぇ、浅田と付き合って~」
「うん、その方がえぇ~」と。
まあ、その他にもツレや先輩達、他のクラスの奴等の浅田唯を庇う声が俺の耳へと多々聞こえてきて。俺に今直ぐ浅田の恋を受け入れるように返答を迫る声も上がりだした。
だから俺自身も『不味いなぁ~?』と思う反面……。
浅田唯の積極性に対して『困った……。困った……』と俺は嘆いている癖に。こいつが俺の肩にさり気なくしな垂れかかり甘えてくる様子を心地良いと思い。
俺自身のさり気なく浅田唯の腰に手を回し、自分の物のように振る舞ってか〇ぱえびせんを頂いているから何ともいえないから。
『さて、浅田唯の返事をどうしよう?』と思えば。
《キン、コン、カン、コ~ン!》
授業が始まる鐘の音……。放送が聞こえたから。その日の俺は浅田唯の告白の返事をしなくて助かった。
◇◇◇
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