俺と（従姉）姉ちゃんの良くある『今日から俺は？』の話だ。

第28話 告白（３）

　大島や山中、佐田……。その他のツレ達いわく、喧嘩慣れをしているか？　していないか？　の差らしいから。
　俺も喧嘩の数を熟していれば度胸がつき、喧嘩相手にビビらなくなり。直ぐに喧嘩に強くなるから心配をしなくていいぞ！　とは告げられたのだが。
　それでも小真面目な俺は学校帰り……と言っても？　大島達と遊ぶ為の合流をする迄の間に。他校のヤンキー達へと因縁……。

『お前、今俺の事を見てガンをつけただろうが～？　あぁ～！」と唸り、吠え──。

『ガン！』だよ。

　相手……。他校のヤンキーが俺に『はぁ～、お前～、何を言っているのだ～！？』と唸り、吠えてくる前に相手の顔へと一発入れて──。敵をビビらせ黙らせれば。直ぐに相手の顔へとワン！　ツー！　と顔面パンチを入れ──！　鼻血ブ～～～！　にしてやるか？

　俺の教科書が本当に沢山詰まったスポーツバッグで相手の横顔を思いっきり殴る。
　でッ、その後は、そいつを路地裏へと無理矢理連れていき、相手の身体中を蹴り回して、ああ～、さっぱり……。俺のその日のストレス解消する……。